ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

宇野勝選手のカード~その4

2017年04月29日 | 銚子出身プロ野球選手
宇野勝選手のカード、4回目はタカラプロ野球カードゲームのカードです。タカラプロ野球カードは昭和53年度(1978年度)が最初の発行でした。

宇野勝選手は入団3年目の昭和54年度(1979年度)からカード化されています。

  昭和54年度(1979年度)



このカードが宇野勝選手の最初のカードだと思います。昭和54年はレギュラーに定着した年で、122試合に出場し、ホームランは12本、打率は2割6分5厘でした。

昭和55年以降は毎年カード化されています。

  昭和55年度(1980年度)



  昭和56年度(1981年度)



  昭和57年度(1982年度)



  昭和58年度(1983年度)



  昭和59年度(1984年度)



昭和59年には少し小柄で厚紙の「わんぱく野球カード」が発売されています。箱の裏には「このゲームをマスターしたら次は球団別選手カード(別売600円)で本格的なベースボールゲームをしよう。」と記されています。

タイトルも「わんぱく野球カード」と、子ども向けに発売されたようです。

  わんぱく野球カード



  昭和60年度(1985年度)



  昭和61年度(1986年度)



  昭和62年度(1987年度)



昭和63年度からはカードの年号表記が西暦になっています。

  1988年度



  1989年度



  1990年度



  1991年度



  1992年度



平成5年(1993年)、千葉ロッテマリーンズにトレードになり、1993年度からはロッテマリーンズのカードになりました。

  1993年度



平成6年(1994年)で現役を引退し、タカラプロ野球カードも1994年度が最後の年になりました。

  1994年度



他のトレーディングカードと比べると、カードゲームのカードであり、上半身の写真だけのカードが中心でした。後半はプレー中の写真も使われるようになりましたが、トレーディングカードしては面白味に欠ける側面もあったかも知れません。

しかし、今になって見直すと、球団別に30人をカード化したことから、新人やマイナーな選手もカード化されており、貴重な記録となっています。


コメント

宇野勝選手のカード~その3

2017年04月25日 | 銚子出身プロ野球選手
宇野勝選手のカード、3回目はカルビー野球カードです。カルビーカードについては、私はあまり積極的には集めていませんでした。なので、欠けているカードがたくさんありますが、参考として持っているカードをアップしました。

数えてみたら、40種類のカードがありましたので、適当にアップします。

宇野勝選手のカルビー野球カードのルーキーカードは、1981年のNo.125のカードでした。私は持っていませんが、2012年に複刻版が出ました。参考として、まずこのカードから紹介します。




現行のカードのサイズは、他のトレーディングカードと同じ位の大きさになっています。

私が持っているのは1982年のカードからです。これが2番目のカードだと思います。




「'83期待されるプロ野球選手 !」とのタイトルのNo.16のカードです。

 

次のNo.66のカードと写真はまったく同じです。このカードは、裏面が稲尾和久氏の解説に変わっています。なお、この稲尾解説のカードはどれも発行年が入っていませんが、1983年の発行と推定しています。

 

No.657のカードです。金ワクのカードで、裏面解説は「輝くタイトルホルダー」です。

 

1984年、No.33のカードです。上のカードと同じように見えますが、表情が少し違います。裏面のタイトルは「輝くスタープレーヤー」です。

 

1984年のカードの裏面は高田繁氏の解説です。No.543のカードです。

 

次の写真も同じ物ですが、カード表面に黄色い文字で「最多本塁打」と記入されています。1984年のホームラン王を受けて作成されたものと思います。

 

1985年には似顔絵が募集されました。

 

宇野選手の似顔絵コンテスト、入賞作品です。

 

1986年のカードです。裏面の解説の文字が赤色から青色に変わっています。

 

