ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

みなもと太郎先生の同人誌 その4

2024年08月15日 | みなもと太郎

みなもと太郎先生の同人誌、4回目です。

風雲児外外伝 松吉伝 2008.12.30

『斬鬼』14号~16号(平成15年1月号、3月号、5月号)、12月号、平成16年2月号、4月号に掲載。なお、平成15年の17号には「松吉伝3 番外編 日本任侠史」、10月号には「太郎の祖父 松吉伝 番外編 日本任侠史<後編>」が掲載されていました。

『松吉伝』の初出一覧によると『斬鬼』は『ヤングキングSPECIAL増刊』で隔月刊。平成15年12月号が独立創刊第2号とのこと。「日本任侠史<後編>」が掲載された10月号が独立創刊号でした。

風雲児外外伝 松吉伝2 2009.12.31

『斬鬼』平成16年6月号、8月号、10月終刊号に掲載。『松吉伝2』には、番外編(平成20年(2009年)12月描き下ろし)10ページが掲載されています。10月号には「『斬鬼』休刊のお知らせ」が掲載されていました。

なお、「松吉伝」は復刊ドットコムから『風雲児外外伝 松吉伝』が単行本(2014年1月20日刊)として発行されています。

風雲児外伝17 慶喜 2010.12.31

『コミック大河』平成22年(2010年)Vol.9(歴史街道11月号増刊)、Vol.10(歴史街道12月号増刊)に掲載されました。『月刊コミック大河』はVol.10で休刊となりました。

当時の「ばくのひとりごと」には「『コミック大河』、みなもと太郎先生の「風雲戦国伝」、「風雲幕末伝」目当てに創刊号から購入しています。今号(10号)で休刊とのこと、残念ですね。「風雲幕末伝~徳川慶喜編~」の続きが読みたい!」と記しています。

雑誌掲載時のタイトルは「風雲幕末伝 徳川慶喜編」でした。

『コミック大河』は『歴史街道』の増刊で、平成22年(2010年)3月号増刊がVol.1でした。みなもと太郎先生は「風雲戦国伝 大谷善継の謎」を連載しています。Vol.8まで連載され、Vol.9から「徳川慶喜編」になりました。

『風雲児外伝17 慶喜』には、他に「大特集・横山光輝」が掲載され、先生の横山光輝への論考が集められています。

風雲児外伝18 弥太郎伝 2011.12.31

2011年冬コミケの新刊です。「弥太郎伝」珍しく初出の掲載がありません。ウェブで調べて見ました。新書館から2009年12月26日発売になった、アンソロジー「幕末人物エッセイコミック 幕末魂!」が初出でしょうか。

描き下ろし・風雲児外伝として「梅田雲浜」、「川路聖謨」が発表されました。他に「トキワ荘パワー!」解説、書下ろし・マンガ研究エッセイなどが収録されています。「19歳、デビューしそこねボツ原稿」も収録。このボツ原稿の下に(今回は恥多き本になったなあ・・・)と記されています。忙しかったんでしょうか。

風雲児外伝19 桜田門外の変 2012.12.31

2012年冬コミケの新刊です。井伊直弼の少年時代を描いており、少年誌に4回の連載・・・ではないと思いますが、初出はわかりませんでした。描き下ろしでしょうか。他に「私が愛した大河ドラマ」、「残念マンガ」等を収録。「2011年3月11日に被害にあった原稿」も掲載です。

私がこの本を入手したのは、2013年1月10日でしたが、「お詫びと訂正」が入っていました。最初の部分です。

「慶喜」と「チャカポンくん」は『冗談新選組 増補改訂版』に収録されています。

風雲児伝説 2014.5.5

2014年コミティア新刊です。「風雲児外伝」とは記されていません。

「松吉伝」連動連載「政行伝1」掲載です。他に「風雲児たち教養講座」等を収録。次の『風雲児伝説2』が見つからないので、出てきたら併せて調べます。

風雲児伝説2 2015.8.16

(行方不明 捜索中)です。本が見つかりません。書影は購入したときにスキャンしたものです。当時のひとりごとには「2015年コミティア新刊で、8月に発売になりましたので、先生から直接の通販で購入しました。」とありました。

みなもと太郎のねこまんが 2022.8.13

2022年夏コミケ新刊でした。

今年の夏コミケでも「みにゃもと」新刊が発売されました。『みなもと太郎のなんだなんだなんだ 上巻』です。コミケには行けないので、入手できていません。通販があるとうれしいのですが。

 

