ニューオリンズ・ジャズ・ハウンズのライブ演奏「Summertime」で田村麻紀子の饒舌なクラリネットを聞きながら、二つの「Summertime」を思い浮かべていた。一つはこの曲の作曲者ジョージ・ガーシュウィンのオペラをもとにした映画「ポギーとベス」の中で歌われる「Summertime」。僕が中学か高1の頃に見たのだが、その少し前に見た映画「カルメン」と混同してよく間違える。こちらはビゼー作曲のオペラ「カルメン」をもとにしているのだが、実はこの2本の映画、いずれもオットー・プレミンジャー監督作品で、オール黒人キャスト、しかもヒロインを務めたのはどちらもドロシー・ダンドリッジという紛らわしさなのだ。
そしてもう一つの「Summertime」は映画のタイトルで邦題を「旅情」という。デヴィッド・リーン監督の名作で個人的にはオールタイムベスト3に入れたいくらい好きな作品。
いずれも忘れられない思い出の名曲そして名作である。
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映画「ポギーとベス」
そしてもう一つの「Summertime」は映画のタイトルで邦題を「旅情」という。デヴィッド・リーン監督の名作で個人的にはオールタイムベスト3に入れたいくらい好きな作品。
いずれも忘れられない思い出の名曲そして名作である。
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映画「ポギーとベス」
映画「旅情(Summertime)」