松阪城跡界隈・逍遥 ~小津安二郎がいた風景
御城番屋敷(ごじょうばんやしき)の観光写真を見たときに、何故か心を揺さぶられる想いがした。
映画のロケにでも使えそうだなと思っていたら、最近では「るろうに剣心 」でも、撮影があったそう。
三重県松阪市の松坂城裏門跡から続く石畳の両側に、美しく整えられた槇垣(まきがき)を巡らした御城番屋敷。
江戸時代末に松坂城の警護の任にあたった40石取りの紀州藩士20人が住んだという。
撮影したのは梅花のころ。家々には梅花が咲き誇っていた。
松阪城跡には本居宣長の記念館や旧宅などがあり、彼の足跡を偲ぶことができる。
城跡内にある松阪市立歴史民俗資料館は図書館を改装した建物。
蒲生氏郷は商業による町の繁栄に意を注ぎ、のちの“商都まつさか”の基を築いた。独創的な銀鯰兜。
館内には世界的名匠といわれる映画監督、小津安二郎の記念館が併設されている。
彼はこの街で青春期を過ごしたという。
それは、私だって、そう思う。
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