ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

メラニーの再発アルバム『LIVE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL』

2024年08月31日 | メラニー

新入手のメラニーCD、3枚目は『LIVE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL』です。オリジナルはドイツで、ブッダレコードから1973年に発売されました。

私はこのレコードは持っていなかったので、今回のCD化はうれしいです。

発売は1973年でしたが、1971年6月12日、スイス、モントルーでのライブ録音とのことです。

メラニーのライブ盤は1970年発売の『レフトオーヴァー・ワイン』(日本では昭和46年(1971年)3月発売)があります。

また、2枚組の『愛のバースデイ・ライブ(Melanie At Carnegie Hall)』もありました。日本での発売は昭和48年(1973年)7月でした。 

録音は1973年2月2日、3日です。

『LIVE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL』は、この2枚のアルバムの中間でのライブになります。

『Leftover Wine』はCD化されており、メラニーと客席が一体となった素晴らしいライブを聴くことができます。

『Melanie At Carnegie Hall』の2枚組CDです。

It's About Music からの発売で、当初は正規盤だったはずですが、その後メラニーとの間に諍いが生じ、カタログから抹消されました。DVDも2枚発売されており、アルバムのCD化に期待していたのですが・・・。

メラニーのライブはどれも素晴らしいですね。

今回入手した1971年のモントルーでのライブ『LIVE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL』も、期待に違わぬ内容でした。

オープニングナンバーは『Leftover Wine』と同じ「Close To It All」です。「Nickel Song」や「What Have They Done To My Song, Ma」、「Lay Down」などおなじみの曲も多く、『Leftover Wine』から無理なく続けて聴くことができました。

次の4枚目の入手アルバムも、1974年のライブ盤になります。

 

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メラニーの再発アルバム『Victim Of The Moon』

2024年08月29日 | メラニー

新入手のメラニーの再発アルバム、2枚目は『Victim Of The Moon』です。

「2002年にナッシュヴィルとロサンゼルスで録音されたアルバム音源。この音源は一部で限定リリースされ、最終的にはトラック・リストやパッケージが変更され『Crazy Love』というアルバムとしてリリースされました。」(ディスクユニオンによる商品紹介)

2002年に限定リリースされた『Victim Of The Moon』はずっと探していました。当時日本でメラニーのアルバムを紹介していたサイトがあり、私もアルバムを探す参考にさせていただいていました。

2013年にアメリカのAmazonで見つけて購入しました。

しかしこのCDには発売元等の記載もなく、「24ページのブックレット」も付いていませんでした。これは海賊盤ではないのか? 長い間疑問だったのですが、調べた結果このCDはディスク・オンデマンドであることがわかりました。

※アマゾンでこのCDについて確認して見ました。このCDは「ディスク・オンデマンド」の製品のようです。アマゾンの説明です。
 「ディスク・オンデマンド(Disc on Demand)は、お客様のご注文を受けてから、コンテンツの権利を保有するメーカーからのライセンスのもと、Amazon.co.jpがBlu-ray、DVD、CDを製造し、出荷するサービスです。主に、廃盤商品や商品化されていないコンテンツを、コンテンツの権利保有者であるメーカーの許可を得て商品化しています。」「市販品と違い、ディスク・オンデマンドの商品はディスクにバーコードが印刷されます。」
 ディスクを確認したところ、バーコードが印刷されていました。これで発売元や製品記号がないわけがわかりました。一応「ブートレグ」ではないと考えて良いわけですね。「メーカーの許可」であって、作者の許可でないところが微妙ですが・・・。(2020.8.23)

このような経過があったので、再発アルバムの入手優先順位は高かったわけです。

なお、『Crazy Love』は入手できています。

確かに共通する曲目が多いです。3枚のCDの収録曲を比較してみました。最初にディスク・オンデマンドの『Victim Of The Moon』です。

次に『Crazy Love』の収録曲です。

最後に今回の再発盤の『Victim Of The Moon』です。

『Victim Of The Moon』を基にして、ボーナス・トラックに『Crazy Love』の曲が入れられています。

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メラニーの再発アルバム『SEVENTH WAVE』

2024年08月27日 | メラニー

メラニーのアルバム、怒濤の再発が続いています。6月7日に5枚まとめて注文し、8月11日に届きました。今回はHMVで購入し、ローソンで受け取りました。配送料が無料になります。

今回入手したアルバム『SEVENTH WAVE』です。8曲のボーナス・トラックを含めて全20曲収録のCDです。

日本でのメラニーのアルバム発売は、1979年発売の『美しき愛の詩集(Ballroom Streets)』が最後でした。

その後メラニーは『ARABESQUE(1982)』、『SEVENTH WAVE(1983)」、『AM I REAL OR WHAT(1985)』とアルバムを発表しています。

