『月イチ三丁目の夕日』の最新刊「おばあちゃん」が8月16日に発売になりました。毎月第三金曜に発売です。
「三丁目の夕日」のコンビニ版コミックスは、最初のMy First BIGが53冊刊行されました。(他に合本や映画公開記念版があります。)次に大判の「特選 三丁目の夕日」が30冊刊行されています。
「月イチ三丁目の夕日」は2010年1月からの発売で、すでに41冊を発行しています。
ところで、以前のブログで次の様に記しました。
コンビニ版コミックス『月イチ 三丁目の夕日』「天体観測」に「コスモゾーン」が収録されています。「三丁目の夕日」シリーズの作品ではないので、こちらにいれるのはどうかなと感じました。(2012.6.8)
最近の『月イチ三丁目の夕日』では、5月発行の「行楽地」に「五月の逃亡者」、7月発行の「ひみつ基地」に「紅色坂の怪」、そして8月発行の「おばあちゃん」に「玄海紀行」が収録されています。これらはいずれも「三丁目の夕日」シリーズの作品ではありません。
改めてこれまでのコンビニ版コミックを調べてみました。そうしたら何とこれまでもたくさんの作品が収録されているではないですか。上記のブログ記事では「コスモゾーン」が最初のような書き方をしてしまいましたが、これは誤りでした。
「玄海紀行」のコミックス収録は『夕焼けの詩』第6巻です。まだ「三丁目の夕日」のタイトルはなく、サブタイトルは「玄海紀行」です。
昭和53年9月1日初版第1刷発行
「特選 三丁目の夕日」にも収録されています。「故郷(ふるさと)」に収録されています。
2008年(平成20年)12月24日 初版第1刷発行
「My First BIG」にも収録されていました。[8月15日]に収録されています。
2002年(平成14年)8月9日初版第1刷発行
「玄海紀行」は西岸良平先生の作品の中でも傑作と考えています。「8月15日」、「故郷」、「おばあちゃん」、どのテーマにも収録可能ということですね。
「三丁目の夕日」は雑誌掲載時には話数が付されています。『ビッグコミックオリジナル』8月20日号掲載の「シュミットさん」は第922話になります。ところが、コミックスには話数が付いておりません。
コミックス未収録の作品や収録順序が変更になった作品もあります。最近は雑誌掲載の順にコミックス化されているようですが、以前はかなり大幅に変更になっていました。
私のファンページ『西岸良平まんが館』では、コミックスにもオリジナルの話数を付けるようにしていますが、掲載雑誌の話数を確認する必要があるため、作業はなかなか進みません。
『月イチ三丁目の夕日』にも話数をふり始めましたので、誤りに気付いたわけです。意識して読まないと気がつかないものですね。そこで、少し過去のコンビニ版コミックスを振り返ってみました。
まず、『月イチ三丁目の夕日』です。これまでにあげた以外のコミックスでは、2010年8月25日発行の「望郷」に「僕たちの青春」「かくれんぼ」が収録されています。いずれも『ビックコミックオリジナル』の増刊号に描かれた作品です。
また、2011年5月25日発売の「おもちゃ箱」に「狼少年」が収録されています。『ビッグゴールド』に掲載された作品です。
「コスモゾーン」の収録された「天体観測」(2012.4.25)には「星空」も収録されていました。この作品は『夕焼けの詩』第7巻[千夜一夜劇場]に収録されており、『GORO』に掲載された作品です。
他の作品は『ビッグコミック』系の本誌や増刊号、『ビッグゴールド』などに掲載されています。『GORO』も同じ小学館発行ということで『夕焼けの詩』収録となったのでしょうか。
『特撰 三丁目の夕日』には「狼少年」「オーマイスイートホーム」「玄海紀行」が収録されているほか、[千夜一夜劇場]から「終電車」「波止場」が収録されていました。
最初のシリーズの My First BIG については話数確認がほとんどできていません。これから確認していくことになりますが、少しコミックスを見てみたところ、『夕焼け』(2002.11.11)に「黒マントと夕日」「俳優」「星空」「あいつ」「波止場」「兄と妹」が収録されていました。
また、『木枯らし』(2002.12.13)には「先輩」「麻雀の星」「彼と・・・」「甘い生活」「疑惑」が、『歳末大売り出し』(2002.12.27)には「ホワイトクリスマス」「望郷」が収録されていました。他にも多くの作品が再録されています。
いずれも[千夜一夜劇場]からの収録ですが、『GORO』は大判の雑誌だったので、コミックスに収録するとコマ割りがあまりも窮屈です。
編集部では『三丁目の夕日』と『夕焼けの詩』の区別をしていないようです。それなら、今後も積極的に再録していただきたいですね。時代ものやデビュー作の「夢野平四郎の青春」などは絵柄が違いすぎて難しいとは思いますが、テーマを工夫して何とかならいでしょうか。
私の一番好きな西岸作品は、『ビッグコミック』本誌や増刊号、『ビッグコミックオリジナル』増刊号に掲載された中編作品です。「振り子時計の下」などもぜひ収録していただきたいですね。(My First BIG の『三丁目メルヘン』(2001.11.9)に収録されていました。この巻には「サーカスの夜」も収録されています。)
ホームページ更新しました。「三丁目の夕日」の雑誌掲載について少し更新しています。
