花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

軽井沢・「鹿島の森」

2008年06月06日 | 旅日記
軽井沢の宿で美味しい夕食を戴き、地ビールで乾杯しました
更にお部屋に戻ってから、私が持参したオーストラリアワインを開けて再び乾杯
1年半ぶりの再会に夜が更けるまで話し込みました。



翌日はテニスをする予定でしたが、ラケットは借りられてもシューズがないことに気がつき諦めました

鬼押し出しや白糸の滝は以前見ているし・・・
万平ホテルや軽井沢銀座も何度か行っているし・・・
新潟組の希望で「鹿島の森」に行く事にしました。

静けさと風格をたたえてきた旧軽井沢の面影を残す鹿島の森・・・
その一角にあるリゾートホテルのお庭です。
カラマツ林に囲まれた1万坪の敷地内は萌黄色の色彩にあふれていました



この新緑の中でコーヒーを戴きお喋りを楽しみました。
オープンデッキで緑の風を感じながら飲みたかったのですが、ちょっと寒かったので室内に入りました。

夜更けまでお喋りをしていたのにまだまだ話し足りません

フジの花が咲き、オレンジ色の山ツツジが鮮やかな色を添えています


<>

一番左側に見えるガラス戸の向こう側がレストランです。
前日のお天気に恵まれた日曜日にはここで結婚披露宴が催されたようで・・・
一般客は利用できませんでした。
軽井沢の自然の中で、緑と一体になっての結婚式も忘れられない思い出が残るでしょうね。

マウスオンでご覧下さい
私たちは少女の頃に戻って、このお庭で撮影会を催し、お互いの姿を写しあいました
「ハイ!両手でお尻を持ち上げて姿勢を正し、片足を半歩引いて顔は正面よ~」
みんなの笑顔が輝いてポーズも決まりましたね
50年近いお付き合いの大事な友人達です

30代の頃まではノートを廻して、交換日記などを続けていました。
主人の転勤で札幌に引っ越した時はこのノートが待ち遠しくて・・・
新しい土地での生活に不安がいっぱいでしたから、友の息づかいが感じられる文章をむさぼるように読み、そして私も書きました。


<

コーヒーを飲み、ひと遊びしてからレストランでランチタイムです
マウスオン・クリックで3枚の画像をご覧下さい

パスタセットをいただきながら、語らいは更に続きます。
自宅の敷地内に娘さん一家の家を建てて、老後の計画もバッチリな新潟のS子さんは最近大掛かりな身辺整理を済ませたそうで・・・
古いアルバム類も処分したそうです。
その中に昔廻した交換ノートもあったとか
嗚呼!青春時代の思い出が残るノートをもう一度見てみたかったな~~~



食後のお散歩はホテル敷地内にある「御膳水」に行きました。
明治天皇がこの水をご飲用されたところからこう呼ばれているそうです。

うっそうと茂る緑の中、すぐ近くの「雲場池」まで小川のように繫がっているようでした。



江戸時代にはこの軽井沢も中仙道の宿場町だったようですね。
避暑地としては、明治時代(1886年)、カナダ人の宣教師が故郷のスコットランドの風景に似ているということでこの地に別荘を建てたのが始まりだそうです。



ホテルのロビーでタクシーを待つ私たち。
睡眠不足の上に話し疲れて・・・
軽井沢銀座でのショッピングもパスして、そのまま駅に向かいました。

前回の「越後湯沢」ではちょっと話し足りなかったけど、今回は充分にお喋りが楽しめましたね。
以前には出なかった「孫」の事、自分達の老後の事など・・・
考えさせられるお話しがたくさん出ました。

思い出の品々が捨てられなくて、身辺整理が遅々として進まない私ですが
老いてからでは押入れ整理も大変と聞いています。
今から始めなくては



萌黄色の軽井沢から戻ったら、すぐに入梅となりました
新潟の友人達に戴いたお土産の「笹団子」を食べながら、楽しかった2日間を思い出しています。

親しい友の居る新潟は私にとっては第2のふる郷です。
甘い笹団子の中に懐かしいふる郷の思い出が詰まっていました。

※「鹿島の森」の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする