「篭の塔山」を下ってから今度は「池の平湿原」に行きました。
トップの写真は「雲上の丘広場」(2110m)から眺めた湿原の風景です。
右側に「鏡池」が見えていますね。
入り口を入るといきなり見慣れないお花に出会いました。
駐車場で戴いた「池の平湿原・花ごよみ」というチラシには「シャジクソウ」と書かれています。
マメ科でしょうか・・・
私にとっては初めて見るお花かもしれません。
一昨年の8月に来た時は一面に「ヤナギラン」「クガイソウ」「マツムシソウ」と咲き乱れていたお花畑ですが、それらはまだ見られず・・・
この7月23日には名残の「アヤメ」が咲いていました。
網の目模様の「アヤメ」をアップでご覧下さい。
お花畑にはアヤメの他に、とても地味な色合いのお花が咲いていました。
図鑑で調べてみると「シュロソウ」と判りましたが・・・
こちらも初めて見たような気がします。
百花繚乱の花園は見られませんでしたが、初物に対面できて満足です
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マウスオンでご覧下さい
手にしたチラシには「タカネナデシコ」と書かれています。
ネットで「池の平湿原のお花」を調べてみると「カワラナデシコ」と紹介されています。
どちらがどちらでしょう?違いが良く分りません
他に色の濃い「エゾカワラナデシコ」もありました。
山のお花の写真をたくさんアップしているルンバルンバ先生によると「カワラナデシコはヤマトナデシコ」とも言うそうです。
「あら!私のことだわ」って思わず呟いてしまいましたが(笑い)
先生は続けて「葉の奥で控えめに咲いているイメージですが、日当たりの良い所に咲く明るいお花なのです」と書かれています
「村界の丘」からは、午前中に登ってきた東西の「篭の塔山」とその右に連なる「水の塔山」が見えました。
山の向こうの群馬県側から、どんどん雲が立ち登り広がっていました。
「雲上の丘広場」方面に歩いて行くと蝶の姿が増えてきましたが・・・
「ハクサンフウロ」の蜜を吸う「ヒョウモンチョウ」
前回来た時はこの蝶が乱舞していて、追い払いながら歩いた覚えがあります。
綺麗な色をした「アサギマダラ」を見たのは下の湿原だったかしら?
「ハクサンフウロ」と「アヤメ」の群落のあるお花畑を通り過ぎると、見晴らしの良い「雲上の丘広場」でした。
陽が出たり翳ったり、雲の動きはめまぐるしく変化していました
高原に咲く花、山の緑、澄んだ空気の全てが揃っているからでしょう。
猛暑日が続く下界で暮らしていると、高原の涼風がたまらなく恋しいよ。
ウワァ~^^!なんて美しいんでしょう。
↓コマクサがいっぱい。やわらかい色のハクサンシャクナゲ!
なんだか・・・シアワセなワタクス!山はいい!お花はいい!
