Rhubarb & Strawberry Dome
コルドンブルーの本に載っていたこのケーキ、前から作ってみたいと思っていたのです。本の写真とはだいぶ違う姿になってしまいましたが・・・。この写真だと大きさがよく分かりませんが、直径15cmあります。
ルバーブを使ったのは初めて。日本ではあまり見ないし、アメリカでもなぜか使ったことがなかったのです。
固い茎なのですが、お砂糖と一緒に火にかけたらあっという間に柔らかくなりました。そのルバーブのコンポートを、セルクルで大きく焼いたダックワーズの上に乗せます。
この上に、ドーム形(小さいボールを使いました)に固めたいちごのクレムー(ムースっぽいけど生クリームは泡立てていないもの)をかぶせてあります。クレムーの中にはイチゴのセミコンフィが入っています。
セミコンフィは、加熱時間を減らし余熱を利用しながら糖分を浸透させることで果実の持ち味を守るテクニックなんだそう。ジャムにすると果肉が崩れてしまいますからね。ということで、かなり濃いめのシロップを作り、イチゴと一緒にちょっと火にかけ、完全に冷まし、また火にかけ、冷まし、というのを4,5回繰り返してやっと出来上がります。
ダックワーズを焼いて、ルバーブのコンポートを作り、イチゴのセミコンフィを作り、イチゴのクレムーを作り、これらを組み立ててやっと出来上がり、と折角手間をかけて作ったのに、あまり私好みの味じゃなかったです。仕上げのナパージュもムラになってしまい見た目もいまいちだし、悲しい・・・。