ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『池上線』カバー 川野夏美さん

2015年07月28日 | 西島三重子
新たな「池上線」カバーの発売です。歌手は川野夏美さん、アルバム『フォーク・ソングス~唄い継ぐ、未来へ~』に収録されています。





発売は7月8日でした。日本のフォーク・ソングの名曲12曲が収録されています。

クラウンレコードの公式サイトによると、川野夏美さんのデビューは平成10年(1998年)で、これまでにシングル27枚を発売しています。最近は、シングル「悲別~かなしべつ~」、「雲母坂~きららざか~」など、弦哲也さんの曲を歌っています。

CD全体を通して聴いた感じでは、ドラマティックな「恋人よ」、それに「海岸通」がいちばん気に入りました。また、最後に収録されている「びりけつのジュン」は初めて聴きました。

「池上線」については、編曲者はD.C.Oとなっています。西島三重子さんのシングルの編曲と同じ感じで、川野夏美さんの歌唱も気に入りました。

最近の「池上線」のカバーには、大江恵さんによるジャズ編曲のカバー、男性演歌歌手竹島宏さんのカバー、女性3人のコーラスグループBon Appetitのカバーなどがありました。

今回の川野夏美さんのカバーは、森昌子さん、水森かおりさんに続く、女性演歌歌手による「池上線」の名唱です。

ホームページ更新しました。

水色の季節の風




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『デビュー50周年記念セレクション』第5巻発売

2015年07月25日 | 高階良子
前回のブログ、「高階良子先生のサイン会」で既に触れましたが、『デビュー50周年記念セレクション』第5巻が発売になっています。

「ダークネス・サイコ 5」に加え、今回は貸本時代の作品「ミッキーの顔役」、「手おれ花」の2作が収録されています。


ボニータ・コミックスα 平成27年7月25日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「ごめんなさいごめんなさい。/このシリーズ毎回かならず/加筆ありのはずだったのですが/今回は、どーしても余裕が/ありません。/削れるところは何とか削ったのですが/あとがき分わずか1ページとれたのみ。/おわびといっちゃあなんですが/このシリーズの最後で/ダークネス・サイコを一話/描きおろすことを約束します。/あー言っちゃた。/もう逃げられない。」

『ダークネス・サイコ』は「闇なる時のはざま」が収録されています。オリジナル・コミックスでは、最終巻の第4巻に収録されていました。第13話にあたります。


ボニータ・コミックス 平成5年7月10日 初版発行

今回は加筆はないとのことです。全16話なので、残すところ後3話ですが、一話描き下ろしをしてくださるとのこと、楽しみに待っていましょう。

同時収録の「ミッキーの顔役」、「手おれ花」は若木書房の貸本のうち、高階良子個人シリーズの「チャーム漫画劇場」の作品です。「削れるところは何とか削った」のがどの部分なのか、貸本と比較してみました。

  チャーム漫画劇場 No.4 昭和42年12月発行(推定)

まず、「ミッキーの顔役」です。貸本は16ページまでカラー印刷です。とびらページや「ひとやすみのページ」以外にカットされている部分はありませんでした。セリフは新しく打ち直されており、ひらがなが漢字に変えられている部分も多いです。

また、『記念セレクション』のとびらページは貸本の第二部のとびらページが採用されています。

  チャーム漫画劇場 No.5 昭和43年3月発行(推定)

「手おれ花」も最初の構成が少し変えられている他は大きな変更はありませんでした。次はミッキーその3の「ミッキーお手をどうぞ」の収録を期待しています。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「ニュージーランド旅行記 再4」で、1ページです。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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高階良子先生サイン会

2015年07月21日 | 高階良子
7月18日(土)の午後2時から、三省堂書店そごう千葉店で、高階良子先生のサイン会が開催されました。秋田書店のウェブページで情報を確認し、電話ですぐ書店に予約しました。

18日は10時の特急で千葉に来て、まずそごうの三省堂書店に来ました。書店は9階です。この階は「こだわり趣味の街」など、昔の街並みを再現したフロアで、ヤマサ醤油やヒゲタ醤油の看板や仕込み蔵なども再現されています。

三省堂書店の外観も煉瓦造りのたいへんに凝った造りになっています。



高階良子先生サイン会のコーナーが設置されていました。



予約しておいた『高階良子デビュー50周年記念セレクション 5』を購入し、イベント参加整理券をいただきました。これで安心して昼食をとれます。

整理券を撮影。かなり早く予約したつもりだったのですが、整理番号は6番でした。しかし、サイン会はこの番号順ではなく、並んだ順になるようです。


まだ開始までには大分時間がありますが、待ちきれずにサイン会のコーナーに行ってみると、原画などが展示されていました。


最初に並ぶのはなんとなく恥ずかしいので、7番目くらいの位置に並びました。女性が多いのは当然ですが、男性も多かったですね。

先生がお見えになり、サイン会が始まりました。サインだけではなく、カットも描いておられるようです。先生はかなり緊張されているようでした。

やっと私の番が来ました。先生にお会いするのは初めてです。自己紹介をして、サインをいただきました。先生と握手することもできました。感激です。



サインをいただいてから、他の方のサイン風景を撮影。かなり遠くから来られた方もいたようですね。



私はもう一冊購入して、最後に並びました。今度は為書きなしでサインをいただきました。宝物ですね。



このようなチャンスはもうないかも知れませんので、以前から疑問に思っていたことを質問してみました。

もうずいぶん昔になりますが、『COM』の新刊案内で見た先生のコミックスについてです。立風書房のレモンコミックスで、新刊2冊が予定されていました。それからずっと探し続けていました。

