花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

梅雨の鎌倉・「明月院」(その2)

2008年06月11日 | 鎌倉散策

「明月院」の後庭園では、ハナショウブの華麗な競演が楽しめました。

着物の柄のような粋な模様のハナショウブ・・・
この黄色いスジが特長とか。
良く似たアヤメはこの部分が網目の模様なんですね。


<>

時々降り出す雨の中、しっとりとした美しさを見せてくれました。
マウスオンでご覧下さい

もう一つの良く似たお花「カキツバタ」には、ハナショウブと同じように花びらの付け根に白いスジがあるそうですが・・・
違っているのは葉っぱ。

ハナショウブの葉は、上の写真のようにお花より短め、そして中央に葉脈が入っているのですが、カキツバタの葉はお花より長くて、葉脈がなく垂れる事が多いそうです。
う~~ん、果たしてすぐに見分けられるかしら?
自信がありません。

< < < < <

non_nonさんのソースをお借りして今回見たハナショウブの一部を纏めましたので、小さな画像にマウスをあててスライドショーでご覧下さい。

一番簡単な見分け方としては・・・
ハナショウブは大輪咲き、カキツバタは中輪咲き、アヤメは小輪咲きと区別すれば良いそうです。
確かに「菖蒲園」のお花は大きくてとても華やかですものね。

ちなみに端午の節句の時に入る「菖蒲湯」の葉は、ハナショウブの葉とは別物だそうです。
複雑なお話ですね。
そしてアヤメを漢字で書くと菖蒲となるんですものね



若い二人連れ、ファミリー、女性のグループ、そしてカメラを抱えた単独の男性(私もその仲間ですね)・・・
雨模様のお天気にも関わらずどんどん人が増えてきています。

そんな人々を慈悲深いお顔で見守っているお地蔵様のお姿に目が止まりました。


<>

マウスオンでご覧下さい。
アップのお顔の美しいこと・・・
美男子で有名な「長谷の大仏様」に並びますね



私はもう一度花園を一回りしてから、丸窓の前の庭園を拝見し本堂に戻りました。

この右奥のお座敷でお茶を戴きながらハナショウブを眺めている方々がいましたが・・・
どうしたらこの特等席のお座敷に入れるのか?
ネットで調べてみたら「ユニセフ募金をしたら、このお座敷からお庭を鑑賞できる」と書かれていました



鎌倉十井のひとつ瓶の井戸や明月院やぐらなどを見てから階段を下ります。
山門は登り専用になっていました。

アジサイはまだまだ咲き始めという所ですが、観光客の姿はますます多くなってきたようです。

私は目的の「夏ロウバイ」を見ることができた上に、満開のハナショウブを堪能し・・・
「満足!満足!」と、足取りも軽く明月院を後にしました。


アジサイ寺に向かう狭い道路には、相変わらず大勢の観光客があふれていました。
その中をスイスイ走る人力車は鎌倉の名物となっているようですね。

写真中央に写っている車夫さんは、有風亭の青木登さんでしょうか?
脱サラして25年、初代人力車夫として活躍し今や伝説中の人物と、jisamaさんから聞きましたが・・・

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする