ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西島三重子さん『参加アルバム』コレクション

2020年07月31日 | 西島三重子
西島三重子さんのコレクションシリーズ、新たに二つのコーナーを作りました。「参加アルバムコレクション」と「サンプル盤コレクション」です。

どちらも数は少ないのですが、入れるコーナーがないコレクションを並べてみました。最初に「参加アルバムコレクション」です。

簔谷雅彦さんのアルバム、『Dear My Friends』の「円舞曲(ワルツ)」にヴォーカルで参加しています。


発売は1985年10月21日、CBS/SONYでした。1985年10月というと、みなみらんぼうさんとのデュエット曲「時計を見ないで/時代川」と同じ月ですね。こちらはRCAからの発売でした。

東芝EMIでの最初のアルバム『SHADOW』の発売が1985年11月30日なので、テイチク・コンチネンタルを離れて、東芝EMIへの移籍後の発売でしょうか。


『ディア・マイ・フレンズ』は1994年、ソニー・レコードでCD化されています。

次の参加アルバムは、佐藤正美さんの『テンポ・フェリス~波とギター~』で、東芝EMIからの発売でした。


発売は1990年7月11日です。佐藤正美さんのギター演奏のアルバムで、西島三重子さんは「11時の夜汽車」「黒いオルフェ」の2曲にスキャットで参加しています。

佐藤正美さんは西島三重子さんの「SHADOW」「エピローグ」「冬のカルナバル」などの編曲者です。

次の2枚のCDは、少し変わった参加アルバムで、1991年のザ・ギャベッジ・ギャング『SHA-RAP!日本史』と『SHA-RAP!世界史』です。



日本史、世界史の年号をラップで覚えるという企画アルバムです。西島三重子さんの名前は表記されていませんが、「ゲストとして、ウータに追っ掛けて歌を歌っているのが、ウータ、コータ兄弟の末の妹キラコという、とてもかわいい女の子です。」とありますから、キラコが西島三重子さんでしょうか。

ただ、声は機械処理されているので、本当に西島さんが歌っているのかわかりません。

1997年、雀部さん作成のファンクラブホームページができ、西島三重子さんが本当に久しぶりにレコーディングを再開したといううれしいニュースが飛び込んできた頃、2枚のジョイントアルバムが発売されました。

憂歌団、木村充揮さんのアルバム『流行歌(HAYARIUTA)』です。西島三重子さんは2曲に参加しています。


1997年9月18日、東芝EMIからの発売です。西島三重子さんが木村充揮さんとデュエットしているのは「一杯のコーヒーから」「若しも月給が上がったら」の2曲で、普段の西島三重子さんの歌唱とはまったく違った魅力を見せてくれています。

北海道を中心に活動している福沢恵介さんのアルバム『伝言-ことづて-』に参加、イマジン・ヴォイスから発売されました。


西島三重子さんは「凄春いろは草紙」「書きかけのバラード」の2曲に作曲と歌唱で参加、さらに「砂の船」にデュエットで参加しています。

最後は『Re・Cover リ・カバー』です。


2004年5月25日の発売です。このカバー・アルバムの中で、西島三重子さんは、中島美嘉さんの「雪の華」をカバーしています。

デュエットで参加している他のアルバムとは意味合いが違いますが、この「参加アルバムコレクション」に加えました。

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西島三重子さん『ベストアルバム』コレクション

2020年07月28日 | 西島三重子
西島三重子さんのコレクションシリーズ、2回目です。今回は「ベストアルバム」です。

西島三重子さんの最初のベストアルバムは『メモリー』だと思います。



発売日は1980年10月25日でした。ワーナー・パイオニアでの最後のオリジナルアルバムが1979年10月25日発売の『シルエット』で、テイチク・コンチネンタルの最初のアルバム『BYE-BYE』の発売が1981年1月25日なので、テイチク移籍後の発売でしょうか。

なお、『メモリー』発売の直前、8月25日にはワーナーでの最後のオリジナルシングル「愛の行先/冬のかもめ」が発売されており、『メモリー』にも収録されました。また、オリジナルアルバムには未収録だった「想い出をふりかえらずに」も収録されています。

1981年2月25日には2枚組のベストアルバム『池上線』が発売されるなど、ワーナーからは計4枚のベストレコードが発売になっています。



CDでのベストアルバムの発売は1985年12月10日発売の『ENCORE(アンコール)』が最初で、計6種類が発売されています。



テイチク・コンチネンタルのベストアルバムは、『こんなに遠くまで来てしまった』、『ベスト・ライブ』、『夕暮』の3枚が発内されています。



『こんなに遠くまで来てしまった』は1984年4月21日の発売で、CDでも同時発売になりました。



このCDは、西島三重子さんの最初のCDだと思います。価格は3,500円とまだ高価でした。

テイチク時代のベストアルバムでは『夕暮』が素晴らしかったです。



来生えつこ=たかおコンビによる「夕闇のふたり」がアルバム初収録となり、スタジオ録音新バージョンの「池上線」が収録されました。「Old Dancer」もアルバム初収録ですね。

