ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西島三重子デビュー40周年ツアー 2

2015年09月28日 | 西島三重子
9月25日開催のマンダラライブの続きです。

ライブ終了後、新録音の「池上線ふたたび/池上線」と3枚組のベスト盤『オールタイム・ベスト』を購入し、サインをいただきました。

「池上線ふたたび/池上線」です。


サインはCD盤にしていただきました。


CDジャケットと同じデザインの歌詞カードもいただきました。


「池上線ふたたび」のセルフカバーはもちろん初めてですが、「池上線」には多くのセルフカバーがあります。

ライブ盤を除いても、これまでもに5種類のセルフカバーがありました。ライブ盤でも4種類の「池上線」を聴くことができます。

池上線コレクション

「池上線~New Version~」は川村栄二編曲で、収録時間は4分21秒、オリジナルよりずっとゆったりしており、ライブ盤に近いような雰囲気があります。

昭和50年の新宿音楽祭では「のんだくれ」で敢闘賞を受賞していますが、昭和51年の「横浜音楽祭」では、「池上線」で新人賞に輝いています。

この年の最優秀新人賞は新沼謙二「嫁に来ないか」、新人特別賞は吉田真梨「水色の星」、新人賞は5名で、田山雅充、朝田のぼる、大塚博堂、角川博、西島三重子が受賞しています。

『WEEKLY コンフィデンス』の講評は「実力派ともいえる大塚、西島の受賞は殊にこの賞の特徴を生かしてユニークといえようか。」と評しています。

また、ライブ二部の冒頭で、俳優の半田健人さんの紹介がありました。半田健人さんは『TITLE』の2007年6月号で健人が選ぶ「東京の地名入り」ベスト5曲に「池上線」を入れています。

「『池上線』この5曲の中で唯一、歌詞ではなく、曲がいいなって思った曲です。アレンジは馬飼野俊一さん、作曲は西島さんがやってるんですが、最初に聴いた時、これ絶対に歌謡曲のスタッフによって作られた曲だなっ思ったぐらい、歌謡曲の王道を行くメロディーなんです。 」

「池上線」は西島三重子さんが話しているように、一気に売れた曲ではなく、長い時間をかけてしっかりと根付いてきた曲です。

そして今、「池上線」は完全に名曲として定着したように思います。

3枚組のベスト盤『オールタイム・ベスト』は、「デビュー曲「のんだくれ」(1975年)から「凄春いろは草子」(2009年『十三夜』収録)まで、西島三重子本人が選んだオールタイム・ベスト」とのことです。


サインは歌詞ブックにしていただきました。


この写真は2枚目のアルバム『さめないうちに・・・・・・』のジャケットと同じ時の撮影ですね。


このコーヒーカップは今も取ってあるそうです。

Disc1はシングル曲、Disc2はオリジナルアルバムから選曲されています。そして、Disc3には未発表のライブ音源が収録されています。

「ノンシャラン」「永遠の少年たち」「セルフ・メドレー」が、2010年4月1日(木)、六本木スイートベイジルで行われた、デビュー35周年ライブでの収録です。

当日のライブ報告

「黄昏のビギン」「泣かないわ」「ボン・クラージュ」「百万本のバラ」「エピローグ」が2010年12月19日(日)、柏市「Studio WUU」での収録です。

当日のライブ報告

注目は「セルフ・メドレー」で「夜桜見物」「雪の花」「途中駅」「神在月」の4曲が歌われています。この時は「あいつのハンググライダー」「にが虫おじさん」も歌っているので、これもぜひ収録していただきたかったですね。

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西島三重子デビュー40周年ツアー 1

2015年09月27日 | 西島三重子
西島三重子さんのデビュー40周年ツアー <風のゆくえ 2015>が始まりました。その第1回は東京南青山マンダラでのライブです。

2015年9月25日開催、この日は西島三重子さんがシングル「のんだくれ」、アルバム『風車』でデビューした1975年9月25日から、ちょうど40年後にあたります。

チケットはホームページで注文し、郵送で送っていただきました。未使用券です。


9月25日は朝から雨が降っていました。このためタワーめぐりなどはあきらめて、2時過ぎの特急で東京に向かいました。

秋葉原のホテルにチェックインし、少し休んでから雨の中を銀座線で外苑前まで行き、会場に向かいました。チケットの番号は15番でしたが、いつもの席に座ることができました。


ステージに一番近い席です。今回はピアノが後ろに置かれているので、ステージが広く見えます。

開演時間の7時30分過ぎに客電が落ちて、西島三重子さんと平野融さんが登場、ライブの始まりです。

オープニングの曲はデビュー曲の「のんだくれ」で、ギターを弾きながら歌いました。その後少し長めのトークがありました。今日がちょうど40周年であること、デビュー曲の「のんだくれ」は曲を作り始めてから7曲目くらいにできた曲であること。

当時はグループ(カウンセラーズ)のデモテープを作るために歌っていたこと、仲間の相沢君に曲の作り方を教えてもらい、最初に作った曲は演歌だったことなど、デビュー前の貴重なお話を聞くことができました。