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みなもと太郎先生の同人誌 その3

2024年08月13日 | みなもと太郎

みなもと太郎先生の同人誌3回目です。見つからない冊子が多いです。多分購入したときにまとめた箱などに入っていると思いますが、探すのは時間がかかるので、とりあえず手元にある分です。

風雲児外伝11 日本宰相伝 2005.12.30

巻頭カラーページは「風雲児たち連載開始時カラー完全復刻」8ページです。『少年ワールド』のカラーページの復刻はすばらしいですね。特に見開きページは美しいです。

「日本宰相伝は『コミック「乱」ツインズ増刊』掲載でした。

特別企画「風雲児たち単行本全巻対称早見一覧」は潮版コミックスとワイド版コミックスの対比一覧です。潮版では連載終了後の外伝として第30巻に収録された「宝暦治水伝」は、ワイド版では三巻から四巻にかけて収録されています。

風雲児外伝12 日本武将伝 2006.8.13

(行方不明 捜索中)

きゃんぱす伝 2 2006.8.13

(行方不明 捜索中)

戦場よこんにちは 2006.8.13

(行方不明 捜索中)

風雲児外伝13 日本名城伝 2006.12.31

『コミック「乱」ツインズ増刊』掲載です。平成16年(2004年)7月号増刊の「戦国うんうんウンチク 日本城砦伝」から始まり、平成17年(2005年)は「戦国うんうんウンチク 佐賀藩誕生秘話」から「戦国うんうんウンチク 会津宰相伝」まで4編が掲載されました。

平成18年(2006年)は「戦国うんうんウンチク 彦根宰相伝」から「戦国うんうんウンチク 続・姫路宰相伝」まで5編が連載されました。

『日本名城伝』は「戦国うんうんウンチク 筑前宰相伝」が「福岡名城伝」、「姫路宰相伝」が「姫路名城伝」とタイトルを変えて収録されています。特別企画は「風雲児たち幕末編単行本一~十巻索引」で、全編あらすじ付きです。

更に特別企画2「2007年マッドハウスアニメ「大江戸ロケット」みなもと太郎描き下ろし担当キャラ、設定資料・全」も収録です。

突撃ぐれん隊 2006.12.31

2006年冬コミケの新刊です。『週刊少年マガジン』に、「異妖島編」昭和48年(1973年)第25号~31号、「必死必勝必発必中編」が第38号~41号合併号まで連載されました。

バサーの星 2006.12.31

こちらも2006年冬コミケの新刊で、計3冊が発売されました。みなもと太郎先生の作品は多岐にわたって多くの雑誌に掲載されていました。全体を把握するのは難しいです。この『バサーの星』もこの同人誌で初めて読みました。

原作付きの作品で、『少年つりマガジン』、『コミック釣るぞ !! 』に掲載されました。

風雲児外伝14 名将列伝 2007.8.19

巻頭カラーページ復刻は、(たまには風雲児ではないのを・・・)ということで、『希望の友』や『週刊少年マガジン』掲載の「世界名作ギャグ」の表紙やトビラページです。「乞食王子」と「モンテクリスト伯」、2ページ見開きの「スターウォーズ・ドン・キホーテ」がすばらしいです。

『名将列伝(通巻五)』の通巻五は『日本城砦伝』、『日本宰相伝』、『日本武将伝』、『日本名城伝』に続く5冊目と言うことでしょうか。冊子のタイトルは変わっていますが、いずれも『コミック「乱」ツインズ増刊』掲載です。平成19年(2007年)2月号増刊、4月号増刊、6月号増刊掲載の3作が収録されています、なお、作品のタイトルも「尼子家臣伝」が「尼子十勇士」など少し変わっています。

特別企画は「風雲児たち幕末編単行本ギャグ注」です。また、『東映キネマ旬報』に掲載された「私と東映映画」も収録されています。

風雲児外伝15 土佐名将伝 2007.12.31

『風雲児外伝15 土佐名将伝』は2007年冬コミケの新刊でした。

『コミック「乱」ツインズ増刊』掲載です。平成19年(2007年)8月号増刊、10月号増刊、12月号増刊掲載の「長宗我部三代記」3作が収録されています、なお、作品のタイトルは初出とは少し変わっています。

「風雲児たち幕末編単行本ギャグ注」は第六巻の続きから第七巻が収録されています。

特別企画は「コスミコミケロートル対談 大幅改訂決定稿」で米沢貴博氏との対談です。コミケに参加するようになったいきさつなどが詳しく語られています。

風雲児外伝16 冗談新選組 油小路の決闘 2008.8.17

(行方不明 捜索中)

「風雲児外伝」も16冊目になりました。「風雲児ワールド 挑戦者たち」のタイトルには「風雲児外伝」とは記されてはいないのですが、「風雲児外伝3」とカウントされています。なお、2003年12月30日のサークル『みにゃもと』クロニクルでは、『風雲児外伝3・挑戦者たち』と表記されていました。

『フィクション風雲児たち 人斬り源太』は「外伝」には含まれていません。「風雲児たち」とは直接関係のない作品のため含めなかったのだと思います。

続きます。

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みなもと太郎先生の同人誌 その2

2024年08月11日 | みなもと太郎

サークル「みにゃもと」発行の同人誌、2回目です。

サークル「みにゃもと」最初の作品、『スターウォーズ・ドン・キホーテ』の発行は1999年11月11日でした。冬コミケなら12月末のはずなのになぜ?と思っていましたが、『挑戦者たち』に答えが書いてありました。

「大河歴史ロマン「風雲児たち」の作者、みなもと太郎先生をコミティア後夜合宿にお迎えしての公開インタビュー。」です。

「・・・コミティアさんの依頼を受け、この『ティアズマガジン・49号(1999.8.29発行)』のインタビューに応じたのが5月4日。/4時間以上しゃべりまくって、いーかげんフラフラになってた所へ、代表の中村公彦クンから「コミティアの即売会に参加しませんか?」と誘われたわけです。

頭がどうかしてたんでしょう。対談の中でベルネさんがほめちぎってくれた「スターウォーズ・ドンキホーテ」を誰も知らなかったことに責任も感じ「では、その本を個人誌にして出しましょうか」と答えてしまったのが運のつき。・・・」

最初はコミティアだったんですね。1999/11/7 東京ビッグサイトで開催の「COMITIA50」のサークルリストに「みにゃもと」も含まれています。

なお、このインタビューはCOMITIAのホームページに再録されており、読むことができます。

みなもと太郎先生の同人誌、2回目は2003年夏コミケでの新刊からです。

風雲児外伝8 日本剣客伝 2003.8.17

表紙が『ワイド版風雲児たち』や『風雲児たち・幕末編』のパロディになっています。

表紙イラストは工藤稜氏、「○○氏絶賛 !!」が「みなもと太郎氏絶賛 !!」になっています。もちろん帯はないのですが、帯があるようにうっすらと色が変わっています。凝っていますね。
 
「日本剣客伝」は『ビッグコミック』SPECIAL増刊2002年12月1日号の初出、他に「感触者たち」等を収録しています。

風雲児外伝9 雑談新選組 2003.8.17

『風雲児たち』カラーページ復刻は4ページ、美しいです。巻末の付録イラストも4ページでした。「雑談新選組」は時間差攻撃描き下ろし、とのこと。「2003年池袋ジュンク堂顛末記」収録です。このサイン会は行けなかったように思います。ホームページの「ひとりごと」で、2003年11月1日のお茶の水丸善でのサイン会には触れており、こちらは記憶にも残っています。

フィクション風雲児たち 人斬り源太 2003.12.30

2003年冬コミケでの新刊です。1971年に『別冊チャンピオン』5月号、『週刊少年チャンピオン』27号から30号まで掲載。

ぼくだけのへや 2004.8.15

2004年夏コミケ新作。『増刊・少女フレンド』1972年9月号から翌年8月号まで連載されました。単行本未収録です。

とんでも先生 2004.8.15

『とんでも先生』も2004年夏コミケでの発売です。冊子が現在行方不明です。「とんでも先生」はブログでも何回か取り上げており、その都度参照していたんですが、その時にキチンとも戻さなかったために、今時点では見つかりませんでした。

「とんでも先生」は『5年の学習』の昭和53年(1978年)10月号から平成3年(1991年)3月号まで連載されました。また『4年の学習』にも昭和56年(1981年)4月号から昭和60年(1985年)3月号まで連載されました。

「じたばたばーちゃん!」、「かっとびかーちゃん!」も含めて、全作品を確認できたかと考えています。

むこうきずのチョンボ 1 2004.12.30

(行方不明 捜索中)

でんでん伝 2004.12.30

(行方不明 捜索中)

見つからない冊子がかなりありました。見つかったらホームページに掲載します。

むこうきずのチョンボ 2 2005.8.14

『月刊少年マガジン』連載。珍しく初出の掲載がありませんが、1巻を確認していないので何とも言えません。『むこうきずのチョンボ』は、若木書房のコミックメイトで1977年6月にコミックス化されています。コミックスとの比較については1巻が見つかった時点で確かめます。