西岸良平まんが館
「三丁目の夕日」のコンビニ版コミックスは、最初のMy First BIGが53冊刊行されました。(他に合本や映画公開記念版があります。)次に大判の「特選 三丁目の夕日」が30冊刊行されています。
「月イチ三丁目の夕日」は2010年1月からの発売で、すでに41冊を発行しています。
ところで、以前のブログで次の様に記しました。
コンビニ版コミックス『月イチ 三丁目の夕日』「天体観測」に「コスモゾーン」が収録されています。「三丁目の夕日」シリーズの作品ではないので、こちらにいれるのはどうかなと感じました。(2012.6.8)
最近の『月イチ三丁目の夕日』では、5月発行の「行楽地」に「五月の逃亡者」、7月発行の「ひみつ基地」に「紅色坂の怪」、そして8月発行の「おばあちゃん」に「玄海紀行」が収録されています。これらはいずれも「三丁目の夕日」シリーズの作品ではありません。
改めてこれまでのコンビニ版コミックを調べてみました。そうしたら何とこれまでもたくさんの作品が収録されているではないですか。上記のブログ記事では「コスモゾーン」が最初のような書き方をしてしまいましたが、これは誤りでした。
「玄海紀行」のコミックス収録は『夕焼けの詩』第6巻です。まだ「三丁目の夕日」のタイトルはなく、サブタイトルは「玄海紀行」です。
昭和53年9月1日初版第1刷発行
「特選 三丁目の夕日」にも収録されています。「故郷(ふるさと)」に収録されています。
2008年(平成20年)12月24日 初版第1刷発行
「My First BIG」にも収録されていました。[8月15日]に収録されています。
2002年(平成14年)8月9日初版第1刷発行
「玄海紀行」は西岸良平先生の作品の中でも傑作と考えています。「8月15日」、「故郷」、「おばあちゃん」、どのテーマにも収録可能ということですね。
「三丁目の夕日」は雑誌掲載時には話数が付されています。『ビッグコミックオリジナル』8月20日号掲載の「シュミットさん」は第922話になります。ところが、コミックスには話数が付いておりません。
コミックス未収録の作品や収録順序が変更になった作品もあります。最近は雑誌掲載の順にコミックス化されているようですが、以前はかなり大幅に変更になっていました。
私のファンページ『西岸良平まんが館』では、コミックスにもオリジナルの話数を付けるようにしていますが、掲載雑誌の話数を確認する必要があるため、作業はなかなか進みません。
『月イチ三丁目の夕日』にも話数をふり始めましたので、誤りに気付いたわけです。意識して読まないと気がつかないものですね。そこで、少し過去のコンビニ版コミックスを振り返ってみました。
まず、『月イチ三丁目の夕日』です。これまでにあげた以外のコミックスでは、2010年8月25日発行の「望郷」に「僕たちの青春」「かくれんぼ」が収録されています。いずれも『ビックコミックオリジナル』の増刊号に描かれた作品です。
また、2011年5月25日発売の「おもちゃ箱」に「狼少年」が収録されています。『ビッグゴールド』に掲載された作品です。
「コスモゾーン」の収録された「天体観測」(2012.4.25)には「星空」も収録されていました。この作品は『夕焼けの詩』第7巻[千夜一夜劇場]に収録されており、『GORO』に掲載された作品です。
他の作品は『ビッグコミック』系の本誌や増刊号、『ビッグゴールド』などに掲載されています。『GORO』も同じ小学館発行ということで『夕焼けの詩』収録となったのでしょうか。
『特撰 三丁目の夕日』には「狼少年」「オーマイスイートホーム」「玄海紀行」が収録されているほか、[千夜一夜劇場]から「終電車」「波止場」が収録されていました。
最初のシリーズの My First BIG については話数確認がほとんどできていません。これから確認していくことになりますが、少しコミックスを見てみたところ、『夕焼け』(2002.11.11)に「黒マントと夕日」「俳優」「星空」「あいつ」「波止場」「兄と妹」が収録されていました。
また、『木枯らし』(2002.12.13)には「先輩」「麻雀の星」「彼と・・・」「甘い生活」「疑惑」が、『歳末大売り出し』(2002.12.27)には「ホワイトクリスマス」「望郷」が収録されていました。他にも多くの作品が再録されています。
いずれも[千夜一夜劇場]からの収録ですが、『GORO』は大判の雑誌だったので、コミックスに収録するとコマ割りがあまりも窮屈です。
編集部では『三丁目の夕日』と『夕焼けの詩』の区別をしていないようです。それなら、今後も積極的に再録していただきたいですね。時代ものやデビュー作の「夢野平四郎の青春」などは絵柄が違いすぎて難しいとは思いますが、テーマを工夫して何とかならいでしょうか。
私の一番好きな西岸作品は、『ビッグコミック』本誌や増刊号、『ビッグコミックオリジナル』増刊号に掲載された中編作品です。「振り子時計の下」などもぜひ収録していただきたいですね。(My First BIG の『三丁目メルヘン』(2001.11.9)に収録されていました。この巻には「サーカスの夜」も収録されています。)
ホームページ更新しました。「三丁目の夕日」の雑誌掲載について少し更新しています。
西岸良平まんが館