1987年金ワクのカードです。3度目のベストナインの記念カードです。




1991年発行のカードです。大きなカードになりました。




1992年発行のカードです。同じくテレホンカードサイズのカードです。中日ドラゴンズでの最後のカードだと思います。




1993年発行、千葉ロッテマリーンズに移籍後のカードです。




これらのカードはスポーツカード店に銚子出身者のカードを探しに行った時に入手したものです。篠塚利夫選手や石毛宏典選手と併せて探しました。カードの種類は比較的多いので、あまり苦労せずに集められました。入手が困難なレアカードは持っていません。

コメント

宇野勝選手のカード~その2

2017年04月18日 | 銚子出身プロ野球選手
宇野勝選手のカード、2回目はBBM~ベースボールマガジン社発行のトレーディングカードです。

最初に現役当時のカードです。宇野勝選手の入団は昭和52年(1977年)中日ドラゴンズ、引退は平成6年(1994年)ロッテマリーンズでした。

BBMのトレーディングカードは平成3年(1991年)が最初です。宇野勝選手も当然カード化されています。

  BBM1991 中日

  BBM1992 中日

  BBM1993 ロッテ

  BBM1993 オールスター

  BBM1994 ロッテ

このカードが現役最後のトレーディングカードになりました。

次のカードは平成12年(2000年)の「センチュリーベストナイン」でした。トレカショップ“ONE FOR ALL”さんのリストによると、収録選手は沢村栄治からローズまで120名、各選手4枚のカードが封入されているので、レギュラーカードだけで480種類という多さでした。

もともとは日本プロ野球機構などによる、20世紀のプロ野球ベストナインを選ぼうとする企画だったようですが、カード化されたのはノミネートされた選手だったのでしょうか。

篠塚利夫選手、石毛宏典選手とともに宇野勝選手も選ばれています。4種類のカードです。





この後も様々なメモリアルカードやチームセットに登場しています。

  BBM2002 オールタイムヒーローズ

  BBM2003 スラッガーズ

  BBM2004 中日ドラゴンズ<監督・コーチの現役時代>

  BBM2005 中日ドラゴンズ<今昔竜戦士>


中日ドラゴンズは2006年(平成18年)に球団創設70周年を迎えました。創設は1936年1月15日、大日本野球連盟名古屋協会(名古屋軍)で、1947年にチーム名がドラゴンズに決定しました。(中日ドラゴンズ公式ウェブサイト)

創設70周年を記念して、想い出の名選手から現役選手までを含むカードセットが発売されました。70周年記念の宇野勝選手です。

  BBM2006 中日ドラゴンズ70周年

レギュラーカード以外のインサートカードも多く封入されました。

  中日ドラゴンズ70周年<歴代ベストナイン>

  中日ドラゴンズ70周年<記録の殿堂>

  中日ドラゴンズ70周年<フォトカード 094/250>

  中日ドラゴンズ70周年<フォトカード 13/50>


  BBM2007 中日ドラゴンズ<打撃コーチ>


  BBM2007 本塁打列伝

  本塁打列伝<フォトカード 55/60>


「ヒストリックコレクション」などのメモリアルシリーズにも、多くのインサートカードが封入されるようになりました。

BBM2009<黄金の1980年代プロ野球>

<黄金の1980年代プロ野球>レジェンドスターズ

レジェンドスターズ(047/200)

レジェンドスターズ(01/50)


