5月14日(日)、私は鹿児島市の観光で、仙厳園を訪れました。こちらが正門です。
第29代の島津忠義公が、1895年(明治28年)に造ったものだそうです。建材は樟だそうです。
こちらは、江戸時代、藩主とその嫡男だけが通ることのできた錫門です。屋根を薩摩藩の特産であった錫で葺いているそうです。
御殿と呼ばれる建物に着きました。
1658年(万治元年)に島津家の第19代、光久公によって建てられたそうです。増改築が行われ、幕末以降は国内外のお客をもてなす場として使用されたそうです。第26代の島津忠義公爵は、ここを本邸として暮らしていました。
玄関の間です。
日本の伝統的家屋は、光と影、陽と陰が調和していると思います。
薩摩焼の壺が置かれています。ロシアでニコライ2世が皇帝になった時、お祝いとして贈ったもののレブリカだそうです。
中庭が素敵です。
そして、最高だったのが、御殿から眺める庭と桜島です。トップの写真です。
謁見の間です。シャンデリアが有り、1884年(明治17年)に改築されて造られたものだそうです。
御殿を出た私は、素敵な庭の方を見に行きます。
その前に発電所跡が有りました。集成館事業に電気を供給するために造られたのでしょう。
曲水の庭や江南竹林等、異なる趣の庭が造られていました。