デビュー当時のプロダクションは「芸映」で岩崎宏美さんと同期だったことや、新宿音楽祭で敢闘賞を受賞した時の話もありました。

この時の新宿音楽祭は「第8回新宿音楽祭」で、昭和50年10月16日、新宿厚生年金会館大ホールで開催されました。

金賞は岩崎宏美「ロマンス」(ビクター)と細川たかし「心のこり」(コロンビア)。銀賞は太田裕美「雨だれ」、岡田奈々「女学生」、片平なぎさ「美しい契り」、野川明美「恋の雪舞い」でした。

そして敢闘賞が西島三重子「のんだくれ」(ワーナー)、バンバン「『いちご白書』をもう一度」(CBSソニー)の2曲でした。



ライブの2曲目は、この「『いちご白書』をもう一度」でした。驚きの選曲です。

3曲目が「池上線」でした。2枚目のシングル曲で、アルバム『風車』からシングル化されました。当時の編曲で歌った後、編曲者の馬飼野俊一さんが来てくださっているということで、舞台に登場。馬飼野さんの編曲の話などがありました。

その後、レコード会社の用意してくれたツアーで、河島英五、クラフト、タンポポなどと一緒に旅をして、車の中で河島英五さんにうるさいと怒られた話などがあって、4曲目はなんと「酒と涙と男と女」でした。

ここに至って、この日の選曲は単に西島三重子さんの40年間の曲を振り返るだけではなく、その時代や西島さんの体験などを重ね合わせた構成になっていることに気がつきました。

5曲目はリクエストがあったという「目白通り」、続いて「千登勢橋」。この2曲を続けて聴けるのはうれしいです。

2人目のお客様として作詞家の門谷憲二さんが登場しました。

門谷憲二さんは西島三重子さんの曲の作詩を89曲(西みつ調べ)手がけています。新しいアレンジの「池上線ふたたび」をカラオケで歌って8時35分に一部が終了しました。

8時55分から二部が始まりました。二部のオープニング曲は「竹田の子守唄」、次に「想い出まくら」、「22歳の別れ」と続きました。「赤い鳥」や「風」が好きだったこと、小坂恭子さんと共演した時の話などがありました。

その後はライブ定番曲の「シャドウ」「ボン・クラージュ」「泣かないわ」「河は流れる」と続き、1月16日(土)大田区民プラザ大ホールでのコンサートの告知があり、最後の曲は「サイレント・デイズ」でした。

アンコールは「おひさまのたね」と「そうよスマイルアゲイン」で、終了時間は9時55分でした。「おひさまのたね」はしっとりとした感じで、もしかしたらフランス語バージョンかと思いましたが通常バージョンでした。

この日の演奏曲です。

 第一部
1.のんだくれ(『風車』)
2.『いちご白書』をもう一度(バンバン)
3.池上線(『風車』)
4.酒と涙と男と女(河島英五)
5.目白通り(『さめないうちに・・・』)
6.千登勢橋(『シルエット』)
7.飛鳥坂(『夢のあとさき』)
8.池上線ふたたび(『池上線ふたたび/池上線』)

 第二部
9.竹田の子守唄(民謡~赤い鳥)
10.想い出まくら(小坂恭子)
11.22才の別れ(風)
12.シャドウ(『SHADOW』)
13.ボン・クラージュ(『Bon Courage』)
14.泣かないわ(『SHADOW』)
15.河は流れる(for.研ナオコ)
16.サイレント・デイズ(作詞:児島由美 作曲:西島三重子)

 アンコール
17.おひさまのたね(『夢のあとさき』)
18.そうよスマイルアゲイン(『SHADOW』)

次回に続きます。


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最近入手の通天閣グッズ

2015年09月25日 | タワー

最近入手したグッズ、今回は通天閣です。通天閣のグッズをそれほど購入しているわけではなく、ほとんどが「公式ガイド」=パンフレットになります。

現在、日本の展望タワーの中でパンフレットに最も力を入れているのは、間違いなく通天閣だと思います。かつては東京タワーが『月刊東京タワー』を発行するなど、ずば抜けていましたが、近年は通天閣の「公式ガイド」が素晴らしいです。

どのくらいの頻度で変えているのかわかりませんが、おそらく年に1、2回は新たに作成しているのではないでしょうか。

今回入手した中では最も古いパンフレットです。


展望記念スタンプの日付は昭和32年9月14日です。私が持っている中で一番古いパンフレットはこちらです。


展望記念スタンプの日付は昭和32年3月28日です。昭和31年10月28日のオープンから5か月後のパンフレットです。今回入手のパンフレットはこの半年後になります。

当初から頻繁にパンフレットを買えていたのですね。

次に古いパンフレットです。


通天閣は「昭和49年からオイルショックの影響を受けてネオンを消灯していましたが、昭和54年4月、ネオンデザインを一新し、再び浪速の空に輝くことになりました。」との記述がありますから、昭和50年代中頃のパンフレットですね。

