元町から北野の坂に私達は入りました。神戸観光の定番、異人館に行くためです。

途中にある、スターバックスで休憩です。

1907年(明治40年)にM.J.シェー邸として建設されたものだそうです。その後、テレビ小説「風見鶏」のモデルになった、ドイツパン職人ハイリンヒ・ブルグマイヤー氏の所有になったそうです。阪神淡路大震災で被災し、壊される予定だったものを神戸市が寄贈を受け、移築、修復したそうです。国登録有形文化財に指定されています。2009年(平成21年)より、スターバックスが営業しています。
レトロな中で、飲むコーヒーは美味しいです。


風見鶏の館に着きました。


中を見て、今度は萌黄の館に行きました。

「昔は、暗かったから譜面を見るため(ピアノを弾く時には、鍵盤は見ません)、ピアノにも燭台が用意されたのかな?」と考えました。

さらに急な坂を上りうろこの家に着きました。入口での凍ったおしぼりのサービスに感動しました。


中はアンティークな素敵な洋室となっています。



洋食器も飾られています。かなり高級なものなのでしょう。


うろこの家は、外壁の天然スレートが魚の鱗のように見えることから、名付けられたそうです。最初に公開された異人館だそうです。1905年(明治38年)頃、高級借家として建設されたとのことです。現在は国指定登録有形文化財です。
うろこの家は、向かって左側の塔は、美術館になっています。そこからの眺めです。


庭からの眺めはトップの写真です。

いのししの像が有ります。

鼻がテカテカになっていますが、この鼻をさわると幸せになるのだとか。
赤い公衆電話ボックスも有ります。イギリス製のものだそうです。

「昔、CMでトシちゃんの曲をバックに聖子ちゃんが赤い公衆電話ボックスで電話していたよね。」との会話になります。私達はそうした世代です。

神戸市内には旧居留地38番館の所にも赤い公衆電話ボックスが有るようです。
異人館めぐりは、ここで止め、北野の阪を降りてきました。
妻が、街路樹を見て、「あら、これ、オリーブじゃない。」と言いました。


私は昨年、3回もここを通っているのに気が付きませんでした。この辺りが、男性と女性の差だなと思います。「本当だ。実が成っている。」


マイ・オリーブ運動の標識が掲げられています。

「インターナショナル オリーブ アカデミー 神戸」がオリーブによるまちの景観づくり活動として植えているようです。日本で最初のオリーブオイルの搾油は神戸でなされたそうです。1882年(明治15年)のことだそうです。福羽逸人氏の指導で、神戸阿利襪園が栽培したものだそうです。
私達は、この後、ホテルに入り、夜景を見に行く準備をしました。
