「ニコライⅡ世凱旋門」と「鷹の巣展望台」 ~ロシア・ウラジオストク紀行」紀行 ⑪
(ウラジオストクのランドマークともいうべきルースキー島連絡橋を鷹の巣展望台から望む。)
石とレンガ造りのおとぎの国のようなアーチ門は「ニコライⅡ世凱旋門」である。
ニコライⅡ世はロシア革命によってソ連が誕生する前に栄えたロマノフ王朝、最後の皇帝。
日本で、有名な「大津事件」に遭遇した、あの人物が1891年にウラジオストクへ凱旋した記念に建てられた門である。
なかなか、メルヘンチックで印象的な建物である。
さて、ここから、ウラジオストクのシンボル、「ルースキー島連絡橋」のビューポイント「鷹の巣展望台」を目指す。
乗り合いバスを利用し、極東国立大学前で降りる。
古い建物(大学?)を抜けて、ケーブル乗り場目指して、登っていく。
ロシアに2つしかないという、古色蒼然とした、ケーブルカーに乗って、展望台へ。
鷹の巣展望台に到着。
眼下には「ルースキー島連絡橋」と金角湾の港やルースキー島が見える。
橋の延長は3100m、主橋梁部は全長1886mの斜張橋で、 中央径間が1104mあり、その長さは現在、斜張橋の世界記録となっている。
2012年、ロシア初のAPECが開催された際、会場のルースキー島へのアクセス改善のため、国家威信を賭けて完成させたというが、日本の技術協力も大きかったと聞く。
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