一昨年前の11月8日、長野県松本市内の郵便局訪問を終え、ホテルに入った私は、買ってきた日本酒のカップを2ついただきました。
1本目はトップの写真の「山清」の上撰カップです。
長野県東筑郡筑北村の山清酒造㈱が醸造しています。「山高く水清き信州」からこの銘を採用したそうです。山清酒造㈱は、創業は300年余りになるそうです。
もう1本は、下の写真の「高波」カップです。
長野県塩尻市の㈲丸栄酒造場が醸造しています。明治4年の創業だそうです。当初は「永楽正宗」という銘の酒を醸造していました。その当時は、今のように情報が全国には行きわたっていません。全国に同じ銘の日本酒があることも多かったようです。実は、この「永楽正宗」の銘も別のメーカーが既に商標登録されていたそうです。品評会でも優秀な成績を収めるなどしたことから、そのことが問題となり、昭和9年に今の「高波」の銘を変えたそうです。
気のせいかもしれませんが、私は、その土地で、そこで造られた酒を飲むとおいしく感じます。この日も長野県を充分あじわいました。
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