続いて中日ドラゴンズ創設75周年記念のカードです。

 BBM2011中日ドラゴンズ75周年

 中日ドラゴンズ75周年<歴代ベストナイン>

 中日ドラゴンズ75周年<歴代ベストナイン 075/150>

 中日ドラゴンズ75周年<直筆サインカード 063/100>

 中日ドラゴンズ75周年<BBM刻印入りPRサインカード>


これは珍しいですね。千葉ロッテマリーンズの20周年記念のメモリアルカードです。

BBM2011千葉ロッテマリーンズ20周年

ロッテマリーンズ20周年<直筆サインカード 098/100>


  BBM2012中日ドラゴンズ<ホームランキング>

  中日ドラゴンズ<ホームランキング 009/100>

  中日ドラゴンズ<直筆サインカード 38/98>


中日ドラゴンズのメモリアルカードが続きます。

BBM2014ドラゴンズレジェンド1987-2001

ドラゴンズレジェンド1987-2001<DRAGONS STAT LEADERS>

ドラゴンズレジェンド<金箔サインパラレル 077/150>

ドラゴンズレジェンド<直筆サインカード 053/120>


プロ野球80周年記念のカードです。投手編には木樽正明投手、打者編には石毛宏典選手とともに宇野勝選手が入りました。

BBM2014プロ野球80周年[打者編]

プロ野球80周年[打者編]<金箔サインパラレル 29/50>

プロ野球80周年[打者編]<直筆サインカード 082/100>


  BBM2015 クラシック

  クラシック<直筆サインカード 55/75>


平成27年(2015年)12月に発売になった、中日ドラゴンズ80周年記念のカードです。

 BBM2016 中日ドラゴンズ80周年

 中日ドラゴンズ80周年<ドラゴンズヒーローズ>

中日ドラゴンズ80周年のオフィシャルトレーディングカードはエポック社からも発売になっていますが、「高級版」ということなのでしょうか、レギュラーカードも高価なので、手は出さないことにしました。

※「ドラゴンズレジェンド<直筆サインカード 053/120>」の写真が間違っていました。「中日ドラゴンズ<ホームランキング>」のサインカードになっていました。同じ写真が2枚あったので気がつきました。「千葉ロッテマリーンズ20周年」のサインカードも追加でアップしました。(2017.04.19)

コメント

銚子出身プロ野球選手のカード~宇野勝選手1

2017年04月14日 | 銚子出身プロ野球選手
銚子出身プロ野球選手のカード、最後は宇野勝選手です。

銚子出身のプロ野球選手を3人選ぶなら、篠塚利夫(和典)選手、石毛宏典選手とともに選ばれるのは宇野勝選手でしょう。テレホンカードも発行されていますし、トレーディングカードもたくさん発行されています。

最初にテレホンカードです。


フリーデザイン <品名50<フリー110-4595>>

このカードはフリーカードナンバーが4595と若いので、初期のカードだと思います。フリーカードは昭和59年(1984年)が最初なので、昭和61年頃の発行でしょうか。


フリーデザイン <品名50<フリー290-1164>>

どのカードもサインがデザインされていますね。


フリーデザイン <品名50<フリー290-4251>>

背番号を大きく入れた独特のデザインです。チームセットのような形で、他の選手もテレホンカードになっています。

昭和63年(1988年)、中日ドラゴンズがセリーグ優勝した時の記念テレホンカードです。手形のテレホンカードです。


フリーデザイン <品名50<フリー290-6460>>

同じく手形の金箔カードです。


ホワイトカード <品名50<110-011>>

コメント

銚子出身プロ野球選手のカード~その他の選手

2017年04月10日 | 銚子出身プロ野球選手
銚子出身プロ野球選手、今回は5名の選手を掲載しました。種類は多くありませんが、カード化されています。

最初に杉山茂選手です。

杉山茂選手は昭和25年(1950年)4月23日、銚子市生まれです。銚子一中から銚子商業に進学しました。昭和43年(1968年)、春の甲子園~第40回選抜高等学校野球大会~に出場、ベスト8に入っています。選抜ベスト8は千葉県では初の快挙でした。(『銚商硬式野球部小史』)

メンバーは杉山茂選手の他、ロッテに入団した市原明選手選手、日本石油を経て阪神タイガースに入団した町田公雄選手がいました。

杉山茂選手はドラフト6位で巨人に指名され、昭和44年入団しました。現役引退は昭和57年(1982年)で、翌58年(1983年)から平成15年(2003年)までトレーニングコーチ、バッテリーコーチを歴任しています。

