花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

真夏の夜の夢「月下美人」

2011年07月14日 | 花シリーズ

7月11日の夜、我が家の「月下美人」の花が咲き、一晩だけのファンタジーを楽しみました

トップの画像は午後11時、満開の「月下美人」です。

午後4時半「今夜こそ咲く」と確信しました。午後6時半、蕾が更に大きく膨らんできました。

早速撮影用に白熱灯の電気スタンドを2本準備し、
外のデッキに置いてある「月下美人」の鉢の横にカメラの三脚を立てました。

午後8時過ぎ、蕾が開き出しました。中のシベが見えています。

「月下美人」はサボテン科の多肉植物で、原産地はメキシコなどの中南米
夏の夜、白い大型の花を咲かせますが・・・
花を付けるまでに3年くらいかかります。

我が家の「月下美人」は4年前に、「自彊術」の仲間から株分けしたものを戴きました。
去年、初めて小さな花を咲かせましたが、気がついたのはお花が終った後でした
今年こそは見なくては

午後9時半、大分お花が開きましたね午後10時、満開に近づきました。


午後10時半、満開になりました
芳純な香りが辺りに漂っていましす。
「月下美人」という花の名前がピッタリですね。


昭和天皇が皇太子時代の1923年に台湾を訪れたとき、「この花の名は?」と質問し、
隣にいた田(でん)台湾総督が「月下の美人です」と答えたことからこの名前が定着したそうです。


お花の直径は15cmくらいあります。

「孔雀(くじゃく)サボテン」の一種で、姿かたちも良く似ています。
昼に咲くのが「孔雀サボテン」、夜咲く花が「月下美人」ですね。

日本に流通する「クジャクサボテン」はこう配種が多いけど、
「月下美人」は原種のままだそうです。


白熱灯の光の中、フラッシュ無しで撮りましたので、少々ベージュがかって写りましたが
陽の光の下で見たならば、妖精のような真っ白なお花のはず・・・


午後11時屋根に隠れていた月が見えてきました。
この日の月はカレーパンの形をした上弦の月でした。


午後11時半、まだまだデッキには良い香りが漂っていました。

充分堪能した「月下美人」、寝る前の12時半に見納めとしましたが、
その時もまだまだ闇の中で不思議な魅力を振り撒いて咲いていましたよ。

翌朝見たら、シンナリとしぼんで垂れ下がっていました。
この花弁は食べられるらしい・・・
天ぷらが美味しいと聞きました。
食べたら美人になれるでしょうか

翌日も2つ目の、少々小ぶりの「月下美人」のお花が咲きました。
良く見ると小さな蕾みがもう一つあり
まだまだ真夏の夜の夢のような時間が楽しめそうです。

        

梅雨が明けて以来、毎日ギンギンの太陽が照りつけ、酷暑が続いています

家中で一番風通しがよくて涼しい場所は和室の廊下と知り、
ここにミシン用のテーブルを買ってきて置きました。

南側ですが、藤棚の葉が茂って太陽の光を遮ってくれるのです


仕事を辞めて、新しく二つのお教室に通い始めました。
二つとも第二週目にあり、従来から続けている「ヨガ教室」も同じで
今週は暑い中テンヤワンヤです。

カメラ教室の他に何を始めたかって・・・・?
ごく実用的な断捨離目的の、ミシンを使うお教室に入りました。

お稽古が無い日の午前中、掃除洗濯の後はここでもっぱらミシンをかけ、
午後から親の施設や病院に顔を出し、買い物や銀行周りをして家に帰るのが4時半過ぎ・・・

それからようやくクーラーのスイッチを入れて、
暑い中の外仕事でヘロヘロになって帰ってくる夫のために部屋の中を冷やします。

こんな生活でこの夏は無事に越せるのでしょうか?


我が家の庭では、真夏の太陽の下で燃えるようなオレンジ色の「ヤブカンゾウ」
にぎやかに咲いています。

二階の私の部屋は三方に窓があり、日当たりが良すぎて日中は灼熱地獄
パソコンも1Fのミシンの机に持ってきましょう。

去年は暑さにやられて、PCを2度も直しに出した経験がありますので、要注意ですね。

コメント (34)
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