8月6日(土)、夕刻に札幌から函館にバスで着いた私は、いったんホテルに入りました。そして、30年ぶりぐらいに函館山からの夜景を見ようと、ホテルから函館山ロープウェイの山麓駅目指して、歩きました。

函館はイカの街です。なので、マンホールの蓋もイカが描かれています。


また、函館市内は路面電車が走ります。札幌と同じく除雪を行うササラ電車も運航されます。路面電車、独特の信号が有ります。


今、「赤い×」が付いているので、路面電車は進めません。

その横にキノコのようなものが有ります。操車塔です。



1939年(昭和14年)に交差点での信号表示とポイントの切り替えを行うために建設されたものだそうです。1969年(昭和44年)には、6基も函館市内にあったそうですが、自動化等で廃止されて行きました。そして、この1基だけが、電車信号機の制御装置が置かれていたため、1995年(平成7年)まで残ったそうです。道路改良のため、移設はされましたが、この操車塔は形態保存されています。
ロープウェイの山麓駅の前に「元町配水場」が有りました。

土木学会推奨の土木遺産です。


函館の水道は、日本で2番目に作られた、近代水道だそうです。

管理事務所として、現在も使われているそうです。

こちらは、地下の配水池に行く入口でしょうか。

1989年(平成元年)、100周年を記念し、記念碑、噴水が設けられました。