きゃんぱす伝 2005.8.14

『週刊平凡パンチ』連載です。掲載時のタイトルは「強烈キャンパス伝」でした。私が所持しているのは昭和57年(1982年)3月29日号の「強烈キャンパス伝11 無精な勝負」だけです。『週刊平凡パンチ』には「男の劇場」「新・男の劇場」を連載していました。

風雲児外伝10 日本城砦伝 2005.8.14

この3冊が2005年夏コミケの新刊です。

『日本城砦伝』は日本城砦伝2編、『コミック乱ツインズ』掲載です。対談「マンガ・庶民そして歴史――長編歴史マンガ『風雲児たち』を話そう」など。カラーページ復刻4ページ、文字なしトビラ絵集が9ページです。

続きます。

 

 

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みなもと太郎先生の同人誌

2024年08月09日 | みなもと太郎

みなもと太郎先生の『ねこまんが』、『オルタナティヴ』を紹介しましたが、先生の同人誌は「風雲児たち 外伝」シリーズなどたくさんあります。みにゃもと発行のこれらの同人誌は、公認ファンサイト「風雲児たち長屋」で書影を見ることができましたが、現在サイトが不安定になっているようです。

ホームページへの書影の掲載を考えているので、それに先だってブログでも載せておきます。

「みにゃもと」最初の作品は『スターウォーズ・ドン・キホーテ』でした。

スターウォーズ・ドン・キホーテ 1999.11.11

「スターウォーズ・ドン・キホーテ」は『月刊コミックトム』に掲載されました。昭和63年(1988年)8月号まで連載されていた「風雲児たち」を中断し、9月号から11月号まで掲載されました。作画グループの『グループ』56号から58号(平成4年(1992年)刊)に再録されています。

風雲児たち外伝 吉宗 2000.8.13

平成12年(2000年)夏コミケでの発売です。私は先生からの通販で購入していました。毎回「通販送料免除券」をいただきましたが、もったいなくて使えませんでした。

風雲児たち外伝 仁義なき忠臣蔵 2000.12.30

「この作品は新人物往来社刊・雑誌「歴史読本」に平成11年度NHK大河ドラマ「元禄繚乱」連動マンガとして1999年2月号から12月号まで11回にわたって連載したものです。」

風雲児ワールド 挑戦者たち 2000.12.30

この作品も『仁義なき忠臣蔵』と同じ2000年12月30日の発売で、冬コミケでの発売でした。サークル「みにゃもと」既刊リストが掲載されていますが、冬コミケではこの2冊に加えて『オルタナティヴ 4』、『ねこまんが 3』も発売されています。ものすごい熱量ですね。

風雲児外伝4 日本任侠史 2001.8.12

2001年夏コミケでの発売です。この巻では何といっても「連載再開のごあいさつ」がうれしいです。「風雲児たち」は『月刊コミックトム』に平成9年(1997年)11月号まで掲載され、この号で【風雲児たち・第一部/完】となっていました。『月刊コミックトムプラス』となってから龍馬を主人公にした「雲龍奔馬」が掲載されていましたが、『COMIC 乱』平成13年(2001年)7月号から「風雲児たち・幕末編」として連載再開となりました。

風雲児外伝5 暗殺者たち 2001.8.12

この巻も2001年夏コミケでの発売でした。巻末のサークル「みにゃもと」の刊行リストによると、「2001年8月・夏コミ新刊5冊!」というすさまじさでした。2001年当時の雑誌掲載を見ると、『COMIC 乱』7月号から「風雲児たち・幕末編」の連載を開始、『斬鬼』での連載も始まっていますから、よく5冊も同人誌を出せたと思います。なお、この巻では「手塚治虫はここにも居る」と題して、単行本未収録の手塚治虫について書(描)いたものを集めています。「21世紀に入って最初のコミケに出品する本に、どうしても載せておきたかったのです。/手塚治虫は20世紀における、特筆すべき風雲児の一人ですから。」

ふたりは恋人 2001.11.18

『ふたりは恋人』の単行本未収録作品を収録しています。発行日は11月18日なんですが、夏コミケでの新刊だったのですね。なお「ふたりは恋人」については、わたしのホームページでは一つの項にしてあります。雑誌連載については、『週刊少女フレンド』昭和46年(1971年)6月8日号の連載開始から、『週刊少女フレンド増刊』昭和49年(1974年)12月25日号の最終回まで全話確認できていると思います。(図書館での確認がほとんどですが)

