ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

カレッジポップス・クロニクル

2013年02月27日 | 音楽
オークションで『カレッジポップス・クロニクル』を購入しました。2001年(平成13年)発売のCD6枚組のボックスです。発売は承知していたのですが、購入はしませんでした。それはすでに東芝EMI発売の「カレッジ・ポップス・ベスト・コレクション」VOL.1~3を購入してあったからです。


CDジャケットはVOL.1~3共通です。

VOL.1 1992.10.22 ザ・フォーク・クルセダーズ「帰ってきたヨッパライ」等23曲
VOL.2 1992.10.22 フォー・セインツ「希望」等21曲
VOL.3 1993.02.24 遠藤賢司「猫が眠ってる」等20曲

レコード時代からオムニバスの「全集」ものが好きで購入していました。CDになってからも、『FOLK&POPS BEST COLLECTION』全11枚組ボックスなども購入してあり、和製フォーク、和製ポップスのメジャーな曲は揃っています。


しかし、このような全集には、カレッジポップスはあまり含まれておりません。万里村れいとザ・タイム・セラーズ「今日も夢見る」、フォア・ダイムズ「夕陽が沈む」、モダン・フォーク・フェローズ「さよならは云わないで」、キャッスル&ゲイツ「おはなし」など昔から好きだった歌はよく収録されるのですが、マイナーな曲は入っていません。

「カレッジ・ポップス・ベスト・コレクション」全3巻では、ジ・アイビー・トワインズ「いつか見た青い空」、ティンカーズ「はだしの少年」など好きな歌がたくさんできました。このCDで初めて聴いた曲です。

また、同じようにマイナーな曲が入っているということで、「MBSヤングタウン 今月のうた複刻版」も購入しました。


1992.11.26 ジローズ「あなただけに」等19曲

この中ではファニー・カムパニー「朝の光が輝く時」が一番気に入りました。馬場広文(ばんばひろふみ)の作曲なんですね。

大部分の曲は持っているわけで、あえて『カレッジポップス・クロニクル』を購入する気は起きませんでした。また、いつでも買えるだろうという気もありました。ところが、いつの間にか販売が終わっていました。なくなると欲しくなるのは悪い癖で、オークションを探し、これまでに2回ほど入札に参加したのですが、入手できず、あきらめていました。

それが今回、購入に至った主な理由は、ドゥーディ・ランブラーズの「真赤なリボンとおさげのあの娘」が聴きたかったからです。

この歌の発売は1967年ですが、はしだのりひこが属していたグループということで、フォークルがヒットした時に再発されました。この時、レコード店で手に取って見ているのですが、購入はしませんでした。できればオリジナルのシングルが欲しいと思ったからです。しかし、結局どちらも購入できないで現在に至っています。

オークションにも時々出品されるのですが、競争でかなり高くなってしまいます。同じくらいの値段で買えるなら、オリジナルレコードにこだわらないで、『カレッジポップス・クロニクル』を購入した方がよい、と思うようになりました。そして今回、首尾よく入手できたわけです。



選曲、監修は黒沢進、グループ・サウンズ、和製ポップス研究の第一人者です。東芝が中心ですが、クラウン、キングの音源も含まれています。

また、最近では『京都フォーク・デイズ』4枚組ボックスも購入しています。(これは未発表であったフォークルの京都・弥栄開館でのさよなら公演が目的でしたが)


『京都フォーク・デイズ』2010KING RECORD NKCD-6521~24

『カレッジポップス・クロニクル』には、ザ・ヴァニティーの「フォークロックの世界」が含まれており、『京都フォーク・デイズ』には「最後のおはなし」が含まれています。

しかし、コロンビアから発売された「愛に吹く風/胸のいたみ」は含まれませんでした。石塚成孝と、シューベルツに行った井上博、越智友嗣が在籍していた時の録音です。まさに、カレッジポップスといえるさわやかな曲です。コロンビアでは「カレッジアン・ポップス」といっていたようですね。この曲もぜひCD化していただきたいです。



ザ・バニティ「愛に吹く風/胸のいたみ」日本コロンビア P-35 1968.09

『京都フォーク・デイズ』には、高田恭子の「継子(ライブ)」も含まれています。ドゥーディ・ランブラーズの藤原洪太の作品です。昭和42年(1967年)4月28日に行われた「第1回高石友也リサイタル」にゲスト出演した際のライブ音源とのこと。ギターはアマチュア時代の加藤和彦です。

