ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

西岸良平 アクションコミックス

2014年08月28日 | 西岸良平
双葉社から、アクションコミックスの再刊が続いています。最初の発売は昨年の6月でした。「鎌倉ものがたり30周年フェア」に併せて、青春奇談の2巻が発売されました。

当初は続いて刊行されるのか、よくわからなかったのですが、どうやら全巻刊行されるようです。これまでに発行された、新アクションコミックスです。


2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税


2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税


2013.10.12 第1刷発行 定価:本体667円+税


2014.2.10 第1刷発行 定価:本体700円+税


2014.2.10 第1刷発行 定価:本体694円+税

アクションコミックスとして最初に発売された『ヒッパルコスの海』も再刊されました。


2014.7.10 第1刷発行 定価:本体694円+税

この機会に『ヒッパルコスの海』のコミックス化の状況をまとめてみました。


アクション・コミックス 昭和52年(1977年)5月25日 初版発行 480円


アクション・コミックス(A5判) 1990年10月195日 第1刷発行 730円(本体709円)


3Coinsアクション・オリジナル 2001年10月17日 第一刷発行 本体286円+税 


双葉文庫名作シリーズ 2010年8月22日 第1刷発行 本体600円+税

このように、これまで4種類のコミックスが発行されています。今回の新B6判コミックスで5種類となります。最初のコミックス発行が1977年なので37年前になります。長い時間を感じますね。

なお、3Coinsアクション・オリジナルは全話が収録されているわけではありません。 

また、1997年から2000年にかけて発行された、双葉文庫『西岸良平名作集』全5巻には、アクションコミックスのシリーズから作品が集められています。第1巻には『ヒッパルコスの海』から10作品が収録されました。


名作集1 1997年2月27日 第1刷発行 定価600円(本体583円)

今回の新アクションコミックス『ヒッパルコスの海』には「本書は、アクションコミックス『ロマン劇場 ヒッパルコスの海』(1990年10月19日初版発行)を再編集し、新たな装丁でリニューアルしたものです。」との注意書きがあります。元にしたのはA5判のアクション・コミックスのようです。

どの部分を「再編集」したのか、探してみました。収録作品、収録順などは変わっていません。作品間のイラストは新しくなっていますが、「再編集」の場所はわかりませんでした。

また、『赤い雲』、『可愛い悪魔』、『ポーラーレディ』は、「一部修正を加え」となっています。

『蜃気郎』はアクション・コミックス(A5判)では、完結編が含まれていませんでした。完結編=黒猫やまとの冒険=3話は『タイム・スクーター』に収録されていました。今回は文庫版と同じように、2冊で完全版となっています。

このため『タイム・スクーター』をどのような形で刊行するのか、楽しみです。文庫版の『タイムスクーター』は「蜃気郎」3話がなくなったため、非常に薄い残念な造りになっていました。『ヒッパルコスの海』は264ページですが、『タイム・スクーター』は176ページしかありません。


双葉文庫名作シリーズ 2010年12月25日 第1刷発行 本体524円+税

今回のコミックス化では、ぜひ、コミックス未収録の作品を入れて欲しいですね。漫画アクション系の雑誌に掲載された作品にも、コミックス未収録の作品があります。

『ヒッパルコスの海』に収録されている「ビー玉のゆくえ」は『漫画アクション 増刊』昭和52年1月7日号に掲載されました。雑誌掲載時は「絵のある絵本」とのタイトルも付いていました。そして2月1日増刊号には、「絵のある絵本」として「鳥の世界」が掲載されています。2色16ページで、西岸良平、木村泰子両氏の共作です。

この作品も『タイムスクーター』にぜひ収録して欲しいですね。また、「百鬼探偵局」もコミックス未収録だと思いますので、ぜひぜひ収録をお願いします。

新アクションコミックスは、これからも刊行されると見込まれます。旧版との違いは全部刊行された時点で確認したいと思います。


※Amazonの予約で次の新アクションコミックスの内容がわかりました。どうやら『ミステリアン&タイム・スクーター』の合本になるようです。発売日は9月10日の予定です。

