自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ルパン三世 PART III 第2話 その2

2006-03-29 | ルパン三世
続きです。その1からお読み下さい。
***

暑い中、パリの街を聞き込み調査する銭形。
クタクタになった所でフト見ると、アラン長官と不二子が乗った車が通り過ぎて行った。
(注)
「まさか?まさか?まさか~?」(とっつあん、ちょっと可愛いです!笑)

アラン長官の屋敷に入り込んで様子を伺う銭形。
(プールもあって、大きいお屋敷です。元々金持ちの長官???笑)
不二子とアラン長官が組んで、金塊を横領していたのだ。
黄金を敷き詰めたプールで泳ぐ気分は素敵、と言う不二子。
それを盗み聞いた銭形は「ワシは許さん!絶対に許さんぞ~!!」と叫ぶ。
証拠をつかんだ銭形は、新長官に査問委員会の開催を要請する。

アラン長官の屋敷で査問委員会が開かれた。
長官が金塊を横領して、ルパンに罪を被せたのだと追求する銭形警部。
アラン長官は、それなら金が何処にあるのかもご存知なのでしょうな?と問うと、
銭形は「金は飛び込み台の下。プールの底にある!」と力強く断言した。
だが、プールの底はカラだった。
新長官はその場で査問委員会を中止する。
皆が去ると、またまた大笑いのアラン長官。
金塊は既に別の場所に移し変えてあったのだ。

「負けた。また負けた。あの長官にまで負けてしまった・・・終わりだ。わしゃ、もうお終いだ。」トボトボと空港へ向うとっつあん。

不二子とアランはヨットで世界旅行へ出発しようとしていた。
しかしそこへルパン達がやって来る。
五ヱ門がボートを真っ二つに斬ると、船底には、ぎっしりと金塊が並んでいた。
(6トンの金を乗せたボートなんて、何だか沈みそうで心配です。笑)

銭形が空港のカウンターへ行くと、そこにはルパンからの電話が入っており、「金塊泥棒のアランちゃんがヨットの上でお待ちかねですヨ。」と教えてくれるのだった。

銭形「アラン!貴様を金塊横領並びに窃盗容疑で逮捕する!」とまたまた勇ましいです!(笑)

ICPOに復職した銭形は、カトリーヌ王女から、買い物の護衛を仰せ使う。
宝石店で王冠を求め、後で請求書を送る様にと言って帰っていく王女と執事。
彼らは実はルパンと不二子。護衛として一緒に車に乗っていたとっつあんは、二人を逮捕しようとするが、ルパンにシートごとイジェクトされ、飛んで行きました。
そして最後は「待て~、ルパーン!」(空から)
お約束のセリフで決めて下さいました!(笑)

***

失敗して「負けた。負けた。」等のセリフの弱々しさと、張り切って豪快に叫ぶ時のメリハリが見事でした。悟朗さん、サスガです!

あとは、不二子って、アラン長官とグルだったのに、彼女は全然捕まらない・・・しかもルパンを裏切っても、全然怒られない。(次元さんは怒ったんでしょうねぇ、やっぱり??笑)不二子ちゃんは本当にスゴイですネ。素晴らしいです!!(笑)

とっつあんを復職させてくれて嬉しかったですが、アラン長官の金塊、ルパンが横取りしちゃってもヨカッタんじゃないかな~なんて、ちょっと思いました。(笑)

(注)この部分、車の中のアラン長官はシャツにベスト姿なんですが、何故か1コマだけ背広姿??えっ???(笑)

原作:モンキー・パンチ


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ルパン三世 PART III 第2話  その1

2006-03-29 | ルパン三世
ルパン三世 PART III (1984年3月)日本テレビ
第2話「大いなる罠を暴け」
役名:銭形警部

今までに、旧作と新ルパンから1話ずつご紹介していますので、今回はパースリから1話ご紹介します!
パースリは、絵が前半、中間、後半とかなり違っています。
前半は、とっつあんの見かけがちょっとカッコイイので嬉しかったです。(笑)
(但し絵だけ。中味はズッコケ度炸裂です。笑)

