ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

舟木一夫A面コレクション その6

2024年10月20日 | 舟木一夫

『舟木一夫A面コレクション』6枚目、最後のCDです。1983年から2002年までを収録しています。

レコードからCDに変わった時代でした。シングルレコードは2曲目の「恋のホロッポ」までで、3曲目の「落日のあとで」以降は8cmCDになりました。

持っていないのは1枚で御三家による「小さな手紙」です。

CD1曲目の「つばさ」の発売が1983年4月でした。3曲目の「落日のあとで」の発売は1990年9月で、7年以上の空白があります。舟木さんの「寒い時期」でした。この空白期にシングルレコードからシングルCDへの転換があり、「落日のあとで」はCDシングルでの発売でした。

舟木さんは1992年(平成4年)5月から始まった30周年記念イベント「舟木一夫特別公演」で復活しますが、その先駆けとなるシングルCDが作詞:秋元康、作曲:徳久広司の「落日のあとで」でした。大好きな曲のひとつです。

CD2曲目の「恋のホロッポ」は映画『その人は昔』の挿入歌です。映画の公開が1967年7月で、シングルレコードの発売が1983年5月でした。

映画公開から15年以上年も経っているのにシングルレコードが発売されたのは、「廃盤ブーム」のおかげだと思います。内藤洋子さんの「白馬のルンナ」も廃盤ブームの中心にあったので、日本コロンビアからシングルレコードが再発されることになりました。

こちらがオリジナル盤です。

復刻盤もレコードジャケットは同じです。

違いは右上の「¥330」がないこと、レコード番号がSAS-939からAK-803に変わっていること、「オリジナル番号 SAS-939  '67・7 発売」の注記があることです。

コロンビアからの復刻盤は3枚組で発売されました。

「恋のホロッポ」はこれまでに発売されたことはなく、これが初めての発売でした。「復刻盤」ではないですね。

レコード番号はAK-804で、発行年(P)は1983年5月と記されています。このことから、『舟木一夫A面コレクション』では「つばさ」の次に収録されました。

『舟木一夫A面コレクション』の発売は2002年で、『舟木一夫B面コレクション』の発売は2005年でした。『B面コレクション』では、「恋のホロッポ」のB面「今度の日曜日」は3枚目のCDに収録されています。

「恋のホロッポ」のシングル盤には定価の記入はないので、単独での販売はなかったと思います。『A面コレクション』では「復刻」の時期に入れましたが、違和感が大きかったのでしょうか。『B面コレクション』では(発売には至らなかったものの)録音時期に合わせた時代に収録したということだと思います。

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舟木一夫A面コレクション その5

2024年10月16日 | 舟木一夫

『舟木一夫A面コレクション』5枚目のCDです。1974年から1982年まで収録です。

1974年、私は銚子に戻り勤め始めていました。この頃の年代については、(個人的には)西暦より昭和49年と言った方が分かりやすいですね。

聴いていた音楽は洋楽に加え日本のフォーク、ポップスと多彩になり、女性アイドルの歌に熱中し始めた時代でもありました。当時の年間トップ50のランキングを見ると、シングル曲は知らない曲はありません。また、シングルよりアルバムを購入することの方が多くなっていました。

テレビでは1978年(昭和53年)に『ザ・ベストテン』が始まっており、ヒット曲はテレビを通して聴くことが多くなりました。

この頃も、舟木一夫さんのレコードはリアルタイムでは購入してはいません。持っているレコードも後日購入したものです。

このCD収録の最後のシングルレコード「愛だなんて言うまえに/End・Love」は、上田成幸作詞・作曲です。全曲舟木一夫さんの作詞・作曲となるアルバム、『WHITE』からのシングル化でした。

このアルバムには「ROCK'N ROLL ふるさと」も収録されています。

持っているシングルレコードは少ないのですが、『A面コレクション』などで曲を聴くことはできます。これからレコードを購入することはないと思っていましたが、一枚入手したいレコードがありました。

2010年(平成22年)11月27日、『その人は昔』『君に幸福を~センチメンタルボーイ』を観に行った時に、銀座シネパトスの売店で購入した雑誌です。   

「ららばい/はぐれカモメ」、探してみたら出品がありました。入手できそうです。

入手できました。(2024.10.17)

