妻の父の初盆のため、私たち夫婦は、妻の実家の浜中町に行くこととしました。8月11日(日)は、厚岸町の民宿に宿泊予定です。札幌から真っ直ぐ行くと早く着き過ぎるので、30年振りぐらいに阿寒湖に行くこととしました。

大谷地ICから道央道に乗り、道東道に入ります。十勝平原SAで一休み。そして足寄ICを出ました。道の駅「あしょろ銀河ホール21」でまた休息です。

足寄町出身の松山千春氏の「空と大地の中で」の歌碑が有ります。


北海道で一番多いコンビニ、「セイコーマート」では、この曲が流れています。松山千春コーナーには、レコードジャケットやステージ衣装が展示されています。

その昔、足寄町の松山千春氏の家に行くのがブームになっていたことが有りました。
この道の駅、元はふるさと銀河線の足寄駅です。


車を走らせて、阿寒湖畔、到着です。


観光船まで、時間があることから、お昼を取り、湖畔を散策しました。マリモや可愛いグッズが販売されています。以前、人気だった「マリモッコリ」は見かけませんでした。




アイヌコタンも変わらず有りました。「以前より人が多い。」と思いました。

観光船に乗り、出発しましたが、あいにくの小雨です。



チュウルイ島到着です。

マリモが展示されています。「以前より、少なくなったな。」と思いました。絶滅危惧種Ⅰ類ですので、当然と思います。トップと下の写真です。


阿寒湖でマリモが発見されたのは、1897年(明治33年)だそうです。1952年(昭和27年)に国の特別天然記念物に指定されています。

阿寒湖のマリモ、2020年の調査で、直径5cm未満の糸状マリモが減少しているそうです。原因は水草の繁茂だそうです。直径15cm以上の大型球状マリモの生息数はあまり変化がなかったようです。アイスランド「ミーヴァントン湖」にも球状マリモが生息していました。しかし、2014年に絶滅したそうです。球状のマリモが生息しているのは、世界でも阿寒湖だけになったそうです。
