ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『レエル・ロマネスク』と銚子電鉄

2021年01月27日 | 銚子電鉄
昨年の12月25日(金)、新発売の「『レエル・ロマネスク』TVアニメーション放送記念乗車券」を、銚子電鉄仲ノ町駅で購入しました。





『レエル・ロマネスク』は、PCゲーム『まいてつ』をベースとするテレビアニメ。昨年10月から12月まで「TOKYO MX」で放映されました。

私はゲームはしないし、アニメも観ないので良くわからないのですが、テレビ放送記念の乗車券です。

アニメに銚子電鉄が登場するわけではなく、「レイルロオド・トレイン」との関連から記念乗車券の発売になったようですね。往復乗車券と1日乗車券が付いています。




アルジェは銚子電鉄デキ3をモデルにしたオリジナルレイルロオドです。

「レイルロオド」とは、PlayStation 4「まいてつ -pure station-」の世界で活躍する、鉄道車両の運転・整備を助けるための人型・人形型モジュールの総称で、車両オリジナルのレイルロオドのデザインを作成し、 各種のグッズ販売や、イベントを行う企画が「レイルロオド・トレイン」です。と説明されています。

少し前になりますが、2018年7月21日、「銚電ミステリースタンプラリー」に参加し、各駅でスタンプを集めている時に、「レイルロオド・トレイン on 銚子電鉄」のイベントに出会いました。

スタンプラリーで、何度も銚子電鉄に乗車している時だったので、イベント列車に乗り合わせることになりました。何のイベントかわからないままに、一応写真は何枚か撮りました。










今回、調べてみたところ、『鉄道コム』スタッフのレポートを見つけることができました。

銚子電鉄でのレイルロオド・トレイン企画の開催は、今回が2回目です。5月に開催された1回目のイベントでは、1編成を貸し切った団体専用列車としての企画でした。今回は、一般列車と同様に各駅に停車し、一般の利用客も乗車するなかで特別放送を実施する内容。沿線のお祭り開催にともなう臨時列車が運転されるというタイミングにあわせ、臨時列車6往復のうち2往復で特別放送が実施されました。

この時いただいた「特製ヘッドマークステッカー」です。


車内放送も聴くことができました。ずっと気になっていたので、関連グッズも購入しました。走行記念のグッズセットです。



『記念きっぷ(オリジナルデザインA型硬券3枚)』、『オリジナルデザインA52つ折り台紙』付属です。





『デキ3レイルロオド アルジェによるボイスCD』、アルジェによる車内放送も収録されています。


『デキ3レイルロオド アルジェによるボイスDLカード』


オリジナル弧廻手形も発売になりました。



アルジェも、鉄道むすめの外川つくし、路娘MOTIONの初海あおいとともに、活躍して欲しいですね。

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不動まゆう『愛しの灯台100』新発売

2021年01月24日 | 灯台
アマゾンに予約してあった、不動まゆうさんの新刊『愛しの灯台100』が届きました。



書肆侃々房 2021年1月21日 第1版第1刷発行


千葉県の灯台は、6灯台が収録されています。

 犬吠埼灯台


 太東埼灯台


 勝浦灯台


 野島埼灯台


 洲埼灯台 


もう一つの第2海堡灯台には、行ったことはありません。この人工島には上陸が禁止されていましたが、2019年から旅行会社の催行するツアーでのみ立ち入りが認められるようになったとのこと。所在地は千葉県富津市ですが、ツアーの出発地は横須賀港です。

