12月17日(日)まで、銚子ジオパーク・芸術センターで開催中の「銚子犬吠埼暁鶏館資料展」、吉田初三郎の「銚子遊覧交通名勝鳥瞰図」が圧巻でした。
印刷物の『大銚子遊覧鳥瞰図絵』については、11月21日のブログで紹介しました。
私の持っているパンフレットは、銚子町「水戸屋菓子舗」の宣伝入りです。他の広告主には「暁鶏館」「銚子鉄道株式会社」などの書影が確認できています。
他にどんな広告主がいるのか調べたいと思っていましたが、これはすでに紹介されていました。
『吉田初三郎のパノラマ地図』(平凡社『別冊太陽』2002.10.20発行)巻末資料に次のように記されていました。
◆大銚子遊覧鳥瞰図絵[大銚子遊覧名勝鳥瞰図]
(1922、1926 東京の交通教育会)
銚子鉄道、仙松閣、暁鶏館、川口屋、桔梗屋蕎麦店、
水戸屋菓子店、大安、大新がそれぞれ発行。
1926年刊原画は銚子の暁鶏館蔵。
仙松閣、暁鶏館、川口屋、大新は旅館です。「大安」は心当たりがありません。パンフレットの地図には「川安」が描かれているので、川安旅館の誤りかも知れません。銚子鉄道株式会社も含めて観光客が販売対象だったのでしょうか。今も続く桔梗屋蕎麦店が発行元になっているのは驚きでした。
一番気になったのは、「(1922、1926 東京の交通教育会)」、「1926年刊原画は銚子の暁鶏館蔵。」の部分です。
確かにパンフレットの鳥瞰図と暁鶏館所蔵の鳥瞰図は、細部の異なる部分があります。
パンフレットには暁鶏館原画にはないヒゲタ第一工場(現在の市役所の位置)が描かれているなどの違いがあったので、パンフレットの方が後から描かれたものと考えていましたが、暁鶏館所蔵原画の方が後から描かれたものなのでしょうか。引き続き調べて見たいですね。