2月15日(金)、高階良子先生の『高階良子選集』第14集 [赤い影] 新発売です。表題作のほか「死者(デス)の狩人」が収録されています。
ボニータ・コミックスα 平成25年2月28日 初版発行
「今回 描き足し枠がけっこうありまして・・・でも「死者の狩人」は古すぎて手が出せないし、「赤い影」はすっきりとまとまっていたように思えるので、書き足せる部分を捜すのは難しそう・・・なんて思いながら読み返していたら、これが結構ある!枠・・・全然足りない・・・!あとがきのページを削ったけど、まだ足りない・・・!ページもっと欲しかった。」とのことです。
「赤い影」のオリジナルのコミックス収録は『死の媚薬 闇の呪文』でした。
「赤い影」
『死の媚薬 闇の呪文』 ボニータ・コミックス 平成3年9月30日初版発行
「赤い影」の初出は、『ミステリーボニータ』No.19(平成3年(1991年)1月刊)で、80ページでした。コミックス収録時にとびらページ部分に加筆され、82ページになっています。
今回は90ページなので、大幅に加筆されていますね。これから読み比べていくのが楽しみです。
「死者(デス)の狩人」のコミックス収録は、講談社コミックスの『死者の狩人』でした。
「死者の狩人」
『死者の狩人』 講談社コミックスなかよし 昭和62年11月6日第1刷発行
「死者(デス)の狩人」はその後2回、形を変えて講談社から再刊されています。
『死者の狩人』 KCデラックス(ミステリーダークサイドセレクション)平成5年8月23日第1刷発行
『幻想ロマンセレクション2 死者の狩人』KCデラックス(ポケットコミック)平成11年10月13日第1刷発行
この文庫版『死者の狩人』には、ポストカードが入っていました。
「死者(デス)の狩人」の初出は、『なかよし増刊』昭和62年(1987年)9月増刊号です。選集では6月増刊号となっていますが、これは誤りです。
「血も凍る200ページ読みきり一挙掲載!」でした。200ページはすごいですね。
なお、細かいことですが、最初のコミックス収録時は199ページになっていました。これは雑誌掲載時のとびら絵のイラストをコミックスの表紙に用いたため、コミックスのとびら絵には、作品の最後の一コマ(1ページ)が使われていたためです。
KCデラックスでの再刊から本来の形に戻りました。この最後の一コマがあると、作品の余韻がまったく違います。今回の選集でも、こちらを踏襲しています。
巻末の「あとがきのかわりの雑談」は描き足しにページを取られたため、今回も1ページです。
「今回は古い言葉使いのおもしろさについて」です。「えさ けっぺ」これは完全に銚子弁ですね。中学生の時にとなりのクラスの娘に絵を描いて欲しいと頼まれた話も載っています。
銚子市で発行されている地方紙で『大衆日報』という日刊紙があります。市内の話題を中心に掲載し、ほとんどの市民は知っている新聞です。この新聞で高階良子先生が取り上げられたことがありました。
「大作家は四中出身だった」「少女漫画ですごい人気」「高階良子が怪奇サスペンス」等の見出しが躍っています。これは昭和54年(1979年)8月26日号の大衆日報です。
「これほどの大家になるとは 数学の時間にボクの似顔絵画いてた 四中当時の新田先生ビックリ」など恩師の回想や、お母さんが語る高階先生の近況が掲載されています。これも貴重な資料ですね。
ホームページも更新しました。
『高階良子の部屋』
ボニータ・コミックスα 平成25年2月28日 初版発行
「今回 描き足し枠がけっこうありまして・・・でも「死者の狩人」は古すぎて手が出せないし、「赤い影」はすっきりとまとまっていたように思えるので、書き足せる部分を捜すのは難しそう・・・なんて思いながら読み返していたら、これが結構ある!枠・・・全然足りない・・・!あとがきのページを削ったけど、まだ足りない・・・!ページもっと欲しかった。」とのことです。
「赤い影」のオリジナルのコミックス収録は『死の媚薬 闇の呪文』でした。
「赤い影」
『死の媚薬 闇の呪文』 ボニータ・コミックス 平成3年9月30日初版発行
「赤い影」の初出は、『ミステリーボニータ』No.19(平成3年(1991年)1月刊)で、80ページでした。コミックス収録時にとびらページ部分に加筆され、82ページになっています。
今回は90ページなので、大幅に加筆されていますね。これから読み比べていくのが楽しみです。
「死者(デス)の狩人」のコミックス収録は、講談社コミックスの『死者の狩人』でした。
「死者の狩人」
『死者の狩人』 講談社コミックスなかよし 昭和62年11月6日第1刷発行
「死者(デス)の狩人」はその後2回、形を変えて講談社から再刊されています。
『死者の狩人』 KCデラックス(ミステリーダークサイドセレクション)平成5年8月23日第1刷発行
『幻想ロマンセレクション2 死者の狩人』KCデラックス(ポケットコミック)平成11年10月13日第1刷発行
この文庫版『死者の狩人』には、ポストカードが入っていました。
「死者(デス)の狩人」の初出は、『なかよし増刊』昭和62年(1987年)9月増刊号です。選集では6月増刊号となっていますが、これは誤りです。
「血も凍る200ページ読みきり一挙掲載!」でした。200ページはすごいですね。
なお、細かいことですが、最初のコミックス収録時は199ページになっていました。これは雑誌掲載時のとびら絵のイラストをコミックスの表紙に用いたため、コミックスのとびら絵には、作品の最後の一コマ(1ページ)が使われていたためです。
KCデラックスでの再刊から本来の形に戻りました。この最後の一コマがあると、作品の余韻がまったく違います。今回の選集でも、こちらを踏襲しています。
巻末の「あとがきのかわりの雑談」は描き足しにページを取られたため、今回も1ページです。
「今回は古い言葉使いのおもしろさについて」です。「えさ けっぺ」これは完全に銚子弁ですね。中学生の時にとなりのクラスの娘に絵を描いて欲しいと頼まれた話も載っています。
銚子市で発行されている地方紙で『大衆日報』という日刊紙があります。市内の話題を中心に掲載し、ほとんどの市民は知っている新聞です。この新聞で高階良子先生が取り上げられたことがありました。
「大作家は四中出身だった」「少女漫画ですごい人気」「高階良子が怪奇サスペンス」等の見出しが躍っています。これは昭和54年(1979年)8月26日号の大衆日報です。
「これほどの大家になるとは 数学の時間にボクの似顔絵画いてた 四中当時の新田先生ビックリ」など恩師の回想や、お母さんが語る高階先生の近況が掲載されています。これも貴重な資料ですね。
ホームページも更新しました。
『高階良子の部屋』