5泊6日の孫ソードーから解放されました。
いえ、たいそうなことではないのです。当たり前に仕事しながら空いた時間で行動しただけなのです。それで、ブログとは離れてしまいました。
今日、こうしてやっと戻って着ました。
一人では決して味わえない山の世界、美しい花々に魅せられています。今夏は貴女に安らぎを戴いています。この可憐な花々は人々の心を潤す、不思議な魅力のある花たちですね。そのことを教えて下さった貴女と山小屋さんに感謝のワタクスです。すぅ~~、ふぅ~~!(深呼吸ですダス^^)
この湿原の入口あたりのササが随分気になりました。
湿原から乾燥地に変わる過程のように思えました。
ササが増えると他の植物がダメになります。
鏡池の周辺だけが僅かに湿原の様相を残していました。
ナデシコは「タカネナデシコ」のようです。
タカネナデシコは花びらの切れ込みも深く、ホウが2対だけです。最初の写真で確認できました。
カワラナデシコは名前のとおりもう少し低いところの明るい場所を好むようです。
ホウも3~4対ありますから、ホウで確認するとよいと思います。
場所こそ違え、今年は同じような高原の体験が出来ましたね。
もっとも私はお手軽ハイクですが・・・。
思えば昨年もnaoさんと同じようなところを走って、ご縁が出来たのでしたね。
初めてのお花にも会えて良かったですね。
何度拝見しても心洗われる高原の景色です。
今回湯の丸高原にマツムシソウを見に行きたかったのですが
お盆帰省であちこちにお参りすることが多く、望みかなわずでした。
近くの玉原高原へラベンダーを見に行きましたが
人工的に植栽されたもの、面白くなかったです。
naoママ様の季節ですね
池の平湿原の爽やかな空気が 伝わってきます
眼下に広がる眺望
可憐な花々
気持ちがよいですね
素敵な画像を ありがとうございます
お盆休み・・・
息子一家と、お嫁ちゃんの両親とみんなで伊豆に海水浴に行ってきました。
我ら夫婦は山人間ですが、湘南で育った息子夫婦は海人間で・・・
孫も海に親しめるようにとの息子夫婦の願望に付き合いました。
でも浜辺でのお付き合いはパスして、我らはもっぱら「温泉巡り」を楽しんできましたよ。
今頃は淋しさと安堵感でいっぱいの事と思います。
もう5歳と6年生のお孫ちゃんたちは個性もハッキリとしてきて、相手をするにもたくさんの刺激をもらった事でしょうね。
我が家はみんなで伊豆に海水浴に行ってきました。
4歳と男の子と、生まれてまだ5ヶ月目の女の子で・・・
まだまだ目が離せず、ハラハラしています。
昨夜帰ってきましたが、バタンキューでした。
今年の夏は高原歩きを堪能し、可憐な高山植物をたくさん愛でましたが・・・
夏しか歩けないアルプスに登らなかった事が、気持ちの上でフラストレーションを起していますよ。
花びらの切れ込みが深くて「苞」が2枚がタカネ、そして3~4枚がカワラナデシコなんですね。ホウ~~~
ありがとうございます。
私も6月はじめにこの湿原に行った事がありますが、春まだ浅く「コイワカガミ」と「ヒメシャクナゲ」が咲いていただけで、まだ緑の色も浅かったです。
今回はたくさんのお花を期待して行ったのですが、春と夏の端境期のようでちょっと期待はずれでした。
笹が茂る「乾燥化」は尾瀬でも深刻ですよね。
映画「アース」を観て、地球規模で「乾燥化」しているお話に心が痛みましたが・・・
遠い他国のお話ではなく、我らの足元でもヒタヒタと進んでいるようで、恐ろしくなりますね。
マツムシソウとヤナギラン、そしてクガイソウのこれほどの大群落を見たのは初めてでした。
今回も初夏のお花が見られるかな?と期待して行きましたが、ちょうど端境期のようでちょっと残念でした。
玉原高原のラベンダーは何人かのブロガーさんのところで拝見しましたが、まだ咲いているのですか?
人工的に植栽されたものも、周りの景色とあいまってその美しさに感激することも多々ありますが・・・
(昔、富良野の丘陵地帯で見たラベンダー畑は中々のものでした。正面に連なる十勝連峰とともに絵になりましたね)
どうしても自然の中で可憐に咲き誇る花々を見ると、命の輝きが見られて感激度は大きくなりますよね。
夏の僅かな季節にしか行けない「アルプスの山々」に登り損ねてちょっと欲求不満なんですが・・・
高原の花々は力強く可憐に咲いていて心が和みました。
今回初めて名前を知った花々も多くて、忘れないようにと願っています。
この湿原は大駐車場もあり、足が弱っても来れるところなので、これからもお花の名前を忘れないように時々来て見たいと思いました。
山はだんだん諦める事が多くなりそうですが・・・