CDでは2002年12月4日発売の『Spell -呪文-』がワーナー・パイオニア、東芝EMI、メディアリングまで含めた、全33曲収録のベストアルバムとなりました。




「西島三重子自身の監修による選曲&リマスタリング、未発表写真に加え最新ライナー掲載。究極のベストコレクション。」

東芝EMI時代のベストアルバムはCD2枚です。『浪漫』は東芝時代を網羅したベストアルバムです。(CDが見つかりません。出てきたら追加します。)

『ニュー・ベストナウ』はワーナー・パイオニア時代の5曲を新録音しています。「池上線」、「千登勢橋」、「ジンライム」、「想い出をふりかえらずに」、「冬のかもめ」の5曲です。



最新のベストアルバムは2015年9月16日発売の『オールタイム・ベスト』です。発売はワーナー・ミュージックで3枚組のCDアルバムです。(このCDも見当たらない。どこにしまい込んだのか。)




ホームページ更新しました。

水色の季節の風


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西島三重子さん『オリジナル・アルバム』コレクション

2020年07月25日 | 西島三重子
西島三重子さんのファンサイト『水色の季節の風』更新しました。

「レコード等コレクション」のページに、オリジナル・アルバムジャケットを掲載しました。「シングルコレクション」と「カセットコレクション」はアップ済みでしたが、アルバムはA4判対応のスキャナーでは取り込めないので、LP盤はアップできないでいました。

今回購入したソフトで、写真からスキャンできるようになったので、オリジナルアルバムをアップしました。

ワーナー・パイオニア 『風車』等5枚


『風車』は「池上線」のヒットに合わせて、帯が変わりました。



テイチク・コンチネンタル 『BYE-BYE』等6枚



東芝EMI 『SHADOW』等5枚



東芝EMIでの最後のアルバム発売から10年、『つまんないものよ、私の心』で活動を再開した時は、レコードの時代は終わり、CDの時代になっていました。

メディアリング 『つまんないものよ、私の心』等3枚



アオイスタジオ 『Bon Courage(ボン・クラージュ)』



ポニーキャニオン 『十三夜』


『十三夜』の発売は2009年3月18日でした。これ以降、シングル盤は5枚発売されていますが、オリジナルアルバムの発売はありませんでした。

西島三重子さんは、1975年9月25日、アルバム『風車』、シングル『のんだくれ/笹谷峠』でデビューなので、今年(2020年)がデビュー45周年にあたります。ぜひ「デビュー45周年記念盤」の発売を期待したいですね。

「ベストアルバム」等についても、順次アップしていきます。

ホームページです。

水色の季節の風

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高階良子先生、『なかよし』の別冊ふろく

2020年07月21日 | 高階良子
前回のブログで、高階良子先生の「赤い沼」を載せたので、この機会にホームページに『なかよし』の別冊付録をアップしました。

秋田書店の雑誌付録はアップしてありましたが、『なかよし』の付録は手を付けていませんでした。「赤い沼」をスキャンしたついでに、他の作品もスキャンし、合わせてアップしました。

『なかよし』のふろくで、私が所持しているのは、5作品、7冊です。

最初の作品は「ヘア・プリンセス」、昭和45年の作品です。



昭和45年(1970年)の高階良子先生は、若木書房での単行本が終了し、『少女フレンド』で青春ものを中心に執筆されていた頃でした。

同じ講談社の雑誌『なかよし』への最初の登場は、昭和45年3月号掲載の「アマゾンの樹霊」でした。「ヘア・プリンセス」は、これに続く『なかよし』掲載でした。

前編は5月号ふろく、完結編は6月号のふろくでした。昭和45年は、青春ものを中心に『少女フレンド』、『なかよし』に加えて、『別冊ファニー』、『希望の友』にも執筆しています。

