ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

バロン吉元画業60年還暦祭『あがた森魚✕荒俣宏トークショー』

2019年01月30日 | バロン吉元
1月20日(日)、今年2回目の弥生美術館です。『画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年』。この日は1回目のトークイベントが予定されていました。

「あがた森魚✕荒俣宏トークショー」です。午後5時30分開会ですが、約1時間の予定なので、宿泊しないでも帰ってこられそうです。

バロン吉元先生、あがた森魚さんのイベントに参加するのは、これで3回目です。

最初は2011年5月15日(日)、富士見市民文化会館「キラリ・ふじみ」で行われた、あがた森魚さんのコンサートでした。

あがた森魚コンサート「1974」第二夜「噫無情」

2回目は2015年11月1日(日)、代官山『山羊に、聞く?』で行われたあがた森魚さんのライブ「昭和柔侠伝の夜」です。バロン吉元先生がゲストで、舞台での対談がありました。

あがた森魚『昭和柔侠伝の夜』

2016年に開催された『バロン吉元の脈脈脈』では、荒俣宏先生とバロン吉元先生のトークショーもありました。

イベント参加の予約をして、この日を楽しみに待っていました。

イベント開始は午後5時30分ですが、先着順に整理券が渡されるとのこと。いつものように10時過ぎの特急しおさいで東京駅に来ました。時間はたっぷりとあるので、丸ビルの展望スペースにも寄っていきました。







東京メトロ千代田線の二重橋前駅から乗車して、根津駅で下車。前回の言問通りからではなく、不忍通り側の裏道をたどりながら弥生美術館に向かいました。途中のダンススタジオの掲示板に、バロン吉元先生のポスター発見。


美術館に到着。


整理券をいただきました。順番は12番でした。


前回は食べられなかった「バロングラッセ」。昼食を兼ねて「夢二カフェ港や」へ。


まずはカレーライス。おいしかったです。


「バロングラッセ」。やっと食べられました。









バロン先生のお言葉みくじ。



トークショーが始まるまで、ゆっくりと作品を鑑賞。

5時30分ちょうどにトークショーが始まりました。途中からバロン先生も加わりトークが進みました。龍まんじの大作は一編の『柔侠伝』と荒俣宏先生。

トーク後にミニライブがあり、「貴方のために唄います」とあがた森魚さん。歌は「昭和柔侠伝の唄~最后のダンスステップ」と「赤色エレジー」。この上なく濃密で贅沢な時間でした。

トークショーの撮影、録音等は禁止でしたが、最後に撮影タイムが設けられ、写真を撮ることができました。



次のトークショーは2月22日(金)、スタジオジブリの鈴木敏夫さんですが、残念ながら仕事で行けません。
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東京タワー再訪

2019年01月22日 | タワー
12月31日、2018年の最後の日に東京タワーに行ってきました。リニューアル後最初の訪塔です。

宿泊は前年と同じ三田会館。




ホテル8階には『友愛労働歴史館』がありますが、年末年始は休館です。


東京タワーが近いので、歩いて行くことにしました。














東京タワーフットタウンの2階から入館。1階に降りました。






東京タワー開業60周年記念「歴代制服復刻展」








改修により大展望台はメインデッキ、特別展望台はトップデッキになりました。トップデッキは予約が必要です。

料金も大展望台900円+特別展望台700円の1600円だったものが、トップデッキツアーは2800円になりました。




チケットを購入。予約時間は11時から11時15分でした。


チケットにボールペンで丸を書く無神経さには参りました。コレクションしている人がいるなどとは考えていないんですね。

パンフレットです。2017年と比較してみました。



表紙はほとんど同じで、右下の60周年のロゴだけ変わっています。もちろん、内容は大幅に変わっています。

少しの時間待って、トップデッキツアーに出発です。メインデッキまでのエレベーターも専用レーンになり、確かに特別感はありますね。

一番興味があったのは特別展望台へ行くエレベーターでした。これまでは、狭い階段を上って搭乗口に辿り着いていましたが、それがどうなったのか。

このトップデッキゲートからのスタートは素晴らしかったです。

 「まずは「タワーギャラリー」で、東京タワーの建設風景や東京各所、新旧の姿をご紹介。60年前の高度な建設技術に思いを馳せ、次の部屋(シークレットライブラリー)への扉を開けるとそこで待っているものは・・!?」