コロナ禍の中、昨年は市外に出かけることはほとんどありませんでした。今年は展望タワーめぐり、灯台めぐりに出かけたいですね。

本書は、不動まゆうさんの3作目の著作になります。


光文社 2017年7月20日 初版第1刷発行


洋泉社 2017年4月4日 初版発行

フリーペーパー『灯台どうだい?』も、毎号楽しみに待っています。もう28号になるんですね。


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参観灯台のリーフレット その3

2021年01月20日 | 灯台
参観灯台のリーフレット、3回目です。

のぼれる灯台を見学した時にいただける、見学記念券とリーフレットは貴重なグッズと考えています。

見学記念券については、セットの販売があったので、変遷を追うことができました。

参観灯台見学記念券

リーフレットについては『燈光』誌にもほとんど資料がありません。発見できたのは平成18年(2006年)6・7月号の記事です。

平成18年度通常総会の記事の中で、「総会に出席いただけなかった会員」の意見の紹介として

・参観灯台に関してはもっと積極的な広報をすべき。
→平成17年度は冊子「のぼれる灯台十四基」を作成、また、各参観灯台のパンフレットもできるところから作成しているところです。

とあり、この頃から参観灯台のパンフレットの作成が進んでいたようです。なお、燈光会でも「パンフレット」と「リーフレット」を使い分けているわけではないんですね。A4版の二つ折りまたは三つ折りなので、ここではリーフレットで通したいと思います。

最近、少し古い野島埼灯台のリーフレットを入手しました。





4面右下に「9102-30,000N」と記されています。これは1991年(平成3年)2月に30,000部を印刷した、ということでしょうか。ウェブ上で調べてみたら、このような印刷データを「印行」と言うんですね。初めて知りました。

前述の『燈光』誌の15年前です。リーフレットの内容は、「はじめに」が「航路標識とは」とタイトルが変わったくらいで、「野島埼灯台の歴史」、「野島埼灯台の概要」は同じです。

デザイン的にはずいぶん変わっています。写真が多くなって読みやすくなっていますね。

表紙に記された発行元は、第三管区海上保安本部「野島埼航路標識事務所」と「社団法人 燈光会」が併記されています。

これより前の参観灯台のパンフレットしては、『灯台のしおり』があります。私が所持しているのは、「犬吠埼灯台」、「野島埼灯台」、「観音埼灯台」、「日の御碕灯台」の4種類です。

野島埼灯台の「灯台のしおり」です。


横長の見開きで、片面8面、両面で16面になります。広げると横幅70セントメートル以上になります。内容は「全国主要灯台図」、「航路標識のあらまし」、「灯台断面図」、「主な灯台のいろいろ」で4灯台とも同じです。

「海上保安庁灯台部」の監修で、編集「社団法人灯光会」、発行「財団法人平和の海協会」で価格は10円と記されています。発行時期は不明ですが、観音埼灯台のしおりには「32.5.31」の参観記念スタンプがありますから、昭和32年(1957年)ころの発行でしょう。

こうしてみると、「灯台パンフレット」「灯台リーフレット」も長い歴史の中で作られてきたことがわかります。

各参観灯台の新しいリーフレットに、はやく出会いたいですね。



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参観灯台のリーフレット その2

2021年01月17日 | 灯台
参観灯台のリーフレット、続きです。

2014年の犬吠埼灯台点灯140周年記念イベント前のリーフレットがこちらでした。





その前のリーフレットです。私の持っている中では、一番古いリーフレットです。表紙の写真は、バックの青空の色が違うので変わっているようにみえますが、同じ写真です。





燈光会の住所に訂正シールが貼られています。シール下の変更前の住所は「港区西新橋一丁目1番3号」のように見えます。

燈光会は何度か移転しており、西新橋1-1-3東京桜田ビルに移転したのは1983年(昭和58年)6月でした。そして、港区虎ノ門1-3-6彩翠ビルに移転したのは2007年(平成19年)2月でした。

