ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

湖東美歌さん『私の宝物』

2011年03月29日 | 音楽
湖東美歌さんの新しいミニアルバム『私の宝物 ~My Treasure~』が届きました。



ユーチューブでダイジェストの音源を紹介していただいています。

美歌「私の宝物 -My Treasure-」

これがオリジナルCDデビューとのこと。それだけライブを大切になさっていたということなのでしょうね。また、現在のオリジナルCD(アルバム)を発売する困難さ、ということもあるのかも知れません。

収録曲は5曲です。
1.Moonlight Serenade 作曲:Glenn Miller 作詞:Michell Parish 日本語詞:湖東美歌
2.Woman「Wの悲劇より」 作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂
3.リバーサイドホテル 作詞・作曲:井上陽水
4.丹頂鶴 作詞:及川恒平 作曲:坂本龍一
5.私の宝物~My Treasure~ 作詞:湖東美歌 作曲:HIROSHI

まさに「スウィートでエレガント」で、まるでミュージカルのようにドラマティックです。特に「ムーンライト・セレナーデ」から「Woman」に入っていくあたりが何とも言えずよい感じです。

薬師丸ひろ子さんの澄んだ透き通る声で歌われる「Woman」も好きなのですが、美歌さんの歌う「Woman」はまったく違った大人の魅力を感じさせてくれます。

「アメリカ橋」のころの湖東美歌さんも、美しい澄んだ声が魅力的でした。このCDでいちばん驚いたのが「丹頂鶴」です。この曲はまったく知りませんでした。

この曲の解説で湖東美歌さんは「母が指導していた私のルーツ『少年少女合唱団みずうみ』が歌い、1975年にビクターから発売したLP、全12曲からなる合唱組曲~海や山の神様達~の一曲です。」「まだ少女だった当時、私がソロで歌わせていただいた時はむずかしく、超緊張の中、レコーディングいたしました。」と記しています。

このアルバムがCD化されているのを知り、さっそく購入いたしました。

     2007.6.21 ビクター VICL-62421

全12曲、作詞は及川恒平さん、作曲が坂本龍一さんです。編曲は坂本龍一・山下達郎さんです。すごい!「丹頂鶴」ではシュガー・ベイブ(山下達郎&大貫妙子)がコーラスに加わっています。演奏陣は平野肇(Drs)、平野融(B)、伊藤銀次(G)、坂本龍一(Key)、斉藤ノブ(Perc)の5人とのこと。

現在の美歌さんの歌う「丹頂鶴」も素晴らしいのですが、36年前の湖東美歌さんの澄んだ歌声も捨てがたいです。この2曲を今聞き比べられるとは、なんと贅沢なことでしょうか。

アルバム『私の宝物 ~My Treasure~』の詳細及びCDの購入については、美歌さんのホームページ『美歌ブランド』をご覧下さい。

美歌ブランド

湖東美歌さんの「アメリカ橋」については、好きな歌コレクションの1回目に取り上げました。現在も「美歌ブランド」として活躍されていることを知って、いつかライブに行ってみたいと思っていました。次の南青山マンダラのライブには絶対に行きたいですね。

すきな歌コレクション1『アメリカ橋』

ユーチューブにアップしていただいている菅原洋一さん「愛の嵐」「乳母車」でも湖東美歌さんの美しい歌声が聴けます。

菅原洋一「愛の嵐」

菅原洋一「乳母車」

ユーチューブをいろいろ見ている内に、湖東美歌さん「アメリカ橋」のB面「枯れ葉のシンフォニー」がアップされているのを発見しました。

湖東美歌「枯れ葉のシンフォニー」

アップして下さったのは作曲の信楽順三先生ですね。

信楽順三さんは、昨年6月に奥山てる伸さんとのコンビで「山頭火」を発売しました。(「てる」は人偏に光、文字化けしてしまうので、以下「こうしん」とさせていただきます)