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成田 航空科学博物館

2014年08月24日 | タワー
8月16日の土曜日、成田の航空科学博物館に行って来ました。TowersさんのTwitterで、現在も刻印メダルが販売されていることを知り、入手するのが主な目的です。

昼食は「空の駅 風和里しばやま」で野菜中心のバイキングの予定。土曜日なので、相当混むことが予想されます。2時頃に来ようと考えたのですが、念のため12時過ぎに先に「空の駅」に来ました。


満員です。90分待ちとのこと。2時30分頃になる見込みです。予約してから航空博物館に向かいました。車で5分もかかりません。



この建物を「タワー」といって良いか、疑問も残ります。正面から見ると「塔」といえる形状ではないですね。

5階が「展望展示室」で4階が展望レストラン「バルーン」です。3階は屋上部分なので、4階は連続してはいません。「展望塔」の展望フロアである4階と5階が張り出している、ともいえそうです。刻印メダルもあることだし、取り敢えずはタワーに含めることにしました。

入口の前庭には「セスナ 195 朝風号」が展示されていました。




入口から入ってきて、右側はミュージアム、左側に券売機があります。


入館券を購入、大人500円です。


隣にメダル販売機と刻印機がありました。さっそく購入して刻印。「NARITA」と打ったつもりが、Rが刻印されていませんでした。残念。


パンフレットもいただきました。


エレベーターで5階の展望室へ。


航空科学博物館も今日は満員です。エレベータを降りた側の窓から下を見てみました。屋外展示場には約20機の航空機が展示されているとのこと。



西棟の屋上が展望台になっています。


飛行機の離着陸が見える窓際には椅子が設置されています。ちょうど飛行機の解説が行われていました。



飛行場にはたくさんの飛行機が止まっています。


遠くに見える「塔」は飛行場の管制塔でしょうか。


10分おきくらいに飛行機が着陸してきます。


着陸機の合間を縫うようにして、同じ滑走路から離陸する飛行機が続きます。本当に過密ダイヤですね。


この日は今にも雨が降り出しそうな天気でしたが、晴れていると東京スカイツリーも見えるのですね。


3階(屋上)からの展望塔?です。


1、2階は展示コーナーです。飛行機に興味があるわけではないので、かんたんに見て回りました。



エッフェル塔が表紙のパンアメリカン航空のパンフレットがありました。こちらの方に目が行ってしまいます。


屋外展示場の入口だけ見学。



また1機着陸してきました。


午後2時前、少し早めですが、「空の駅 風和里しばやま」に戻って来ました。まだ大分先のようです。しかし、予約のお客さんが多いので、今日の受付はすでに終了となっていました。先に予約をしておいて良かったです。

直売所で買い物をして時間を過ごし、2時30分ころやっと入れました。野菜料理ををお腹いっぱい食べました。ここで食事をするのは3回目ですが、いつも混んでますね。

着陸する飛行機が良く見えます。航空科学博物館よりこちらの方が迫力があるように感じました。天気の良い日にまた来たいですね。

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『池上線』カバー 竹島 宏さん

2014年08月20日 | 西島三重子
「池上線」のカバー、新しく入手することができました。男性演歌歌手竹島宏さんの新アルバム『リクエスト・セレクション』に「池上線」が収録されました。久し振りの男性歌手によるカバーです。


竹島宏『リクエスト・セレクション』 2013.12.04

男性歌手による「池上線」カバーは狩人、高山巌さん以来だと思います。昨年の12月に発売になっていました。

オークションに出品されていたので発売を知り、Amazonで新品を購入しました。

Amazon等で曲の一部を試聴することができます。

『リクエスト・セレクション』

編曲は矢田部正さんです。西島三重子さんのシングル・バージョンの「池上線」ですね。男性歌手による「池上線」もよいですね。

ここで、男性歌手による「池上線」カバーについて振り返ってみました。

狩人の「池上線」は昭和53年のアルバム『メモリアル』に収録されました。現在までCD化はされていないと思います。

 

