5月最後の日曜日は今にも雨が降りそうな曇り空でした。
厚手の上着が欲しいような寒さの中、
前の週に箱根を一緒に歩いたKさんとバラを見に行きました。
横浜駅西口の天理ビル前から出ている無料のシャトルバス(TVKハウジングセンター行き)に乗り
今年の3月にオープンしたばかりの「バラクラ イングリッシュガーデン」に行ってきました。
しかし目的の「バラ」の見頃は過ぎていて、アップに耐えるお花はほとんどありませんでした
先週の連日の雨で、花びらは傷み、シミそばかすだらけ・・・
何だか自分を見ているようで辛かった
(自分をバラに見たてているわけではありませんのよ。歳の事を申しているのでございます)
シミや傷が気になるバラが多く | ミニのツルバラが辛うじて元気でした |
箱根の「山のホテル」でバラのアイスクリームを食べながら
「箱根のバラはまだ蕾みだけど、横浜の街は今が盛りよね。どこかのバラ園に行きたいわ」
とKさんがつぶやきました。
私はザックの内側のコーティング部分が劣化してポロポロと剥げる粉を払いながら
「このザックもいよいよ処分だわ。横浜の好日山荘で買おうと思うのでそのついでに見に行こう」
と即決しました。
そしてやって来たのが、横浜駅に程近いこの「バラクラ・イングリッシュガーデン」です。
施設の詳しいことはURLでご覧下さい
ここにはバラ以外にも珍しいお花がたくさん咲いていましたので
アルバム風の「デジブック」にまとめました。
デジブック 『横浜・バラクラ』
園内の風景とお花の画像ですが、1分で終わる短いものですのでご覧下さい。
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ローズガーデンは少々淋しかったけど、こちらはお隣のホワイトガーデンです。
マウスオンでご覧下さい
「この先だけ繫がっている椅子は中年夫婦用ね。フフフフ」
Kさんが笑います。
「たま~に相槌を打つだけで、お互い全然違う方向を見ているのよね」
と私も頷きました
ホワイトガーデンで、この白い一重のバラを見つけてカメラを向けたとき、突然
「幕山のハコネサンショウバラが咲く頃がすばらしい」と
去年の秋に登った時、ボランティアガイドのおじさんに言われた事を思い出したのです。
”やっぱり私達は自然の中で生き生きと咲くお花の方が好き”
私はすぐに手帳に書きとめてあったガイドのおじさんに電話しました。
「昨日辺りから頂上や周遊道に咲き出しているよ。来週の土日までが見頃だと思う」
との答え・・・
でも、Yさんと都合が合うのは翌日の月曜日、つまり今日しかない
前日まで、夕方からのシフトの仕事を一週間続けた私
「もうヘロヘロで体力に自信がないわ」
でも諦め切れない二人です。
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こちらは英国式と日本式を融合した「日英友好150周年」をテーマにしたお庭です。
マウスオン・クリックで3枚の画像をご覧下さい。
ガラスで作られた「水琴窟」の音色が、何ともいえず心地よかったです。
池の右手にはハナショウブ
左手に濃いピンクの一重の「シャクヤク」が咲いていました。
今回も相変わらず話はあちゃこちゃと飛び、ヒンシュクを買いそうですが・・・
主人の大学時代のゼミ仲間(女性)が、お金持ちのイギリス人と結婚して未亡人となり
ロンドンに遺された広い邸宅をB&B(朝食付き西洋民宿)として営業しているそうです。
その広大なイングリッシュガーデンの一角に「和風庭園を作って欲しい」と以前から頼まれていました。
「いずれ夫婦で観光方々下調べに行きます」と返事をしていたら
「友人が6月に遊びに来る予定で湖水地方のコテージを予約したが、こられなくなったので使いませんか?」
との主人宛のメールが3月に
私はエジプトから帰ってきて間もない上に、父の癌騒ぎでバタバタしていて、
メールが届いた時は「気力・体力・財力・時間」すべてにおいて、とても行けるような余裕なし・・・
初夏のロンドンはさぞかしバラが綺麗でしょうが、今年もイギリス行きの話は消えました
せめてこのお庭の画像を写して主人に見せたら、ロンドンの庭の設計の参考になるかしら?
