昨夜のNHK「歴史秘話ヒストリア」は名作選として、今年1月に放送された「花魁(おいらん)の真実~江戸・吉原遊郭の光と影」の再放送だった。遊女たちの生きる希望は、年季明けするか、良い旦那に身請けしてもらい吉原を出ることだった、というナレーションを聞きながら、ふとある話を思い出した。それは、大正4年(1915)発行の「鳥の目だま」(鵜崎鷺城 著)というノンフィクションに書かれていた「花魁の放生會」というエピソードだ。
この高木敏雄なる人物、昨年、津々堂さんのブログ「津々堂のたわごと日録」で紹介されたことがあるが、現在の熊本県菊池市の出身で、ドイツ語教授、神話学者、民俗学者などマルチな才能を発揮した。夏目漱石が五高に赴任した年に五高を卒業し、東大を卒業して母校の五高にドイツ語教授として赴任した年に漱石が五高を去っている。その後、東京高等師範学校教授などを歴任。民俗学分野では柳田國男と共同で雑誌を創刊したりしている。一風変わった性格ゆえか同じ職場に長く続かなかったという。熊本県近代文化功労者の一人。
この高木敏雄なる人物、昨年、津々堂さんのブログ「津々堂のたわごと日録」で紹介されたことがあるが、現在の熊本県菊池市の出身で、ドイツ語教授、神話学者、民俗学者などマルチな才能を発揮した。夏目漱石が五高に赴任した年に五高を卒業し、東大を卒業して母校の五高にドイツ語教授として赴任した年に漱石が五高を去っている。その後、東京高等師範学校教授などを歴任。民俗学分野では柳田國男と共同で雑誌を創刊したりしている。一風変わった性格ゆえか同じ職場に長く続かなかったという。熊本県近代文化功労者の一人。