「ヘア・プリンセス」は若木書房の『ティーン・コミックス』で単行本化されました。


若木書房『ティーン・コミックス』昭和46年5月25日発行

次のふろくは「おしかけ秘書」で、前編が昭和45年11月号、完結編が12月号のふろくでした。



青春ものを描きながら、そこからの脱皮に苦しんでおられた頃で、記念碑となった作品「黒とかげ」は『なかよし』昭和46年4月号からの連載ですから、本当に直前ですね。


「おしかけ秘書」は『ティーン・コミックス・デラックス』で単行本化されました。


若木書房『ティーン・コミックス・デラックス』昭和47年7月1日発行

次のふろく作品は「くらやみに悪魔が!」です。昭和48年『なかよし』新年特大号ふろくでした。


160ページの描き下ろし作品です。別冊ふろくについては、『少年』など少年雑誌のふろくのすごさは体験していますが、少女雑誌のふろくもすごかったんですね。

「くらやみに悪魔が!」も『ティーン・コミックス・デラックス』で単行本になりました。


若木書房『ティーン・コミックス・デラックス』昭和48年9月10日初版発行


若木書房『ティーン・コミックス・デラックス』昭和55年2月20日第2刷発行

次の作品は「昆虫の家」です。昭和48年『なかよし』8月号ふろくでした。


9月号から「死神の歌が聞こえる」の2号連続掲載、11月号からは「血まみれ観音」の連載が始まり、続いて「ドクターGの島」連載と続いていますから、精力的に代表作を生み出していた頃ですね。

「昆虫の家」も『ティーン・コミックス・デラックス』でコミックス化されました。


若木書房『ティーン・コミックス・デラックス』昭和49年7月25日初版発行


若木書房『ティーン・コミックス・デラックス』昭和55年11月20日第2刷発行

そして、私の持っている『なかよし』ふろくで一番最後の作品が、「赤い沼」です。昭和51年11月号ふろくでした。


「赤い沼」掲載の直前には、『ヤングレディ』10月12日号に「野辺の送りに消えた女」を掲載し、女性誌への掲載が始まった時でした。

「赤い沼」は『講談社コミックスなかよし』でコミックス化されました。


『講談社コミックスなかよし』昭和52年5月4日第1刷発行

コミックスの復刊の状況です。

「赤い沼」は『講談社漫画文庫』の「高階良子傑作選」で文庫化されています。


『講談社漫画文庫』1999年(平成11年)8月6日第1刷発行

「くらやみに悪魔が!」「昆虫の家」は『ボニータ・コミックス』で復刊されています。


『ボニータ・コミックス』昭和60年11月10日初版発行


『ボニータ・コミックス』昭和61年1月5日初版発行

更に、『角川ホラー文庫』にも収録されています。


『角川ホラー文庫』平成14年3月10日初版発行

「くらやみに悪魔が!」「死神の歌がきこえる」「昆虫の歌」の3作品が収録されています。

ぶんか社の『ホラーMコミック文庫』には「昆虫の家」「赤い沼」が収録されています。


『ホラーMコミック文庫』平成21年8月20日初版第1刷発行


『ホラーMコミック文庫』平成22年7月20日初版第1刷発行

「ヘア・プリンセス」、「おしかけ秘書」の2作品は復刊されていないと思います。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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私たちが震えた 少女ホラー漫画

2020年07月16日 | 高階良子
7月5日に発売になった『私たちが震えた 少女ホラー漫画』、高階良子先生の作品も登場するとのことなので購入しました。


辰巳出版 2020年7月5日 初版発行

「ホラーワールド原画館 '70~'00」に高階良子先生の「蛭子」「昆虫の家」の原画が掲載されています。コミックスの表紙です。



また、対談などの記事の中には、「はるかなるレムリアより」「血とばらの悪魔」「血まみれ観音」「ピアノソナタ殺人事件」「海神(ポセイドン)の島」「赤い沼」が出てきます。







「赤い沼」についてです。


「このホームページ(『高階良子の部屋』)を開設してから、何人かの方に作品の問い合わせをいただいたのですが、それが皆「赤い沼」なのです。「タイトルは忘れてしまったけれど、とても怖かった記憶があり、ぜひもう一度読みたい」という作品です。『かごめかごめ』のわらべうたや『鬼子母神』そして『ザクロ』が記憶に焼き付いている。このような方は他にも多いのではないでしょうか。」

1972年発行の『なかよし』増刊号「黒とかげ 総集編」の予告には

「オッカナイまんがをかかせたら、日本一の高階良子先生が、7月号から新連載「地獄へつづく階段」を、おおくりします。」とありますから、先生の作品は読者を震え上がらせたんでしょうね。

「地獄へつづく階段」は、作品掲載時には「地獄でメスがひかる」に変わっていました。


2015年7月、講談社の「なかよし60周年記念版」コミックスの1冊として復刻されたのは、「地獄でメスがひかる」でした。



他の漫画家さんでは、今市子先生の「百鬼夜行抄」は雑誌掲載が始まった時からのファンですが、あまり「ホラー」と思って読んだことはないですね。

ただ、女性作家の描く作品は、本当に怖いと思って読んだこともありました。美内すずえ先生「白い影法師」、山岸凉子先生、ささやななえ先生の作品などです。どこにしまったかわからないんですが、探すか再度購入して、もう一度読みたくなりました。

『高階良子の部屋』更新しました。『私たちが震えた 少女ホラー漫画』を掲載したほか、『マジシャン』のアルバムジャケットなどを「資料集」にアップしました。




『高階良子の部屋』


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