作詞:奥山こうしん 作曲:信楽順三 編曲:光田健一 唄:奥山こうしん プロデュースは秋元康

山頭火 さすらいの人 歌・奥山こうしん

ユーチューブにアップしていただいている「山頭火」は奥山こうしんさんのライブ映像ですね。これは珍しいですね。


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東京スカイツリーグッズ

2011年03月27日 | タワー
西島三重子さんのライブの翌日、3月5日の土曜日は東京スカイツリーへ行きました。関係グッズの購入のためです。昨日書泉グランデでスカイツリー建設中のメダルは購入しました。これが最後の1個でした。

  

神田のホテルに宿泊したので、地下鉄銀座線で浅草駅へ。まず東武浅草駅でグッズを探しました。浅草駅で購入したのがこのキーホルダーです。



続いて改札を通りホーム売店でも探しました。ここではスポーツ報知の「東京スカイツリー特別号」の他、「育つスカイツリークリアファイル」を購入しました。


東武線に乗り隣の業平橋駅へ。駅も賑わっていました。ホームでは写真を撮らないで、とのアナウンスが繰り返し放送されています。

改札を出て、業平橋の信号を渡ったところにインフォメーションセンターがあります。大変な混みようです。ここにも記念メダルがありました。しかも刻印機もあります。さっそく購入しました。

         



メダルは透明なケースに入っており、この中に三つ折りの説明用紙が入っています。





改めて店内を見渡し、ソラカラちゃんなどを撮影しました。


インフォメーションセンターには様々なグッズが揃っています。ここではディズニーファイルミッキー他、次のようなグッズを購入しました。

スカイツリーアートクリップ「雅タイプ」と「粋タイプ」




スカイツリーピンズセット






ポストカード ポエジーポスター


番外ですがインフォプラザの袋です。


クオカードについても聞いてみたですが、これはありませんでした。そこでファミリーマートの場所を聞いて歩き出しました。

業平橋駅を越えたところにもファミリーマートがありました。これは業平橋駅前店のようですね。外でもグッズを販売しています。念のために聞いてみましたが、やはりクオカードはありませんでした。ここでは次のグッズを購入。

スカイツリーふせん


スカイツリーキーホルダー


線路に沿った裏道をタワーの写真を撮りながら歩きました。こちらはすいていますね。





少し歩いていると、都営浅草線の押上駅の出口がありました。もう少し行くと、ファミリーマートに到着。ワクワクしながらクオカードを求めると、ありませんとの答。在庫が切れているのかと尋ねましたが、販売していないとの回答でした。

さすがにがっくり来ました。このためにわざわざ来たのに。たしかインターネットの情報では発売中だったはずなのに。(家に帰ってから調べたのですがこちらはファミリーマート東武鉄道本社店というのですね。)

諦めてまた歩き出しました。踏切を渡ったところでどちらに行くか迷ったのですが、押上通りから浅草通りに沿って業平橋駅に戻ることにしました。

少し歩いていると、ファミリーマートがもう1軒ありました。押上駅前店?もしかしたらと思い入ってみると、ありました。こちらだったのですね。

クオカードです。300円分が500円での販売ですから、実用ではありません。あくまでも記念品ですね。




北十間川を渡って撮影。隣のオフィス棟「イーストタワー」、存在感が増してきましたね。



現在の高さは604メートル




 北十間川に沿って歩きながらグッズ探し。読売新聞分室で「スカイツリー観察日記」などを購入しました。そのとなりのバラエティーギフトさくらにも気になるグッズが多くあり、何種類かを購入。

高さ比べのシール。ゴジラ100メートル・・・


メダル型のキーホルダーです。富士山に浅草雷門、東京タワーにスカイツリー


こちらはゴールドのメダル型キーホルダー、浅草で外国の方に売るのでしょうか。


鈴付きのキーホルダー


こちらは青版、スカイツリーではなく「NEW TOWER」


最後に、どこで購入したか忘れてしまったのですが、マグネットもありました。


午後は横浜に行き開業50周年のマリンタワーに行こうと思っていましたが、膝が限界に近づいています。他のタワー訪問は諦めて、まっすぐ浜松町に向かい、いつもより早めのバスで帰ってきました。