YouTubeにアップしていただいてある、継子と竹田の子守唄です。

継子、竹田の子守唄

今一番再発して欲しいレコードが、高田恭子がメンバーだった「大塚孝彦とそのグループ」の自主制作アルバム『The First & Last』なのです。フォークルの自主制作アルバム『ハレンチ』はCDで復刻されています。『The First & Last』は再発されたことはあるのでしょうか。ぜひ聴いてみたいですね。

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銚子展望スポット・トライアングル(銚子三塔物語)

2013年02月23日 | 銚子3塔
「銚子展望スポット・トライアングル(銚子三塔物語)」というサイトを作っています。平成23年(2011年)5月30日に現在のサーバーに移転してから、更新していませんでした。

更新が進まなかった一番の理由は、「地球の丸く見える丘展望台の歴史」の更新が進んでいないためです。資料は集まってきているのですが、なかなか集中して取り組むことができません。

グッズ関係は少しずつ手直しはしていました。しかし、いつも中途半端な更新のためアップできないでいます。地球の丸く見える丘展望館のパンフレットも新しくなったし、私のホームページはグッズ紹介が中心ですから、この部分から更新を進めていきたいと思います。

まず「犬吠埼灯台」です。ブログではすでに記した「犬吠埼灯台見学記念券」をアップしました。





現行の見学記念券。これは実際に使用した半券です。


現在は「寄付金」とされているためでしょうか、入館料(入場料)は明記されていません。大人30円と明記されている見学記念券は昭和50年頃の記念券だと思います。

これより前、昭和32年の観光パンフレットによると、犬吠埼燈台見学料は大人10円、小学生5円でした。この頃も見学記念券はあったのでしょうか。探してみたいですね。

訪問記念のキーホルダーやバッジは、現在ではほとんど作成されていません。かつては様々な種類が発売されていました。オークション等で見つけたら購入しています。

いろいろなキーホルダー。発売時期は明確ではありません。

      

       

   

        

これは世紀越えの時のグッズです。


小さなピンバッジ2種類です。裏の留め金具は管ピンタイプです。余談ですが、「ピンバッジ(ピンズ)」には、いろいろな留め具があるのですね。ここで使われている留め金具は「管ピン」というようです。

       

犬吠埼灯台については、灯台に関心を持つ市民により「犬吠埼ブラントン会」が結成され、研究やまちづくりへの活用が進められています。うれしいことにグッズも販売されていることを知り、購入しました。

ペーパーウエイト(文鎮)です。直径80mm、重量190グラムと重量感があります。



「犬吠埼燈臺」と「2004犬吠埼燈臺130年」と裏面の異なる2種類があります。



このほか新たに入手した犬吠埼灯台の絵はがき等を加えました。

銚子ポートタワーと地球の丸く見える丘展望館については、新しいグッズはほとんどありません。

銚子ポートタワーのハンドタオル2種類です。これは以前に発売されたものかも知れません。昨年(2012年)初めには販売していたのですが、現在はもう売っていないようです。




地球の丸く見える丘展望館のグッズは、刻印メダルのシルバータイプが発売になっており、ゴールドタイプと2種類になりました。

  

ホームページはこちらです。まだ、更新途中の部分も残っています。

銚子展望スポット・トライアングル(銚子3塔物語)

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SL運転記念&銚子電鉄開業90周年記念グッズ

2013年02月19日 | 銚子電鉄
2月9日(土)から11日(月)の3日間、銚子市内に大きな汽笛の音が響き渡りました。「SLおいでよ銚子号」の汽笛です。朝10時37分発で銚子を出て行く時、そして3時47分着で銚子に入ってくる時、銚子駅から相当離れていても汽笛を聞くことができました。