現在のパンフレットはA5判の「公式ガイド」で、見開き面はフィギュアペーパークラフトになっています。その中でも時々、有名人の似顔絵シリーズが入ります。


今回入手のパンフレットは、(最近は見ることができませんが)以前は頻繁にテレビに登場していた方ですね。

最近のパンフレットです。


通天閣地下に「通天閣わくわくランド」オープン、の記事が載っています。「通天閣わくわくランド」は大手食品メーカーのアンテナショップが集結しています。平成25年9月23日に返還した通天閣地下歌謡劇場の跡地にオープンしました。

チケットも一枚入手しました。


大人500円時代の通天閣展望券です。ナンバーは通し番号なのでしょうか。また、「E」となっていますがこれは何を示しているのでしょうか。

最後に通天閣のクリアファイルです。グリコとのコラボですが、表面には通天閣の姿はなく、裏面に小さく通天閣が描かれています。

 





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最近入手の犬吠埼グッズ

2015年09月21日 | 銚子3塔
最近入手した犬吠埼灯台関連グッズです。最初に、先日のブログで紹介した「燈台見学記念券」セットから、昭和50年代後半の見学記念券です。


この頃は大人50円、小人20円だったようです。料金が明示してあることから、「寄付金」という位置づけではなかった可能性もありますね。

現在ではこのような未使用券を入手できる機会はないと思われるので、何らかの形でセット販売を再開して欲しいですね。現在の寄付金は200円となっており、登れる灯台は15灯台なので、3ブロックに分けて1000円で販売するのはどうでしょうか。

続いてテレホンカードです。まず今回入手したテレホンカードです。

  ホワイトカード <品名50<110-011>>

今年の4月に「銚子のテレホンカード~犬吠埼灯台その3」の記事を書きましたが、その中で観光土産用のテレホンカードについて触れました。今回入手のカードも、最初は同じ物と思ったのですが、写真をよく見た結果、違うカードと判断しました。朝日の昇る位置が微妙に違いますね。

  ホワイトカード <品名50<110-011>>

  ホワイトカード <品名50<110-011>>

次は、これもお土産グッズとしては定番のキーホルダーです。



キーホルダーもたくさんの種類が販売されました。今回入手したのは、コンパス付きのキーホルダーです。発売の時代を特定できないのが残念ですね。

続いて、珍しくてかなり興奮したグッズ2種類です。最初はシングルレコードです。


犬吠埼を題材にしたシングルレコードはかなり多いと思います。今回もそんな1種かと思ったのですが、カップリング曲のシングルジャケットが驚きでした。


ハワイアンの大御所のバッキー白片とアロハハワイアンズが唄っています。それにしても、この建物は・・・。昭和何年頃なのでしょうか。「犬吠ケープパレス」、まったく記憶にありません。少し調べてみたいですね。

最後は犬吠埼灯台の切手です。これも驚きました。コンゴ民主共和国発行の「犬吠埼灯台小型シート」です。切手には詳しくないのですが、それにしてもこんな切手が発行されているとは驚きでした。



ウェブ上で関連項目を探していたところ、切手収集家のすぎやまさんのブログ「HYPER Philatelist」で、次の様な記事を見つけました。

「・・・図はコンゴ民主共和国(旧ザイール)が日本市場を当て込んで発行した全6集の「日本の灯台」小型シートです。上段左から順に姫埼灯台、出雲日御碕灯台、美保関灯台、下段左から御前埼灯台、神子元島灯台、犬吠埼灯台となっています。」

この灯台は世界の「灯台100選」の5灯台+御前崎灯台ですね。シート右上に国際ロータリーのマーク(徽章)が入っているので、大会等の記念で発行されたのかと思ったのですが、違うのでしょうか。

この犬吠埼灯台の写真はどうしたのでしょうか。思いついたのが次の冊子です。


写真集『日本の灯台』燈光会 初版 平成10年10月30日

切手はこの表紙の写真と同じに見えます。また、シート地の上空からの写真や「犬吠埼灯台」の文字もこの写真集から取られているようです。ということは、燈光会の協力による切手シートなのでしょうか。それとも単なる・・・でしょうか。こちらももう少し調べてみたいですね。

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高階良子『よろず幻夜館 1』新発売

2015年09月19日 | 高階良子
高階良子先生のコミックス『よろず幻夜館』第1巻が発売になりました。9月16日の発売で、『デビュー50周年記念セレクション』第6巻と同維持発売でした。地元の書店には入荷していないと考え、Amazonに予約をしました。


秋田書店ボニータCOMICS 平成27年9月25日 初版発行

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「そうでした。/よろず幻夜館のコミックス第/1巻がもう出るんでした。/すっかり忘れてました。/まだ前哨戦です。/2巻以降から/話は盛り上がっていくはず/・・・です。」

「第1話 あの子はどこに居る?」「第2話 闇から覗く顔」「第3話 ヤモリと呼ばれた娘」の3話が収録されています。

雑誌掲載は平成27年3月号、4月号、7月号なので、コミックス化が早いですね。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』

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