東京タワーホームページの解説文です。「シークレット」なんで、明らかにしない方がいいんですね。



  前田久吉と

  内藤多仲

くつろぎの空間「プラットホーム」からの景観


ドリンクサービスやフォトカードのプレゼントなどもありました。

記念写真の押し売りは大嫌いなんですが、あっさりしていて不快感はありませんでした。


トップデッキまでのエレベーターは「大きなガラス窓に変わって」いますが、本体は同じようです。途中で同じように揺れました。

トップデッキに到着。「ジオメトリックミラーの世界」です。





これまでは、東京タワーに来るたびに特別展望台にも登っていました。

しかし、このトップデッキツアーは1回で充分ですね。

フットタウンに降りて、チラシ類を物色



「昭和で30年平成で30年」のチラシはもう残ってはいませんでした。これは前日のタワーマニア忘年会でタワーアップさんにいただいたチラシです。


この日購入した60周年関連のグッズです。

記念メダル4種類。




裏面は同じです。


60周年ステッカー


ホログラムステッカー


最後に2枚組のクリアファイルです。



間に白い紙を入れています。

それほど裏面が透けないようなので、紙を入れないで、赤のクリアファイル



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丸ビル展望フロアー

2019年01月15日 | タワー
12月31日、東京タワーの次に丸ビルに来ました。東京駅のすぐ前です。2018年最後の展望スペースです。

東京駅には何回も来ていますが、丸ビルに来たのは初めてです。2013年7月12日に〝KITTE〟6階の屋上庭園「KITTEガーデン」に来たときも丸ビルには来ませんでした。

2013年に「KITTEガーデン」から撮影



東京タワーの後にどこかもう一つ展望タワーに行きたいと探していたときに、丸ビルにも展望フロアがあることを発見しました。

大晦日の特急列車、多分大混みだろうとの予測で、6時48分発の特急の指定席を取っていました。6時過ぎまで東京で時間を過ごすことになります。

午後1時頃に東京タワーを出発。膝が心配で歩きたくないので、バス乗り場に行ってみました。ちょうど目黒駅前行きのバスが停車していたので、何も考えずに乗ってしまいました。時間はたっぷりとあるので、なるべく長い時間バスに乗っていたい。

目黒駅前で下車して昼食。山手線で東京駅に来ました。時間は午後2時30分。丸ノ内中央口から外に出ました。




丸ビルはすぐ目の前です。大きな通りをはさんで右側に新丸ビルがあり、左側に丸ビルがありました。





丸ノ内ビルディングと言うんですね。

案内でパンフレットをいただきました。ビルの写真が使われていないのは残念ですね。


展望フロアは35階にあります。高層階用のエレベーターで35階へ。



展望ロビーは大変ゆったりとした造りで、大きなロビーソファーもあります。ラウンジでコーヒーでもと思ったのですが休業でした。



西日が強いのでブラインドが下ろされており、残念ながら窓いっぱいの展望は楽しむことができませんでした。

36階まで吹き抜けになっています。36階から展望ロビーを見下ろす事ができます。


35階展望ロビーからの展望



東京タワーも見ることができました。



35階、36階はレストランゾーンなので、当然ながら無料の展望スペースは、丸ノ内2nd側の一角に限られます。

前日に行ったキャロットタワーも、都心側の展望はオークラレストランに入らなければ見られないと、食事をしながら考えていました。

ところが、26階「スカイキャロット展望ロビー」は世田谷区の施設です。「2017年11月レストランのリニューアルに伴い、都心側(東)にも展望エリアを新設しました。」

レストランのスペースを削って無料の展望エリアを新設する。商業施設では難しいでしょうね。

丸ビルからの展望を充分に楽しんでも、まだまだ特急の時間には間があります。フロアガイドで喫茶店を探してみると、5階にありました。銀座和館 椿屋茶房。幸い席が空いていたので、こちらでしばらく時間を過ごしました。

暗くなってきたので、再び35階の展望ロビーに。丸ビルからの夜景も楽しむことができました。




東京駅に向かいながら撮影。



特急は指定席だったので、ゆっくりと帰ってきました。

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キャロットタワーに行ってきました

2019年01月12日 | タワー
12月30日、タワーマニア忘年会の前に三軒茶屋のキャロットタワーに行ってきました。当初の予定では、忘年会の前にホテルにチェックインして一休みしてから、会場の新橋に向かう予定でした。

しかし、乗っていた特急しおさいが八街駅手前で人身事故を起こし、75分遅れとなったため、キャロットタワーから忘年会に直行することにしました。このため、キャロットタワーで過ごす時間が多くとれることになり結果オーライでした。