カードはコーチ時代のカードになります。

BBM1997 ジャイアンツトラディション


BBM1998 ジャイアンツトラディション



続いて、遠藤伸久投手のカードです。遠藤投手のカードはないと思っていましたが、昨年発見しました。他にも見逃しているカードがあるかも知れませんね。

遠藤伸久投手は昭和32年(1957年)11月5日、旭市の出身です。旭二中から市立銚子高校に進学しました。市立銚子校~お山では石毛宏典選手の一学年下でした。

ドラフト外で昭和51年に阪神タイガースに入団しました。1976年のタイガースファンブック『タイガースの新しい血 期待のニューフェイス』には「阪神にとっては数少ない左腕投手。高校時代は無名だったが速球には見るべきものがある。」と記されています。昭和57年(1982年)に阪神を退団しました。

カードはタカラプロ野球カードゲームのカードです。退団の年のカードですね。

57年度 タイガース


次は大川隆選手のカードです。

大川隆選手は昭和42年(1967年)8月2日、茨城県行方郡麻生町(現行方市)の出身です。麻生中から銚子商業高校に進学しました。昭和60年(1985年)の夏の甲子園に出場しています。

第67回の夏の甲子園には、銚子商業としては9年ぶりの出場でしたが、初戦で敗れ、夏の大会初戦負けなしの記録が途切れました。(『銚商硬式野球部小史』)

同学年に中日に入団した片平哲也、2年下に阪急に入団した八木政義がいました。

大川隆選手はドラフト3位で大洋ホエールズが指名し、昭和61年(1986年)に入団しました。引退は平成6年(1994年)で横浜ベイスターズでした。引退後は球団職員をしていました。なお、平成元年(1989年)以降は大川隆哉となっています。

大川隆選手のカードは3枚あります。

BBM1994 レギュラーカード


BBM1995 レギュラーカード


1994年タカラプロ野球カードゲーム



続いて片平哲也投手です。

片平哲也投手は福島県会津若松市の出身で、会津若松四中から銚子商業に進学しました。昭和60年(1985年)の夏の甲子園に出場、高校時代は投手でした。この年のドラフトで中日に2位で指名され、昭和61年に入団しました。

昭和61年途中から野手に転向しました。平成元年(1989年)に広島カープへ移籍し、平成4年(1992年)に引退しました。

カードは中日時代が1枚、広島時代が1枚です。

1988年タカラプロ野球カードゲーム


BBM1991 レギュラーカード



「BBM」はベースボール・マガジン社が創立45周年記念として発行した、日本最初のトレーディングカードスタイルの野球カードで、1991年(平成3年)が最初となります。

この1991年のBBMには、片平哲也選手の他、銚子利夫選手、石毛宏典選手、宇野勝選手、篠塚利夫選手、石毛博史投手が入っています。

最後は窪田淳投手です。

窪田淳投手は、昭和53年(1978年)2月20日、銚子市の出身です。銚子一中から市立銚子高校に進学しました。市立銚子高校では広島に入団した長谷川昌幸投手と同学年でした。また、銚子商業からロッテに入団した澤井良輔選手とも同学年になります。銚子出身プロ野球選手、最後の黄金期ですね。

窪田淳投手は帝京大学に進学し、平成11年(1999年)阪神タイガースにドラフト6位で指名、翌平成12年(2000年)に入団しました。平成14年(2002年)にオリックス・ブルーウェーブにトレードとなり、平成15年には7試合に登板し1勝1敗の成績でしたが、この年を最後に引退しました。

窪田淳投手のカードは、入団当時のカードが3枚、平成13年(2001年)のカードセットが1枚あります。

BBM2000 レギュラーカード


BBM2000 レギュラーカード


BBM2000 リミテッド阪神タイガース


BBM2001 リミテッド阪神タイガース



次回は、銚子出身プロ野球選手の最後として、宇野勝選手を取り上げます。

コメント