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“SHOGUN” 大ヒットのワケ

2024-09-11 20:23:49 | ドラマ
 今夜のNHK「クローズアップ現代」では、今、世界中でヒットし、米エミー賞で史上最多14部門受賞、さらに今後発表の作品賞、主演男優・女優賞など主要部門の受賞も期待されているハリウッド製時代劇「SHOGUN」の大ヒットのワケを分析していた。ネット社会の進展など時代の変化もさることながら、大きな要因の一つが「本物らしさ(Authenticity)」ではないかという。主演とプロデューサーを兼ねる真田広之さんもそれに最もこだわったという。とにかく本編をまだ見ていないので個人的な論評はできないが、番組を見ながらいくつか思い出したことがあった。
 一つは日頃、ブログやFBでお世話になっている江戸端唄の笹木美きえ師匠が「SHOGUN」の三味線インストラクターを担当された話。スサノオノミコトの歌といわれる「八雲立つ 出雲八重垣・・・」に節を付けて音源を作成したらしい。美きえ師匠にレッスンを受けた菊役の向里祐香さんが唄う予定だったのだが、そのシーンはカットされたらしい。残念!
 もう一つは、今日の番組の中で、ヒロインの戸田鞠子(細川ガラシャがモデル)と夫が茶室で水入らずのひと時を過ごすシーンが映された。ガラシャの夫といえば細川忠興。立田自然公園には忠興が設計した茶室「仰松軒」が復元されている。何度か見た「仰松軒」の内部を思い出して、夫妻にはこういう場面もきっとあったのだろうなぁと思われた。


「SHOGUN」で注目を浴びている日本人女優アンナ・サワイ


「柳緑花紅」中国・宋の時代の詩人・蘇軾(そしょく)の詩から引用した禅語


細川三斎(忠興)好みの茶室・仰松軒(立田自然公園内)


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