東京駅から地下鉄丸ノ内線で大手町へ。神保町へ行くときは、いつもここで半蔵門線に乗り換えます。三軒茶屋には半蔵門線が東急田園都市線に乗り入れているので、簡単にいくことができました。

三軒茶屋駅からキャロットタワーを目指します。地上に出ないでも行くことができました。




エスカレーターで2階へ。


2階から展望ロビー行きの専用エレベーターで26階へ向かいます。





日本夜景遺産認定証「スカイキャロット展望ロビー」


周りに高層ビルがないので、素晴らしい展望を楽しむことができます。




富士山も見ることができました。



東京スカイツリーも見えます。



展望フロアの中心はオークラレストラン。少し遅めの昼食です。

時間が遅かったので、窓側の席に座ることができました。ここからの景色は素晴らしかったです。

東京タワーとスカイツリーを同時に見ることができるんですね。


東京タワーと六本木ヒルズ森タワー





キャロットタワーの影


食事もおいしかったです。ゆっくりと展望を楽しんでから、外に出てキャロットタワーを撮影







キャロットタワーのパンフレットを探しましたが、なかなか見つかりませんでした。観光情報のパンフレットはたくさんあるんですが、ビルのパンフレットがありません。

諦めかけていたら、オークラレストランの入口そばに置いてありました。


「スカイキャロット展望ロビー」は世田谷区の施設なんですね。

テレホンカードは、これまでに見かけたことはありましたが、展望施設があるかわからなかったので、入手しませんでした。

使用済みですがパスネットのカードががありました。


テレホンカードも入手したいですね。

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画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年

2019年01月06日 | バロン吉元
1月3日(木)、弥生美術館で開催の『画業60年還暦祭 バロン吉元☆元年』に行ってきました。この日が初日で、サイン会もあるということなので、行くことに決めました。

いつも通り10時過ぎの特急で東京へ。さすがに混んでいます。弥生美術館には昔何度か来ています。竹久夢二美術館にテレホンカードを探しに来ていました。当時は地下鉄丸ノ内線の本郷三丁目駅から歩いていたように思います。

今はなるべく歩かないようにしているので、千代田線の根津駅が近いようなので、千代田線で行くことにしました。

東京駅丸の内中央口から出て、12月31日に行った丸ビルの脇を通って、千代田線二重橋前駅から乗車



根津駅で下車。弥生美術館を目指しました。







弥生美術館到着、館内へ








1階は漫画作品の原画が中心です。



デビュー前の未発表の作品です。



後ほど行われたトークショーでも触れられていましたが、「ファインプレイ」は未発表ではありません。


『街』42号 セントラル出版 昭和35年(1960年)に掲載されています。10ページで、『街』第24回新人コンクール(38号)入選作品です。雑誌掲載作品には、表紙に「正プロ1960.2」の表記があります。

今回展示された原画には「1960.2.15正プロ」と書かれているので、別原稿かも知れません。



今回一番驚いたのがこちらです。『聖書物語』の表紙原画が残っていたなんて奇跡です。


『聖書物語』はトモブック社から昭和35年(1960年)3月25日発行された書籍です。トモブック社はディズニーブックで知られた出版社です。

『聖書物語』は全3巻で、第2巻は3編の内1編を吉元正が担当、第1巻と第3巻は全編を吉元正が描いています。バロン吉元先生の初めての単行本になります。

『聖書物語』の執筆につながったのは、前年トモブック社の『ガン』No.4(第4集)に掲載された「騎兵の勇者」(20ページ)でしょう。デビュー作「ほしいなあ」とほぼ同時期に発表された作品です。


商業誌デビュー後の作品では、初めてバロン・吉元のペンネームが使用された「ベトコンの女豹」の原画が印象的でした。


たくさんの素晴らしい原画の中から一つを選ぶなら、この作品です。


学生時代に読んで、私がバロン吉元先生のファンになった作品です。

2階に上がると、現在まで続く絵画作品が展示されています。



サイン会が始まりました。私は10番目でした。



先生のトークショーもありました。作品を見ながらの解説です。この日はみなもと太郎先生もお見えになっていて、バロン先生から話を振られていました。



一階から二階に上がってトークショーは続きます。



バロン吉元のゲキガチャ part2です。全23種にパワーアップ! 「画侠展」の時が13種類なので10種類増えていますね。



今回は11個を購入。新バッジは5個でした。計16枚を集め、残るは7個です。

帰り道は来たときとは反対の道で、根津駅に向かいました。



千代田線で東京駅へ。また、丸ビルの夜景に出会えました。



次は1月20日(日)、スペシャルトークイベント「あがた森魚✕荒俣宏」です。

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