キャスト
ルパン三世:山田康雄
次元大介:小林清志
銭形警部:納谷悟朗
石川五ヱ門:井上真樹夫
峰不二子:増山江威子
アラン長官:中村正

銭形警部が提案したルパン逮捕作戦が許可された。
ICPO所蔵の大量の金塊をおとりに使う作戦だ。(ICPOと刻印された金の延べ棒です。)
自分から提案したクセに、「・・・まるまる本物の金塊を全部使わなくても良かったのではないかと・・・。」とつぶやき、長官に、ルパンはニセモノの金塊に引っかかる程度のこそ泥なのかね?と言われていました。(笑)

一方ルパンは、「シャボン玉記憶喪失ガス」を入手していた。
シャボン玉が割れると、そこに居た人間は、一瞬記憶を失くしてしまうと言うシロモノだ。

そんな折、純金の隕石が発見されたと言うニュースが流れる。
この隕石は、発掘現場から国際科学アカデミーに運ばれて分析を受けると言う。
この隕石の護衛を銭形が担当するのだ。
どうしてICPOが警備しているのかと聞かれ、テレビで大声をあげるとっつあん。
「ルパ~ン!見とるか?見事この隕石を盗めるもんなら、盗んでみろ!お前ごときコソ泥にやられるインターポールではないわ!返り討ちにしてくれる。ハハハハハハ。」
とっつあん大張り切りで、勇ましいです。(笑)

純金の隕石にはチェーンが付けられ、それに手錠をかける銭形。
ガードはしっかり固まった。

次元がバイクでカッコ良く登場です。
トンネルの中を、シャボン玉を飛ばしながら走る次元。
対向して銭形達の金塊護送車がやって来る。
トンネルに入り、次々とシャボン玉ガスにやられる銭形達。
そこへルパンが登場し、金塊をニセモノ(タダの風船)とすり替える。
本物にはバルーンを付け、純金の隕石をまんまとゲットした。
(6トンの金塊なんですけど・・・あの風船で、あんな風に宙に浮き上がるんでしょうか???笑)

護送車は、科学アカデミーに到着した。そこは厳重な警戒態勢がしかれていた。
が、ニセモノ(風船)の為にとっつあんは宙に舞い上がる。
「そんなバカな!」(とっつあん、マジでショゲていました。)

しかし、ゲットした6トンの純金を五ヱ門が斬ると、中はタダの岩。
純金は、インターポールから隕石の現場に移動中に、既にすり替えられていたのだ。

アラン長官に「この度は、銭形、一生の不覚でありました。」とあやまるとっつあん。
とっつあん、泣いています!(笑)
アラン長官と銭形は、今回の責任を取って、ICPOを辞める事になっていた。
「もう君も警部じゃない。ルパンの事など綺麗サッパリ忘れて、日本へ帰りなさい。」と語りかける長官。銭形は手錠とICPO手帳をアラン長官に渡すと、ガックリしながら部屋を出て行った。
しかし、銭形が居なくなると、アラン長官は高笑いするのだった。

「ルパンには負けた。徹底的に負けた。国に帰ったら、お袋さんが何て言うかな?」と、銭形は、本当にとってもガックリしていました。(笑)

パリ。凱旋門。エッフェル塔。
「もうパリの街も見納めか・・・。」とつぶやく銭形警部。
そこへ追いはぎに変装したルパンが登場する。
「あり金でも、身ぐるみでも、好きにしてくれ。」と完全に脱力したとっつあんだった。
が、ルパンが自分の正体を明かすと、突如ものスゴイパワーです。(声)
「元はと言えば貴様のせいじゃねぇか!」とルパンを追い詰めるが、ルパンは純金を盗んだ犯人が別に居ることを告げて、またまた風船で空へ飛んでいってしまいました。
(ルパン「バルーン!・・・じゃなかった、バーイ!」だそうです。笑)

銭形はアラン長官に電話で、ルパンの他に真犯人が居る事を報告するが、アラン長官は、どちらにしても作戦失敗の責任は免がれない。事件の事は忘れて日本で帰るように勧めるのだった。
アラン長官の側には、不二子が・・・。

「ルパンに敗れて首になったのなら、運命と諦め国にも帰れよう。だが、このワシはルパンに負けたのではなーい!」(悟朗さん、カッコイイ~~~!笑)
真犯人を捕まえて、インターポールに復職してみせるゾ!とまたまたやる気満々の銭形です。

***

その2に続く。


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