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米沢嘉博記念図書館

2011年03月23日 | まんが
3月4日の金曜日、「水越けいこ&西島三重子コンサート」に行く前に米沢嘉博記念図書館に行ってきました。吾妻ひでお展開催中です。

1時45分頃到着しました。前回来た時は臨時休館でした。今日は大丈夫だろうと思ってきたのですが、なんと閉まっています。今日も空振りかと思いよく見たところ、金曜日は午後2時開館でした。その辺をブラブラしながら開館を待ちました。

2時ちょうどに開館。まず、1階展示室の吾妻ひでおマニアックスから鑑賞、こちらは無料です。展示の量はそれほど多くはないですが、興味深い資料が多いです。やはり同人誌関係が貴重ですね。展示替えもあるようなので、また来たいです。

閲覧室は2階です。閲覧室に入るためには会員になる必要があります。様子を見るだけなら300円の1日会員でも良いのですが、これだと1979年以前の資料は閲覧できません。あとは2000円の1か月会員か、6000円の一般会員です。

私の必要な資料があるかわからないので、とりあえず1か月会員になりました。いったん外に出て、エレベーターで2階へ。そこでカードを作っていただきました。写真を取り込んだ本格的なカードです。

壁際の書棚には雑誌がぎっしりと並んでいます。『少女フレンド』『なかよし』など少女漫画雑誌が目に付きます。少し手に取ってみると全部揃っているわけではないようです。『ティーンルック』がありました。増刊は置いてありません。『セブンコミック』もあります。

書棚の本は無料で見ることができるということで、『セブンコミック』を見てみると、みなもと太郎先生の「プチプチ・アミィ」掲載号でした。この雑誌は3冊持っているので、複写は次回にすることにしました。司書の方に聞いてみると、開架の書棚に並べてあるのは、ダブりがある分とのこと。バックナンバーは閉架書庫にあるようです。

ただ、雑誌を請求するには発行年月が特定できないと難しいです。今日はまったく資料を持ってきていません。インターネットが見られれば、自分のホームページで確認できるのですが、それもできません。

探したいと思ったのはみなもと太郎先生の「ふたりは恋人」の掲載されている『少女フレンド』増刊です。国会図書館に所蔵されていない号があるか確かめたいと思いました。しかし、発行年もはっきり覚えていないので、あきらめるしかないと考えていました。

ところが司書の方が、書庫からそのころの「増刊号」をまとめて持ってきてくれました。まず全部を見て必要な号があれば、それを借りるということでよいとのこと。確か4月号との記憶があったので、昭和49年の4月号を見てみると、ありました。「ふたりは恋人」が増刊に移って最初の掲載分です。『別冊少女フレンド』の増刊だったのですね。他の雑誌も確認し、何冊かを複写していただきました。

次に探したのは『ティーンルック』増刊号です。先日のブログにも書いたように、西岸良平・木村泰子さんの雑誌デビュー作掲載雑誌です。

西岸良平先生のデビュー作

この雑誌には他にも木村泰子さんの作品があることまではわかっていたのですが、該当号は国会図書館にもなく、気長に探すしかないかと思っていました。

こちらは蔵書検索から『ティーンルック』の増刊を数冊請求しました。探してみるとありました! 米沢嘉博さんの蔵書は本当にすごいです。

木村泰子さんの作品名は「アリと夕焼けの詩」、16ページです。タイトルが気になります。これも複写していただきました。西岸良平まんが館に木村泰子さんの部屋も創らないとならないですね。

一般会員になれば良かったと悔やみつつ、ライブの時間が迫ってきたので図書館を後にしました。また行きたいですね。
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東北関東大地震

2011年03月19日 | ノンジャンル
3月11日(金)、この日は私の62歳の誕生日でした。町内の青年館で、ある催しのためお年寄りの皆さんと食事をしたり、みんなで歌を歌ったりしていました。

午後2時40分すぎ、ゆらゆらと揺れを感じ、地震かなと思っている内に強烈な横揺れが来ました。電気が消え、建物が悲鳴を上げています。築46年、しかも学校の解体材を使って建てた青年館です。