線路沿いの空き地はSLに手を振る市民でいっぱいでした。たくさんの方に銚子に来ていただき、ありがとうございました。

記念グッズ好きとして、購入したグッズを紹介します。SL関係では、銚子に関連するグッズを購入しました。

2月1日銚子駅で発売開始の「SLおいでよ銚子号」記念入場券です。




記念プレート SLおいでよ銚子号



ICカード乗車券専用パスケース タッチ アンド ゴー


キーホルダー JR車輌シリーズ




このSL運転に合わせて、銚子電鉄でも開業90周年行事が行われました。その関係グッズです。記念乗車券等の発売開始も2月1日でした。

開業90周年記念・SL運転記念 記念乗車券セット



開業90周年記念・SL運転記念 記念入場券セット



開業90周年記念・SL運転記念 記念入場券 仲ノ町駅



記念乗車券セット、記念入場券セットにはポストカードが付いていました。



裏面は2枚とも同じデザインです。



SL運転日の2月9日、10日、11日専用の弧廻手形も発売されました。使用した日にスタンプが押されます。




私は3日とも銚子電鉄に乗るつもりだったので、最初は弧廻手形3枚を購入するつもりでした。しかし、どうせなら弧廻手形発売の5つの有人駅と車掌さんから1枚ずつ購入することにしました。

2月9日、車掌さんと犬吠駅。10日、仲ノ町駅と外川駅。11日、観音駅と笠上黒生駅で購入しました。



仲ノ町車庫会場と犬吠駅広場会場で記念イベントが開催されており、弧廻手形を提示すると各会場で硬券タイプの来場記念券がプレゼントされました。



弧廻手形は6枚購入したので、来場記念券も各会場6枚をいただきました。

10日に仲ノ町会場で引き換えようとすると、スタンプを押しますか、と聞かれました。これは願ってもないことなので、当然押してもらいました。また、犬吠会場には日付印がなかったので、こちらも仲ノ町会場で押してもらいました。



もう一つ、「開業90周年記念・SL運転記念の期間限定 ポストカード入り ぬれ煎餅 三味」の発売がありました。ポストカードは3種類+シークレット1種類、販売は犬吠駅売店限定とのことでした。

犬吠駅広場会場にも置いてあったので、来場記念券の引換時に1日1箱購入しました。


結果は1日目と3日目が同じポストカードでした。ついてません。


2日目に出たのがこのポストカードでした。3種類と絵柄が違うので、これがシークレットなのでしょうか。


残りの2種類のポストカードも何とか入手したいですね。

仲ノ町車庫会場では初期の姿に戻したデキ3電気機関車の展示もあり、楽しい3日間を過ごすことができました。「SLおいでよ銚子号」の運転、本当にありがとうございました。

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『高階良子選集』第14集新発売

2013年02月15日 | 高階良子
2月15日(金)、高階良子先生の『高階良子選集』第14集 [赤い影] 新発売です。表題作のほか「死者(デス)の狩人」が収録されています。


ボニータ・コミックスα 平成25年2月28日 初版発行

「今回 描き足し枠がけっこうありまして・・・でも「死者の狩人」は古すぎて手が出せないし、「赤い影」はすっきりとまとまっていたように思えるので、書き足せる部分を捜すのは難しそう・・・なんて思いながら読み返していたら、これが結構ある!枠・・・全然足りない・・・!あとがきのページを削ったけど、まだ足りない・・・!ページもっと欲しかった。」とのことです。

「赤い影」のオリジナルのコミックス収録は『死の媚薬 闇の呪文』でした。

「赤い影」

『死の媚薬 闇の呪文』 ボニータ・コミックス 平成3年9月30日初版発行

「赤い影」の初出は、『ミステリーボニータ』No.19(平成3年(1991年)1月刊)で、80ページでした。コミックス収録時にとびらページ部分に加筆され、82ページになっています。

今回は90ページなので、大幅に加筆されていますね。これから読み比べていくのが楽しみです。

「死者(デス)の狩人」のコミックス収録は、講談社コミックスの『死者の狩人』でした。

「死者の狩人」

『死者の狩人』 講談社コミックスなかよし 昭和62年11月6日第1刷発行

「死者(デス)の狩人」はその後2回、形を変えて講談社から再刊されています。


『死者の狩人』 KCデラックス(ミステリーダークサイドセレクション)平成5年8月23日第1刷発行


『幻想ロマンセレクション2 死者の狩人』KCデラックス(ポケットコミック)平成11年10月13日第1刷発行

この文庫版『死者の狩人』には、ポストカードが入っていました。



「死者(デス)の狩人」の初出は、『なかよし増刊』昭和62年(1987年)9月増刊号です。選集では6月増刊号となっていますが、これは誤りです。

「血も凍る200ページ読みきり一挙掲載!」でした。200ページはすごいですね。

なお、細かいことですが、最初のコミックス収録時は199ページになっていました。これは雑誌掲載時のとびら絵のイラストをコミックスの表紙に用いたため、コミックスのとびら絵には、作品の最後の一コマ(1ページ)が使われていたためです。