元ガロの大野真澄さんの作曲です。

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舟木一夫A面コレクション その4

2024年10月12日 | 舟木一夫

『舟木一夫A面コレクション』4枚目のCDです。1969年から1976年まで収録です。

1969年、私は20歳になっています。すでに東京で暮らし始めていました。3畳一間のアパート住まいで、テレビはなく、ラジオが生活の中心になりました。オールナイトニッポンを欠かさずに聞き、音楽も洋楽、ポップスが中心になっていました。

日本の音楽では、オールナイトニッポンで初めて聴いた「帰って来たヨッパライ」「イムジン河」から日本のフォークソング、ポップスが中心になっていました。映画『いちご白書』などを通して、ニール・ヤングやメラニーに熱中した時代でもありました。

舟木一夫さんからは、いちばん離れていた時期になります。

この4枚目のCDで、リアルタイムで聴いたのは「初恋」だけでしょうか。持っているシングル盤も後日購入したものばかりです。

20曲中持っているシングル盤は10枚と少ないです。収録曲のはじめの方はダブルジャケットが多いです。

この期間に発売されたシングルレコードで、『A面コレクション』に入っていないレコードがありました。

「青年の唄/うわさのあいつ」は1970年7月発売で、「再会」と「紫の人」の間に入ります。

もう一枚は「日曜日には赤い薔薇/三本のローソク」です。1971年5月発売で、「春の坂道」の前に入ります。

なぜ収録されなかったのか理由はわかりません。なお、『舟木一夫B面コレクション』には「うわさのあいつ」、「三本のローソク」も収録されています。

 

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舟木一夫A面コレクション その3

2024年10月08日 | 舟木一夫

『舟木一夫A面コレクション』3枚目のCDです。1966年の残りから1968年まで収録です。

18曲中14枚のシングルレコードを持っていました。ないのは「踊ろうぼくと」、「知りたくないの」、「夜霧の果てに」、「荒城の月」の4枚です。

このCDでは叙情歌謡、文芸歌謡とも呼ばれる「絶唱」、「夕笛」が中心ですね。また、「残雪」は舟木一夫さんが高峰雄作名義で作詞した初めての作品になります。

この時期はダブルジャケットが増えて、14枚中5枚がダブルジャケットでした。

このCDには映画『その人は昔』の主題歌「心こめて愛する人へ」、『君に幸福を』の主題歌「センチメンタル・ボーイ」も入っています。

アルバム『その人は昔』は1966年11月10日の発売でした。

『こころのステレオ その人は昔-東京の空の下で』 第21回芸術祭参加作品 ALS-5035 日本コロンビア 作・松山善三 音楽・船村徹 歌唱・舟木一夫

映画『その人は昔』は、翌年の1967年7月1日の封切りでした。

舟木一夫さんの活動がシングルレコードを超えて広がった時期でした。

「心こめて愛する人へ」のB面「じっとしてると恋しい」は舟木さんの曲の中で最も好きな1曲です。

じっとしてると恋しい

 

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舟木一夫A面コレクション その2

2024年10月04日 | 舟木一夫

『舟木一夫A面コレクション』2枚目のCDです。1965年と1966年の一部が収録されています。舟木一夫さん、デビュー3年目と4年目です。

収録曲は全18曲です。いちばん好きで、いちばんよく聴いていた時代でした。

CD全18曲中16枚持っていました。「敦盛哀歌」と「銭形平次」は両A面でダブルジャケットです。

持っていないのは「あゝりんどうの花咲けど」と「あゝ鶴ヶ城」です。「あゝりんどうの花咲けど」も好きな曲なので、シングルレコードが欲しいですが、今から集めるのも意味がない(残された時間が少ない)ので諦めましょう。

このCDは「北国の街」、「東京は恋する」、「高原のお嬢さん」、「哀愁の夜」などの大ヒット曲、「たそがれの人」、「山のかなたに」、「友を送る歌」などのマイナーヒット曲から「浜の若い衆」、「敦盛哀歌」などの変化球まで、好きな歌でいっぱいです。

B面も「木挽き哀歌」、「はやぶさの歌」、「夜霧のラブレター」など名曲揃いですね。

 

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