アルバム『メモリアル』 昭和53年5月 編曲:宮川泰

高山巌さんの「池上線」は昭和59年にシングル盤で発売になりました。

 

シングル『池上線』 1984.5.25 編曲:馬飼野俊一

ベストアルバムがCDで何種類も発売されており、「池上線」が収録されています。こちらは「アルバム・バージョン」で、編曲は同じ馬飼野俊一さんですが、ヴォーカルを新録音したとのことです。


『高山厳ベスト』ポリスター 1995.11.25 編曲:馬飼野俊一 


『高山厳ベストセレクション』 ポリスター 1996.9.26 編曲:馬飼野俊一

西島三重子さんファンサイト『水色の季節の風』の「ソングライターみーちゃん全記録」、「作曲集(作品一覧)」の中の「池上線コレクション」に データを加えました。

水色の季節の風


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『高階良子選集』第23集新発売

2014年08月16日 | 高階良子
8月16日(土)、高階良子先生の『高階良子選集』第23集 [黒とかげ]が発売になりました。収録は表題作のほか「パンドラの秘密」「むかし空から」「ふたりの兄貴」の計4作です。


ボニータ・コミックスα 平成26年8月25日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「40年前 スランプでトコトン落ち込んだ末の作品/永久封印するはずだった「ふたりの兄貴」(前)/その後 ミステリーロマンに作風を切り替えた/最初の作品「黒とかげ」(後)を並べてみました。/読み比べてもらうのも一興かと・・・・・・/恥ずか悲鳴ーですが/そういえば 私のマンガ家歴も今年でもう50年になるのだなーと/何となく感慨にふける今日この頃。」

「黒とかげ」は、『なかよし』の昭和46年4月号から8月号に渡って連載されました。原作は江戸川乱歩「黒蜥蜴」です。

翌年、昭和47年に『黒とかげ 総集編』としてまとめられました。作品の扉ページには「日本じゅうの少女を興奮のうずにまきこんだ大人気まんが一挙掲載」と記されています。


『なかよし』昭和47年5月増刊号

コミックスへの収録は「講談社コミックスなかよし」で、1975年の4月に刊行されています。なぜか『血とばらの悪魔』に続く刊行となりました。 


講談社コミックスなかよし 昭和50年4月10日第1刷発行

最近では「講談社漫画文庫」に収録されています。


講談社漫画文庫 1999年7月10日 第1刷発行

文庫版のカバー折り返しのことばです。

「この「黒とかげ」は、私が作風を変えた/記念すべき第一作目です。/それまで描いていた学園・青春ものに行き詰まり、/最後に一本、それまで描きたくても/見栄や羞恥心などが邪魔をして描けなかったものを/いちかばちか、当たってくだけろとばかり描いたもので、/70年代が明けた年のこと、かなり話題を呼びました。」

なお、講談社版のコミックスは、すべて165ページですが、今回の選集版では169ページになっています。つまり4ページ分の描き足しがあります。古い作品なので手は入れていないと考えていたので驚きました。船などが大ゴマで描かれています。

また、講談社版では吹き出しのセリフが「いく」「やくそく」など、ほとんどがひらがなでした。今回は「行く」「約束」と大幅に漢字に変えられています。セリフは全面的に打ち直したように思います。