しかし、結局見つけることはできず、レモンコミックスのリストにも載っていないようです。このことから、計画はされたものの版権等の関係から発行はされなかったのではないか、と考えるようになり、ホームページのコミックスリストには入れませんでした。

今回、先生に確かめたところ、そのコミックスはわからないとのことでした。ずっと気にかかっていましたが、これですっきりしました。

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なかよし60周年記念版『地獄でメスがひかる』

2015年07月13日 | 高階良子
講談社から「なかよし60周年記念版」コミックスの1冊として、『地獄でメスがひかる』が復刻されました。金ぴかの帯付きです。



帯を外してみると、忠実に昔の発行時の装幀で復刻されていました。

 平成27年(2015年)7月3日 第1刷発行

以前のコミックスの表紙です。

 昭和51年(1976年)9月5日第1刷発行

カバー折り返し部分のコミックスの告知も「※復刻という企画内容を鑑み、発売中でない作品の告知もそのまま掲載いたしました。」というほど凝って作られています。

正確に言うと初版刊行時の装幀とまったく同じというわけではありません。当然ですが60周年記念のロゴが入ったり、コミックス番号が変わっています。また、カバー裏には簡単な解説が付いています。

今回底本にしたのは初版ではなく、かなり後の版だろうと思います。背文字のタイトルは黒ではなく赤ですし、コミックスの告知も初版の時とは異なっています。『赤い迷路』や『魔界樹』が入っているので、最後の頃の版を底本にしていると考えられます。

初版限定の「かきおろしメッセージペーパー」が封入されています。これはうれしいですね。初版を入手できてよかったです。

実は近所の書店で入手できず、結局 amazon で購入しました。帯のない表紙が掲載されていたので迷ったのですが、ちゃんと帯もメッセージペーパーも入っていました。

「地獄でメスがひかる」は『なかよし』昭和47年(1972年)7月号から10月号まで4号にわたって掲載されました。前年の昭和46年4月号から「黒とかげ」を掲載してミステリーの世界に入り、「血とばらの悪魔」に続いて発表した作品が「地獄でメスがひかる」でした。

「黒とかげ」、「血とばらの悪魔」はいずれも江戸川乱歩の小説の漫画化なので、「地獄でメスがひかる」は先生のオリジナルミステリーの出発点になった作品です。

この作品はなかなかタイトルが決まらなかったとのことで、『黒とかげ(総集編)』の予告では「オッカナイまんがをかかせたら、日本一の高階良子先生が、7月号から新連載「地獄へつづく階段」を、おおくりします。」となっていました。

最初のコミックス化はフレンドシリーズの1冊でした。

 昭和48年(1973年)8月1日第1刷発行

コミックス化される少し前に、『なかよし』増刊号で総集編が発売されています。当時の反響が大きかったことがうかがえますね。

 『なかよし』昭和48年5月増刊号


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『ミステリーボニータ』8月号が発売

2015年07月07日 | 高階良子
7月6日(月)、『ミステリーボニータ』8月号が発売になりました。


「よろず幻夜館」第4話「三倍の幸せ払い」掲載です。60ページ。7月号に続いての掲載です。

『デビュー50周年記念セレクション』第5巻は「ダークネス・サイコ (5)」で7月16日(木)の発売です。同時収録作品は、貸本時代の「ミッキーの顔役」、「手おれ花」です。

若木書房の貸本で出版された作品で、もちろんコミックス初収録です。

  チャーム漫画劇場 No.4 昭和42年12月発行(推定)

  チャーム漫画劇場 No.5 昭和43年3月発行(推定)

これで「チャーム漫画劇場」全7冊のうち、4冊が再録されたことになります。最初の「つばめさんかごの中」は原稿がないのでしょうか。

ミッキーシリーズ3の「ミッキーお手をどうぞ」、4の「ふたつの過去をさぐれ」もぜひ再録していただきたいですね。

『デビュー50周年記念セレクション5』発売記念のサイン会が開催されます。7月18日(土)の午後2時から、会場はそごう千葉店9階の三省堂書店です。先生にお会いできる貴重なチャンスですね。

何よりも、先生の出身地である千葉県でサイン会を開催していただけるのが、とてもうれしいです。

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