瀬田川沿いの霊場 ~石山寺から立木観音
石山寺の仁王門と仁王像。古色蒼然たる重厚さを感じる。
石山寺を後にして、瀬田川沿いに鎮座する立木観音へ。
平安時代前期、瀬田川の対岸に光り輝く霊木を発見した弘法大師が、急流のため渡れないでいると、突然白い鹿が現れて弘法大師を背中に乗せて岩の上を跳んで渡ってくれた。
そして、川を渡って霊木の前まで来ると白い鹿は観世音菩薩に姿を変えた。
観世音が導いてくれたことに感激した弘法大師は、立木に等身大の観音像を刻み、建立したのがこの寺であるといわれている。
弘法大師が観音像を刻んだのが厄年の42歳であったといわれることから、古くから立木観音は厄よけ観音として広く親しまれている。
前の道路を走るたび、気になっていた観音さんにやっと、参詣した。
山門前の長い階段は約800段ある。
なあんの、軽い軽い、ひとっ跳びと思っていたが、途中で息切れした。