先週から毎週末に開かれている「山鹿灯籠浪漫・百華百彩 2014」を見に行く。残念ながら雨模様のため、呼び物の灯籠の灯りは一部が点灯されているのみ。屋台も中止となり人通りもまばら。そんな中、さくら湯池の間では「さくら湯物語」が予定どおり行われた。第一幕は舞踊団花童の舞台。こんな天候で見に来る人がいるのだろうかと心配していると、ジモティーと思しき “じっちゃんばっちゃん” のグループが押し掛けて来た。ちょっとうるさいが “枯れ木も山の賑わい” 。花童の子たちにとっては観客は一人でも多い方がやりがいがあるだろう。みんな花童の舞踊を見るのは初めてだったようで、開演の口上に ザ・わらべ が登場すると 「ホ~ッ!」という感嘆の声が上がった。たぶん、ふだんあまり見慣れていない“美しいもの”を見たせいだろう。それからはおしゃべりも少なくなり、みんな舞台に引き込まれていたようだ。
▼開演口上
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▼春のたより「草の芽」
▼開演口上
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▼春のたより「草の芽」