同時収録の「パンドラの秘密」は『プリンセス』昭和55年(1980年)5月号掲載の作品です。

コミックス収録は『パンドラの秘密』で、秋田書店から刊行された最初のコミックスでした。


プリンセス・コミックス 昭和55年9月20日 初版発行

「パンドラの秘密」はマジシャン葵昌吾が登場する作品で、翌年昭和56年の『月刊ボニータ』4月創刊号から「マジシャン」の連載が始まっています。


「むかし空から」は昭和60年『レッツBONITA』No.4 ボニータお正月大増刊号に掲載されました。

コミックス収録は「ボニータ・コミックス」の『海神の島』でした。


『海神の島』ボニータ・コミックス 昭和61年6月1日初版発行

ぶんか社刊行の『グリーンエンゼル』に収録、文庫化されています。


ホラーMコミック文庫『グリーンエンゼル』 平成22年7月20日初版第1刷発行

※「むかし空から」も今回の選集で8ページ分の描き足しがあります。(8.17追記)


「ふたりの兄貴」は単行本初収録です。『なかよし』昭和46年2月号に掲載されました。雑誌掲載時のタイトルは「ふたりの兄き」でした。上原マチ子、牧野和子との3人の作家による「はじめてのひみつ」競作の1作品でした。

『高階良子選集』はこれが最終巻になります。まだまだ、コミックス化していただきたい作品はたくさんあるのですが・・・。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「ニュージーランド旅行記 その3」、3ページです。

ホームページも更新しました。

『高階良子の部屋』


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銚子ポートタワー、ウオッセ21

2014年08月12日 | 銚子3塔
8月9日の土曜日、銚子ポートタワーに来ました。台風が四国に近づいており、空はどんよりと曇っています。



ウオッセで「大漁夏まつり」が行われているとのこと。まず、ウオッセにいきました。


広場には舞台が作られ、すでに大勢集まってきています。




司会は千葉県住みます芸人、よしもと興業ゴールデンボーイズです。


夏まつりらしく、わたあめやポップコーン、焼そばも売られています。


「ヨーヨーつり」に「人形すくい」、川口外港第二町内会の看板も下がっていました。


ウオッセに入り、「銚商夢市場」へ。空き区画を利用して、銚子商業高校の生徒さんが出しているお店だそうです。



銚子産キャベツを練り込んだ「銚子キャベツメロンパン」が食べたかったのですが、見つかりませんでした。そこで、これも新商品の「ぬれ煎餅抹茶アイス」を購入、さっそく隣の休憩所で食べました。美味しかったです。




銚子商業高校プロデュースの「ぬれ煎餅アイス」が登場したのは、平成23年(2011年)7月30日の、銚子電鉄仲ノ町車庫でのミニイベントの時だったと記憶しています。


同年9月19日の「ありがとう『鉄子の旅カラー車両』イベント」ではモナカ型の「ぬれ煎餅アイス」も登場しました。このモナカ型はその後見かけませんが、これも食べやすかったし、美味しかったですよ。


お土産に「あの頃の濃厚プリン」を2個購入しました。

銚子商業高校が体験も兼ねてお店を出すのは、これが初めてではないと思います。もう随分前になりますが、今はなきシティオの2階で販売をしていたことがあったと思います。私はそのお店で、この『銚商硬式野球部小史』を買った記憶があります。


ポートタワーに戻って展望フロアへ。モヤっており、遠くは見えません。



銚子大橋もよく見えません。


いつもの通りカフェ・ド・マンボウでコーヒーを一杯。できるのを待つ間に、先ほど買ったプリンを撮影しました。



このプリンに惹かれたのは、キャッチコピーの「プリンみたいな 銚子名物伊達巻 みたいなプリン」という言い方が面白かったからです。


家に帰ってきてさっそく食べてみました。伊達巻というより、昔小さい頃お土産で食べた不二家のプリンを思い出しました。陶器に入ったプリンで、固めのプリンです。

カラメルはもう少し苦かったように思いますが、これはやみつきになりそうです。

銚子ポートタワー入場券です。今日は割引券を使ってみました。以前の入場券と比較するためです。


やはり変わっていました。こちらは1月19日の割引入場券です。


通常券と同じように、下の写真がなくなっています。いつから変わったのか、受付で聞いてみたのですが、5,6年は変わっていないという返事でした。それが一般的な感じ方なのでしょうね。


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