KCデラックスでの再刊から本来の形に戻りました。この最後の一コマがあると、作品の余韻がまったく違います。今回の選集でも、こちらを踏襲しています。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は描き足しにページを取られたため、今回も1ページです。

「今回は古い言葉使いのおもしろさについて」です。「えさ けっぺ」これは完全に銚子弁ですね。中学生の時にとなりのクラスの娘に絵を描いて欲しいと頼まれた話も載っています。

銚子市で発行されている地方紙で『大衆日報』という日刊紙があります。市内の話題を中心に掲載し、ほとんどの市民は知っている新聞です。この新聞で高階良子先生が取り上げられたことがありました。

「大作家は四中出身だった」「少女漫画ですごい人気」「高階良子が怪奇サスペンス」等の見出しが躍っています。これは昭和54年(1979年)8月26日号の大衆日報です。

「これほどの大家になるとは 数学の時間にボクの似顔絵画いてた 四中当時の新田先生ビックリ」など恩師の回想や、お母さんが語る高階先生の近況が掲載されています。これも貴重な資料ですね。 

ホームページも更新しました。

『高階良子の部屋』

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銚子市制施行80周年

2013年02月11日 | 銚子
本日、2月11日銚子市は市制施行80周年を迎えました。銚子市は、昭和8年2月11日、千葉市に続いて千葉県内2番目の市として誕生しました。




市制施行記念のグッズを探してみたのですが、残念ながら公式グッズは発行されないようですね。各記念行事のグッズの中に「市制施行80周年記念」の文字が入るだけです。


「市制施行80周年記念 第64回中学校対抗 銚子半島一周駅伝大会」のクオカード


「銚子市制施行80周年記念 銚子SLまつり」のチラシ


「銚子市制施行80周年記念 銚子SLまつり SLおいでよ銚子号」銚子市観光協会発行のクリアファイル


「銚子市制施行80周年記念 SLサバカレー」の缶詰。信田缶詰製造


現在、市制施行記念グッズとして最も多いのは、ふるさとフレーム切手だと思います。

愛知県尾張旭市の市制施行40周年記念のフレーム切手です。


このフレーム切手は展望タワー関連で収集したものです。

他にも多くの自治体でふるさとフレーム切手が発行されています。千葉県内では大網白里市誕生記念(2013年1月21日発行)、八街市市制施行20周年(2012年10月1日発行)、野田市制施行60周年記念(2010年10月12日発行)、我孫子市制施行40周年記念(2010年6月28日発行)などがあります。なお、発行は郵便局株式会社関東支社です。

銚子市でも発行されないかと期待していたのですが、残念ながら発行されませんでした。


20年前、平成5年(1993年)の市制施行60周年では、記念グッズとしてテレホンカードが発行されました。


この頃はまだ、テレホンカードが盛んな時代で、全国の各市でも市制施行記念のテレホンカードが発行されました。

テレホンカード劇場 市制施行記念

郵趣関係では、記念印の押印もあります。更に10年前、昭和58年(1983年)市制施行50周年の際の記念印です。この時は「市制50周年記念郵政事業展」が開催されたようですね。


なお、この市制施行50周年の時には市の花「おおまつよいぐさ」(竹久夢二の「宵待草」の詩のゆかり)等が市民投票により選ばれています。

これ以前のグッズについては、今のところ持っていません。全国的に見ると「記念乗車券」「絵はがき」の発行などがあったようですね。銚子市の市制施行記念でどんなグッズがあったのか、少し調べてみたいです。


※少し探したらもう一つありました。銚子市制施行70周年記念として作成された「銚子かるた」です。


「読み札はみなさんから公募し、選考委員会が選びました。絵札は、市内の絵画サークルのみなさんにお願いしました。」とのことです。(23:45追加)

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