この「形」を「塔」と呼べるか微妙ではありますが、「川崎マリエン」と同じような「形」ですから、これも「タワー」ですね。
「びゅうお」は東海地震対策として建設され、平成16年9月に完成しました。受付の方のお話では、総工費は43億円、水門の部分を39億円で静岡県が建設。それに沼津市が4億円を負担して展望回廊を上に乗せたとのことでした。
たくさんの方が訪塔されており、沼津港を取り巻く一帯の地域振興の中核となっているようです。
「沼津港大型展望水門びゅうお」これが正式名称でしょうか。沼津港への津波をシャットアウトする大型水門です。「びゅうお」の名前の由来は「View(ビュー)」+「魚(ウオ)」。全国公募で名付けられたとのことです。
チケットです。大人は100円。スタンプを押すのは下のお知らせにあるとおり、1日に何度でも入場できるサービスのためですが、訪塔記念ともなりますので、これはうれしかったですね。
形態は2本の展望塔を連絡通路で結ぶ形です。私が入ったのは北側の塔のようですね。展望回廊から富士山が見えました。少し霞んではいますが、やはり感激です。
両側の展望回廊を結ぶ連絡通路です。
南側展望回廊から見る北側展望塔と「ひたい」(展望塔とは言わないのでしょうが、私が勝手に使っています。)「ひたい」とは何かと調べてみたら「扉体」で「ひたい」と読むのですね。これが降りて津波を食い止めます。
北側展望回廊の向こうに見える富士山
降りるのは反対側の南側展望回廊からにしました。100円で乗れるバスの乗り場と場所を教えていただきました。ちょうど沼津港をぐるっと回るような形で、「びゅうお」の写真を撮りながら歩きました。
沼津港の向こうに富士山が見えました。
日没が近づいています。次は夜景を見に来たいですね。
帰りは100円バスで沼津駅に行き、三島駅まで戻って新幹線で帰ってきました。三島駅の乗り継ぎは結構遠くて、時間がなく焦りましたが、なんとか間に合いました。