「全日本タワー協議会」のホームページによると、協議会の設立は昭和35年4月でした。現在の加盟タワーでこの時に営業を開始していたのは、名古屋テレビ塔、通天閣、札幌テレビ塔、東京タワーの4タワーです。
協議会発足時の加盟タワーは何塔だったのでしょうか。(ウェブ上で調査したところでは、3タワーで発足との情報もありましたが、確認できていません。)また、どのように加盟タワーが増えていったのでしょうか。
最近オークションで『全国タワー』の絵はがきセットを入手しました。当初この絵はがきセットを購入された方が「59.3.25」と記しているので、昭和59年(1984年)に入手したものと思います。セットの裏面は「全国タワー高さくらべ」でした。
発行元はHOBUNDOで全国タワー協議会監修です。当時は、協議会の名称は「全国タワー協議会」だったのですね。協議会発足時も「全国タワー協議会」だったのでしょうか。
収録されているタワーは9タワーです。
昭和29年 6月 名古屋テレビ塔
昭和31年10月 通天閣
昭和32年 8月 さっぽろテレビ塔
昭和33年12月 東京タワー
昭和36年 1月 横浜マリンタワー
昭和38年11月 神戸ポートタワー
昭和39年12月 五稜郭タワー
昭和39年12月 京都タワー
昭和41年11月 大阪タワー
昭和41年設立の大阪タワーも協議会加盟タワーであったことがわかります。
現在のタワー協議会加盟タワーの設立年月で見ると、昭和39年12月設立の京都タワーの次が、昭和61年6月の千葉ポートタワーになります。昭和40年代、50年代設立のタワーは1塔もありません。
このことから推測すると、この絵はがきセットは昭和59年頃の発売ですが、昭和40年代の全国タワー協議会も大差なかったのではと考えられます。協議会加盟タワーに限ってみると、タワーに動きが少なかった時代ということができるかも知れません。(後述しますが未加盟タワーに目を向けると状況は一変します。)
この次の時代の資料として、通天閣入口に掲げられている「全国タワー高さくらべ」のパネルがあります。
このパネルは、平成22年10月に訪塔した際に見つけました。この日は平日の午前中で、しかも大雨だったため通天閣もガラガラでした。通常は混んでいることが多いので、入口をゆっくり見たことはありませんでした。
通天閣入口の「全国タワー高さくらべ 全国タワー協議会加盟会社」のパネルです。作成の年代は記入されていません。しかし、平成元年3月開業の福岡タワーが入っており、同年7月開業の東山スカイタワーが入っていないことから、平成元年当時のものと考えられます。
13タワーが載っています。上記の昭和59年頃の加盟9タワー以後に加盟したのは、次の4タワーです。
昭和39年9月 東尋坊タワー
昭和61年6月 千葉ポートタワー
昭和63年3月 ゴールドタワー
平成 元年3月 福岡タワー
東尋坊タワーは昭和39年9月と設立は古いのですが、協議会加盟は遅かったようですね。なお、昭和32年5月設立の別府タワーの加盟はごく最近でした。大阪タワーはこの通天閣のパネルにも入っています。いつ頃退会されたのでしょうか。
現在のタワー協議会には昭和40年代、50年代に建設されたタワーがありません。しかし、日本全体のタワーを見ると、この時代にも多くのタワーが生まれています。その主体となったのが回転昇降式のタワーでした。
浅草のスペースタワーや銚子の犬吠埼スカイタワーなど多くのタワーが建設されました。そしてこれらのタワーはいずれも短命で、現在までにほとんどのタワーがなくなっています。これらのタワーは「全国タワー協議会」に加盟はしなかったのでしょうか。それとも大阪タワーのように加入後退会したタワーがあったのでしょうか。
「全日本タワー協議会」のホームページには、協議会設立の年月日しか乗っていません。ぜひ、簡単でも良いですから、協議会の歴史を記していただきたいですね。また、規約等も載せていただきたいです。
協議会発足時の加盟タワーは何塔だったのでしょうか。(ウェブ上で調査したところでは、3タワーで発足との情報もありましたが、確認できていません。)また、どのように加盟タワーが増えていったのでしょうか。
最近オークションで『全国タワー』の絵はがきセットを入手しました。当初この絵はがきセットを購入された方が「59.3.25」と記しているので、昭和59年(1984年)に入手したものと思います。セットの裏面は「全国タワー高さくらべ」でした。
発行元はHOBUNDOで全国タワー協議会監修です。当時は、協議会の名称は「全国タワー協議会」だったのですね。協議会発足時も「全国タワー協議会」だったのでしょうか。
収録されているタワーは9タワーです。
昭和29年 6月 名古屋テレビ塔
昭和31年10月 通天閣
昭和32年 8月 さっぽろテレビ塔
昭和33年12月 東京タワー
昭和36年 1月 横浜マリンタワー
昭和38年11月 神戸ポートタワー
昭和39年12月 五稜郭タワー
昭和39年12月 京都タワー
昭和41年11月 大阪タワー
昭和41年設立の大阪タワーも協議会加盟タワーであったことがわかります。
現在のタワー協議会加盟タワーの設立年月で見ると、昭和39年12月設立の京都タワーの次が、昭和61年6月の千葉ポートタワーになります。昭和40年代、50年代設立のタワーは1塔もありません。
このことから推測すると、この絵はがきセットは昭和59年頃の発売ですが、昭和40年代の全国タワー協議会も大差なかったのではと考えられます。協議会加盟タワーに限ってみると、タワーに動きが少なかった時代ということができるかも知れません。(後述しますが未加盟タワーに目を向けると状況は一変します。)
この次の時代の資料として、通天閣入口に掲げられている「全国タワー高さくらべ」のパネルがあります。
このパネルは、平成22年10月に訪塔した際に見つけました。この日は平日の午前中で、しかも大雨だったため通天閣もガラガラでした。通常は混んでいることが多いので、入口をゆっくり見たことはありませんでした。
通天閣入口の「全国タワー高さくらべ 全国タワー協議会加盟会社」のパネルです。作成の年代は記入されていません。しかし、平成元年3月開業の福岡タワーが入っており、同年7月開業の東山スカイタワーが入っていないことから、平成元年当時のものと考えられます。
13タワーが載っています。上記の昭和59年頃の加盟9タワー以後に加盟したのは、次の4タワーです。
昭和39年9月 東尋坊タワー
昭和61年6月 千葉ポートタワー
昭和63年3月 ゴールドタワー
平成 元年3月 福岡タワー
東尋坊タワーは昭和39年9月と設立は古いのですが、協議会加盟は遅かったようですね。なお、昭和32年5月設立の別府タワーの加盟はごく最近でした。大阪タワーはこの通天閣のパネルにも入っています。いつ頃退会されたのでしょうか。
現在のタワー協議会には昭和40年代、50年代に建設されたタワーがありません。しかし、日本全体のタワーを見ると、この時代にも多くのタワーが生まれています。その主体となったのが回転昇降式のタワーでした。
浅草のスペースタワーや銚子の犬吠埼スカイタワーなど多くのタワーが建設されました。そしてこれらのタワーはいずれも短命で、現在までにほとんどのタワーがなくなっています。これらのタワーは「全国タワー協議会」に加盟はしなかったのでしょうか。それとも大阪タワーのように加入後退会したタワーがあったのでしょうか。
「全日本タワー協議会」のホームページには、協議会設立の年月日しか乗っていません。ぜひ、簡単でも良いですから、協議会の歴史を記していただきたいですね。また、規約等も載せていただきたいです。