そうすると、最初のパンフレットの作成は1983年から2007年の間で、このパンフレットを訂正して2007年以降も使用したことになりますね。

改訂版を作る時に住所を訂正したということになりますが、内容は大きな変更はなく、4面の「犬吠埼灯台余話」がスタンプ欄に変わっているのが、一番大きな変更点です。

他の参観灯台についても見てみましょう。野島埼灯台のリーフレットです。2013年10月8日に訪問した時のリーフレットです。





犬吠埼灯台と同じく、住所の変更シールが貼られています。

2014年10月3日に訪問した観音埼灯台も同じでした。手書きの訂正シールが貼ってあります。


2014年頃まで訂正シールのリーフレットを使っていたんですね。なお、リーフレット全体の構成やデザインは3灯台とも同じです。

次は塩屋埼灯台、2015年5月15日訪問時のリーフレットです。





こちらは、すでに訂正後の燈光会住所になっています。

次は2019年8月18日、野島埼灯台再訪時のリーフレットです。





2018年11月3日、塩屋埼灯台再訪時のリーフレットです。





塩屋埼灯台の2018年11月のリーフレットは「公益社団法人燈光会」で、住所は西新橋の西新橋ビルです。燈光会が公益認定を受けて「公益社団法人燈光会」として発足したのは、2015年4月1日でした。西新橋ビルへの移転は、2016年3月1日です。

このリーフレットは、前回のブログに付記した、犬吠埼灯台リーフレット第3版と同じですね。


なお、野島埼灯台の2019年8月のリーフレットは、まだ虎ノ門彩翠ビルのものです。参観灯台のリーフレットは、同時期に一斉に改訂されたのではなく、リーフレットの残数を確認しながら、改版しているのではないかと思います。

次回に続きます。


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参観灯台のリーフレット

2021年01月14日 | 灯台
前回のブログで紹介した犬吠埼灯台の新しいリーフレットです。


『燈光』誌9月号の、燈光会岩崎貞二会長の「コロナ危機」の記事の中に、

「リーフレットも一新しました。今までのは、灯台の説明は詳しく書いてあるのですが、灯台の魅力を伝えるものにはなっていません。そのリーフレットを見て、灯台に行ってみたい、灯台にのぼってみたいと思ってもらえるようなものにしました。事務局の女性職員と現場の皆さんの手作りです。」

とありましたので、新しいリーフレットに出会える日を楽しみに待っていました。

なお、これまで「参観灯台のパンフレット」としてきたのですが、この記事の中で「リーフレット」となっているので、今後は「リーフレット」とします。

これまでのリーフレットはこちらでした。





参観灯台のリーフレットは参観者全員に配られるわけではなく、グッズを購入した時などにいただけることが多いようです。

私がこのリーフレットを初めて入手したのは、2014年11月15日の犬吠埼灯台点灯140周年記念イベントの時でした。

今回、改めてリーフレットを確認していて、版の違うリーフレットの存在に気がつきました。それがこちらです。





表紙の写真が同じなので、変わっていたことに気がつきませんでした。

1面から4面まで、変更がありますね。英語表記が入り、旧東京灯標(3等レンズ)の写真も入りました。また、霧笛舎には「2014年(平成26年)登録有形文化財に登録された」との注記が付けられました。

気になったので、見学記念券についても確認して見ました。


2015年(平成27年)からこのデザインで変わっていません。しかし、裏面の説明が変わっていました。2016年(平成28年)元日の見学記念券です。


2020年(令和2年)元日の見学記念券です。


これまでの「位置 北緯 35度42分28秒 東経 140度52分07秒」がなくなり、「所在地 千葉県銚子市犬吠埼」になっています。これは大きな変更ですね。

また「閃光」も「せん光」となりました。一般の見学者にもわかりやすくするための試みでしょうか。

参観灯台のリーフレットについては、次回に続きます。

※リーフレットを整理している中で、第3版の存在を確認しました。





表紙では燈光会の住所が、虎ノ門から現在の西新橋に変わっています。この移転は2016年(平成28年)3月のようなので、これ以降の改版ですね。

2面では、電波標識から「ディファレンシャルGPS」がなくなっています。ディファレンシャルGPSは、2019年(平成31年)3月1日をもって廃止されましたので、改版はごく最近なんでしょうか。

3面では「閃光」が「せん光」に変わっています。4面は違いが一番わかりやすいです。情報はほとんど同じですが、写真の配置が変えられ、スタンプのスペースが大きくなりました。
(2021.1.15追記)
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