風雲児外伝6 冗談新選組 2001.12.30

2001年12月30日の発行なので、2001年冬コミケでの発売ですね。夏コミケの時点では「次回2001年冬コミ刊行予定 さっぱり わかりまへん」となっていました。「ねこまんが5」が同時発売でした。なお、「冗談新選組」は『週刊少年マガジン』の連載で、新書刊ペーパームーンコミックスで1980年2月に刊行されています。

姿三四郎 2002.8.11

2002年夏コミケでの発売です。次の『蘭学者たち』と2冊の新刊でした。『週刊少年マガジン』連載。新連載の昭和47年(1972年)9月17日号の扉絵がこの裏表紙でした。

風雲児外伝7 蘭学者たち 2002.8.11

『斬鬼』掲載作品3作等の掲載です。『風雲児たち』カラーページ復刻は1982年『コミックトム』新年号に掲載した作品でした。2017年11月、神保町で開催された「みなもと太郎原画展」でこの複製原画を購入しました。

続きます。

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みなもと太郎先生のテレホンカード

2024年08月01日 | みなもと太郎

みなもと太郎先生のテレホンカード、これまで2種類のカードを持っていました。

「風雲児たち」のテレホンカード

 

雑誌『姫盗人』の表紙イラストのテレホンカード

2010年11月開催の「第3回バロンのマンガ解剖学会」の時、みなもと太郎先生から『姫盗人』表紙のテレホンカードは2種類ある、と教えていただきました。

相当高価だろうと考えていたので、入手は諦めていました。ところが最近オークションに出品され、安価に入手することができました。

今回入手できたテレホンカードです。

雑誌『姫盗人』創刊一周年記念のテレホンカードです。

『姫盗人』表紙のような美少女イラストは、先生の同人誌「みにゃもと」発行の『オルタナティヴ』にまとめられています。5冊発行されました。

『みにゃもと太郎 オルタナティヴ Ⅰ』 1999年12月26日 初版

 

『みにゃもと太郎 オルタナティヴ Ⅱ』 2000年1月1日 初版

 

『みにゃもと太郎オルタナティヴ 3』 2000年8月13日 初版

 

『みにゃもと太郎オルタナティヴ Ⅳ』 2000年12月30日

 

『みにゃもと太郎オルタナティヴ Ⅴ』 2001年8月12日

『みにゃもと太郎 オルタナティヴ Ⅱ』の「あとがき しょにょ2」で、雑誌『姫盗人』の表紙について次のように記しています。

「・・・3年ほどたって、某飲み会で「松文館」の社長と知り合い、氏も昔はマンガ家だったので、古い話など花を咲かせていたのですが、描きたまっていたトビラ絵を氏に見せたところ、その1ヵ月後(1997年4月号)から同社発行の成年コミックB6雑誌「姫盗人(ひめどろぼう)」の表紙を依頼され、以後現在まで2年半以上描かせてもらっています。というわけで本誌1号2号のカラー全作品が、月刊「姫盗人」の表紙絵であり、モノクロは「あどべんちゃあ」トビラ絵からの抜粋であります。」

なお、今回入手のテレホンカードの絵は、『オルタナティヴ』には収録されていません。

『みにゃもと太郎オルタナティヴ 3』の表紙を飾るのは、テレホンカードにもなっている絵で、『姫盗人』2000年2月号の表紙であることがわかりました。

『姫盗人』は国会図書館に所蔵されています。今回遠隔複写を依頼し、表紙絵を確認しました。

『姫盗人』2000年2月号の表紙です。

「ミレニアム記念テレカ」100名にプレゼントでした。

今回入手したテレホンカードは、『姫盗人』1997年11月号の表紙でした。

 創刊1周年記念号で、この号も記念テレカプレゼント号です。なお『コミック姫盗人』は1996年11月号が創刊号でした。

ファンページ「みなもと太郎まんが館」更新しました。「関連資料」のグッズに新入手のテレホンカードを加えました。また、「作品詳細」のページに「ねこまんが」と「オルタナティヴ」の書影を加えました。

行方不明になっていた「ねこまんが6」見つかりました。

2003年12月コミックマーケットの新刊だったので、いっしょに購入したみにゃもと発行の同人誌と同じところに置いてありました。

私はコミケには行かなかったので、通販で購入していました。同封されていたサイン入りの複製原画がうれしかったです。

 

みなもと太郎まんが館

 

 

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