『ARABESQUE』と『AM I REAL OR WHAT』は輸入盤で入手できましたが、『SEVENTH WAVE』はレコードを入手することができませんでした。日本ではメラニーの情報の入手も難しくなり、時々思い出したときにレコードを探すことになり、リアルタイムで聴くことはなくなりました。

今回のリイシューは、6月に購入した『ARABESQUE』に続き、初めてのCD化だと思います。

『SEVENTH WAVE』のオリジナルアルバムの発売は1983年、メラニー15枚目のアルバムに数えられています。「TOTOのドラマー JEFF PORCAROなどのトップ・レベルのミュージシャンが多数参加」、「音楽史家DAVE THOMPSONによるライナーノーツが一新されている貴重なリイシュー」と紹介されています。

アルバムは入手できませんでしたが、シングル盤は入手することができました。

『EVERY BREATH OF THE WAY』はイギリスでマイナーヒットしたとのことです。

ピクチャーレコードもありました。

B面は「Lovers Lullaby」

もう一枚シングルカットされています。「Dance To The Music/ What Do I Keep」

メラニー新入手のCD、続きます。

 

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メラニーの新CD『THE MAGIC BUS SESSIONS』

2024年07月04日 | メラニー

メラニーの新CDが届きました。アマゾンに予約したのは4月18日で、『ARABESQUE』と同時でしたが、届くのは少し遅くなりました。アメリカでの発売日と日本への輸入のタイミングだと思います。

タイトルは『THE MAGIC BUS SESSIONS』

昨年購入したCDです。『THE MAGIC BUS』

1972年4月8日に行われた、ラジオでのライブの編集盤です。曲数は11曲ですが、曲間にconversationが入っており、メラニーの声と歌をたっぷり聞くことができます。インタビューはCurtis Schwartz。

「カーティス・シュワルツはアメリカの作曲家、プロデューサー、サウンドエンジニア、ギタリスト、ピアニスト」とのこと。

今回の『THE MAGIC BUS SESSIONS』との関連はどうなのでしょうか。『THE MAGIC BUS SESSIONS』も1972年4月8日のラジオの演奏なので、『THE MAGIC BUS』から対話の部分を除いたものなのでしょうか。

収録曲を比較してみました。

『THE MAGIC BUS』

『THE MAGIC BUS SESSIONS』

表記が異なる曲が何曲かありますが、同じ曲です。ラストの「LAY DOWN」は収録されていません。『THE MAGIC BUS』から演奏の音源を取り出したアルバムと考えて良いようです。

1972年4月というと、『ギャザー・ミー』と『ストーングラウンド・ワーズ』の間になりますね。『ギャザー・ミー』からは5曲が演奏されています。個人的には「Steppin'」「Some Say(I Got Devil)」「Ring The Living Bell」の収録がうれしいです。

 

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メラニー『ARABESQUE』届きました

2024年06月29日 | メラニー

Amazonに予約してあったメラニーの新発売CD『ARABESQUE』が届きました。

2024 CLEOPATRA RECORDS  CLO5543 

アルバム『ARABESQUE』11曲に、ボーナストラックが8曲です。

オリジナルアルバムの発売は1982年で、LPレコードでした。日本では発売にならず、輸入盤を入手しました。

 1982 Blanche Records BTLC 1003

今回発売のCDアルバムは、レコードB面と曲順が変わっています。メラニーは今年1月23日に亡くなりましたが、生前マネージャーのデイヴ・トンプソンと共に、意欲的に再発に取り組んでいたようなので、メラニーの意向だったのでしょうか。

『ARABESQUE』の前のアルバムが『Ballroom Streets』で、こちらは日本でも発売になりました。邦題は『美しき愛の詩集』で、久しぶりにメラニーの新譜に触れることができました。

1979 RCA RCA-9159~60

解説は中川五郎さんでした。

このアルバムで、またメラニーを聴くようになり、渋谷のHMVまで輸入CDを探しに行くようになりました。

Cyclone (Candles In The Rain)

 

『美しき愛の詩集』以降は日本でのレコード発売はなくなり、またメラニーの状況の把握は難しくなりました。

その後、日本未発売の作品もCD化され入手はできるようになりましたが、『ARABESQUE』はこれまでCD化されていないと思います。詳しいディスコグラフィーが欲しいですね。

デイブ・トンプソンにより、『Melanie On Record - Recordinds,sessions,broadcasts and live performances 1951-date』が発売されていますが、日本のAmazonやHMVでは販売がありません。再発CDと同様に取り扱っていただきたいですね。

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