「何だ、これ」と言いそうですわ。
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一番奥のナチュラルガーデンは広い芝生を取り囲むようにお花と木々が植えてあります。
今の季節は「カンパニューラ」が綺麗でした。
マウスオンでご覧下さい
去年TVでドラマ化された倉本聡の「風のガーデン」に、たくさんのカンパニューラが登場しましたね。
あの舞台となった花園を見に、富良野に行きたいとYさんはつぶやきました。
彼女は私の数倍もお花大好き人間なのです。
「これは何の木?」「気になる木」
2人で話していたら、そばを歩いていた女性が
「スモークツリーでしょう」と教えてくれました。
山と同じ様に、お花を見に来る方々はすぐに話が通じて仲良くなれますね。
私は写真では見たことがありますが、実物は初めて見た木でした。
入園料1000円(平日は800円)は少々高く感じますが、私たちは1時間半ほど様々なお花を見て
再び横浜駅西口に戻り、「和風ビュッフェ」のお店でランチをしてから
「山の店・好日山荘」に行きました。
でも、以前あったところにお店が無い
「鶴見の石井スポーツも閉店したと聞いたし(経営母体が代わり再び開店)、ここも無くなったの」
どうやら駅の近くに移ったらしい・・・
お店も以前より広くて立派になっていました。
9年前に買った古いザック | この日買った新しいザック |
20ℓの日帰り登山用の赤いザックは一見傷んでいませんが、中がボロボロです。
今回もメーカーは違うものの同じ大きさと形のザックを買いました。
希望は超軽い570gの「ジェーンリバー」(アディダス製)だったのですが、
冬にはダウンも入れなくてはならないし、フタがあるタイプの方が使い慣れているし・・・
ということでYさんと相談しながら30分で決めました。
新しいブルーのザックを背負って、幕山の「ハコネサンショウバラ」を見にいきたかったけど
今朝は疲れて「山」に登る気力が出ませんでした
ユニークな名前ですね。
でも、内容は花好きのものを
引きつけるだけの雰囲気を
十分感じさせてくれるものでした。
都会にあってはこのように人工的
なものでも貴重な緑と草花です。
憩いの場として親しまれるのでは
ないかと思います。
さて、ザックを新調とのこと。
これから前任のザック同様肩に馴
染み、5年10年とお供をしてく
れると良いですね。山は晴天。
心も晴天。今朝の佐渡は快晴です。
私の近くの西武ドームでも5月14日から19日
まで「国際バラとガーデニングショウ」という
イベントがありました。
時間がなくて見に行けませんでしたが、なかなか
盛況だったようです。
ハコネサンショウバラは芦ノ湖の湖畔でも見ること
ができます。
ここなら平地ですから、ゆっくり歩いて鑑賞できます。
都合がついたら見に行ってください。
時々仲間入りさせてもらいながら歩いたような。
そして一緒にリュックを買ったような気分になりました。
イギリスですか。中々・・・遠い事ですね。待っておいででしょうよ。
一番楽しかった会話は、夫婦の椅子です。仲間入りしてもっと聞いてみたかったです。
このはなし、こちらでも皆さん楽しそうにやってます。聞いてます。楽しいです!
結局、落ち着く先は「女友達ってサイコー」って所です。良い一日でしたね。楽しませて頂きました。
今日はお忙しい所、写真展にお出かけ頂きありがとうございました~^0^/
お互いに初対面とはとても思えない親しみを感じ、とても嬉しかったです。
丁度山小屋さんのお見えになっている時でラッキーでしたね~♪
「横浜・バラクラ イングリッシュガーデン」、こう言うところが出来たのですね。
私はバラの館、駒込の「古河庭園」に出かける積りでしたが、今年も機を逸しました。
↓去年も拝見しましたが、ツツジも見事でしたね。
先ずは本日のお礼まで、ありがとうございました。
言い訳しなくても分りますわ、同じくですもの
ホワイトガーデンの白い椅子を見てのお友達との会話にも納得です。
今回のイギリスのお友達からのお誘いは残念でしたが
本場イングリッシュガーデンに負けない素敵な和風庭園をと
ご主人はいろいろと構想を練っているのでしょうね
「風のガーデン」のあの庭は
お花好ならだれでも訪れてみたい場所ですね。
紅さんが呼んでくれたようです。
まるで、スモークツリーの煙にまかれたようでした。(笑)
帰ってからデジブック、拝見しました。
園芸種が多かったですね。
今度はどこかの山でお会いできるといいですが・・
元気に歩いてください。
同じ系列の蓼科のイングリッシュガーデンが有名のようです。
横浜駅からバスで10分のところにある手軽さが便利ですが
まだまだバラの背丈も小さくこれからという感じです。
これからはどんどん足腰が衰えていく年代ですが、新しいザック、これから10年は使っていきたいですね。
特に女は魅了されますね。
今回行った「イングリッシュガーデン」は出来たばかりで、まだまだバラの木も育っていませんし、
時期も遅かったので期待はずれでしたが、横浜には「港の見えるが丘公園」のバラ園が昔からあり有名です。
目の前がイギリス館ですから、ロケーションも良い・・・
今回は偵察の意味で新しいところに行きましたが、お薦めは断然「港の見えるが丘公園」ですね。
今日も良いお天気で気持が良いですね。
ハコネサンショウバラ、家にあるのですが
今年は失敗したのか蕾が全然咲いてくれません。咲くといっても一日花ですから直ぐに散ってしまいます。金時山にもありましたよね。
私も昨年新しいリュックを買いました。
でも最近足が弱ってしまって中々出番がありません。
「あれあれ、それそれ」で意味が通じてしまうから不思議です。
昨年、我が家の主人は膝が痛いとかで「山はパス」宣言をしました。
その代わり「ゴルフ三昧」です。
こうなるとお互い興味を示すお楽しみは全く違う所にあり・・・
この椅子を見て笑ってしまった次第です。
ロンドンのイングリッシュガーデンの一角に日本庭園を作るお話しは2~3年前から出ていて、
「パースの次はロンドンだぁ~!」と主人も結構乗り気なのですが・・・
気候が反対のオーストラリアと違い、ロンドンの良い時期は、
主人の日本での仕事が一番忙しい時期と重なりますから中々実行には至りません。
ところで昨日、ブログのお友達の写真展会場で山小屋さんに会いました。
とても楽しい方でしたよ。