外の公園に逃げた方がよいか迷ったのですが、歩くこともままならない状態だし、動くことはかえって危ないと考えました。揺れが収まるのを待つしかなかったのですが、これほど長く激しい横揺れは初めてでした。ただ建物が耐えてくれるのを祈っていました。

石油ストーブは地震が始まると同時に消して、火の気がないことは確認しました。数分間続いたのでしょうか、激しい揺れが収まり、無事だったことがわかりました。携帯電話も通じなくて、外がどうなっているのかまったくわかりません。

後片付けをして、3時過ぎに家に向かいました。歩いている時に、また強烈な余震が来ました。立っていることができなくて、思わず側のフェンスにしがみつきました。電柱と電線が大きく波打っています。

やっと家にたどり着きましたが、停電のため状況がわかりません。非常用の懐中電灯に付いているラジオで、東北地方で大地震があったことを知りました。

地元消防団の消防車が、津波の危険があるので避難を呼びかけています。車なら5分、歩いても15分ほどあれば高台に避難することができます。どうしようか迷ったのですが、結局避難はしませんでした。

私の住んでいるところは海岸線からは相当離れていますが、利根川からは1キロ程度の距離にあります。しかも少し低くなっているので、利根川が大氾濫したら一気に飲み込まれてしまう可能性はあります。そこまではならないだろうと考え、避難はしませんでした。

翌日、停電が終わり、テレビを見て今回の大地震の状況、特に津波のものすごさに驚きました。やはり避難をすべきでした。運が良かったとしか言いようがありません。

銚子市では幸い亡くなった方はおりませんでしたが、隣の旭市では多くの方が津波で亡くなりました。

亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

銚子市ではまだ余震が続いています。1日に2回ほど震度3~4の余震が起きています。また、気象庁の地震情報にも出ないのですが、日に数回、ドーンと突き上げるような揺れが来ます。ゆらゆらと不気味な揺れも続いています。銚子沖が震源地になることも多いので、まだまだ安心はできません。

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高階良子『危険な神話』発売

2011年03月10日 | 高階良子
本日(3月10日)、ぶんか社からホラーMコミック文庫『危険な神話』、『修学旅行殺人事件』の2冊が発売になりました。


収録作品は、「危険な神話」「扉の向こうで蠢くもの」「炎の華」「女郎蜘蛛」「シンデレラの日々」「沙羅」「裏切り者への贈り物は生命」の7作品で、「すべて初文庫化作品! 」とのことです。

「危険な神話」は、現在『ミステリーボニータ』に連載中の「-クロノス-漆黒の神話」の原形となった作品で、コミックス初収録です。

その他の収録作品も、『BONITA Eve』などのレディースコミック誌に掲載された作品が多く、現在ではなかなか読むことができない作品です。このような作品を集めての文庫化はありがたいですね。


収録作品は、「修学旅行殺人事件」「課外授業殺人事件」「理科室殺人事件」の3作品です。

こちらは1980年代に『なかよしデラックス』に掲載された殺人事件シリーズで、これまでに何度か文庫化されています。

今回の文庫化でうれしかったことの一つは「あとがき」です。「いつまでも 変わらないはずだった風景」とのタイトルで、その1、その2が掲載されています。

高階良子先生が幼い頃に見た風景、それは「銚子」の風景ですが、同じような風景は他の町にもあったのではないでしょうか。(もっとも「焼夷弾」を知っているのは、60歳前後まででしょうか。)

「カステラ山」「赤ハゲ」。懐かしいです。屏風ヶ浦のそばにありました。砂の急斜面があり、私たちは「45度」と呼んでいました。その斜面を転がり落ち、砂まみれになりながら遊んでいました。さらさらな砂を「キンキン砂」と言っていたと思います。下には小さな池があり「まむし池」と呼ばれていました。まむしを見たことはなかったのですが、池のそばに行くのは恐かったものです。

思い出の中の風景、もう一度見てみたいと思うのですが、それはかないませんね。

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