
今回の十八代目中村勘三郎の言葉は
「どんな面白いことになるか いつも考えながら 何かをつくり続け 誰かにバトンタッチしていく」
歌舞伎界きっての人気俳優だった十八代目中村勘三郎は、伝統芸を受け継ぐ一方、新しい歌舞伎を作ろうと飽くなき挑戦を続けた。平成6年から、若者の街渋谷で始めた「コクーン歌舞伎」。江戸時代の芝居小屋を再現した「平成中村座」。そしてニューヨーク公演等々への挑戦の思いがこの言葉に込められている。
番組の中でも紹介されたが、彼の言葉の中で僕が忘れられない言葉がある。
「江戸時代にラップがあったら歌舞伎に取り入れているだろうし、ギターやトランペットがあったら使っているはずだ。歌舞伎とはそういうものなんだよ」
※再放送 11月22日(金)午前11:20〜11:30