8月17日(木)、ラドンナ原宿で開催された西島三重子さんの2023年バースデイライブ、東京に宿泊するので、翌日はタワーめぐりを考えていました。
しかし、あまりにも暑いのでタワー訪塔はあきらめて、久しぶりに国会図書館に行くことにしました。
宿泊のホテルからは千代田線で一駅です。国会議事堂前駅で下車、帰りは丸ノ内線で東京駅に行くことができます。不安は地下鉄の駅から国会図書館まで12分程度歩くこと。心配はありましたが結局このルートを選びました。
歩き始めて後悔しました。けっこう遠いです。休み休み30分以上かけてやっと到着しました。元気な時代には何でもない距離だったんですが。
国会図書館に来た理由は、たかもちげん作品の初出調査です。可能な限り漫画雑誌を閲覧し、確認します。
最近また、たかもちげん先生の作品を読み返しており、ファンページの誤りも見つかっています。自分で作ったページですが、作成から時間が経っているので間違いの原因がわかりません。再調査が必要と判断しました。
今回は『漫画アクション』を中心に調査しました。作品は「百年の祭り」、「リストラマン太郎」、「聖なる者へ」の3作です。全作品の閲覧はできないので、掲載開始時と終了時を中心に調べました。
「百年の祭り」は平成3年の30号に「プロローグ」が掲載、43号から連載が始まったのはわかっています。これで掲載雑誌を特定できないのが、国会図書館調査の大変なところです。
国会図書館では雑誌を巻号と通巻号で管理しています。これには増刊なども含むため、少し広い範囲で雑誌を求めないと目的の号にたどり着けません。検索で巻号を推定し、利用申し込み、資料の到着に時間がかかるため、一日で確認できる冊数は限られます。
結果は、30号は第25巻第37号、43号は第25巻第54号でした。
「百年の祭り」で確認したい点がもう一つありました。雑誌掲載時のサブタイトルです。コミックスには「NO.1」のように話数しか入っていません。雑誌掲載時も当初はサブタイトルなしでした。
「NO.53 アジア主義の原点」など、途中からサブタイトルが入るようになり、最後の頃はREPORT.101[保子]のように「REPORT」が付く形になりました。
もしかすると以前調べたことがあったかもしれないのですが、今はまったく覚えていません。
また、「祝福王」についてファンページを確認したところ、「全編 講談社刊『コミックモーニング増刊』に掲載」となっていました。これは誤りです。増刊ではなく本誌掲載です。
幸い、ヤフオクで連載開始号を購入できたので、これは確かめることができました。
『週刊コミックモーニング』6月7日号 毎週木曜日発売 '90NO.25 平成2年6月7日発行 第9巻第32号 通巻400号 定価210円(本体204円)
表紙、裏表紙に記載された情報です。創刊400号だったんですね。
雑誌で読む醍醐味はカラーページです。巻頭4ページがカラーでした。
引き続き調査をしていきます。