迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

もう一つのバブルボケレンズ Meyer-Optik Trioplan 50mmF2.9(Altixマウント)

2018-01-17 23:02:14 | Lens made in GERMANY

ずいぶん前に紹介したAltix-nの標準レンズMeyer-Optik Trioplan 50mmF2.9です。
名前からお分かりのように三枚玉です。Domiplan 50mmF2.8と同じようにバブルボケが期待できそうです。


 レンズ構成 3群3枚
 最短撮影距離 0.6m
 フィルター径 36mm?

Altixマウントは独特のスピゴットマウントです。このマウントアダプターは市販されていないようですので、アダプター自作するか、マウント改造しかありません。今まで何度かトライしてきましたが、なかなか良い策が見つからずに、ずっと放置されてきました。
先日、物置を整理しているときに出てきたニコン用Tマウントリングを当ててみたら、なんとぴったりTrioplanのマウント部分が嵌りました。さっそくM42用のTマウントリングを入手して、先日の50mm引き伸ばしレンズの際に使ったM42ヘリコイド+M42/ソニーE薄型アダプターに装着すると、念願の無限遠が出ました。入手してから約10年、ようやくデジタルで撮影ができるようになりました。
嵌っているだけですので、強い力で回せば外れます。取り扱いには注意が必要ですが、接着剤は使っていないのでいつでも原状復帰できます。


さて写りの方は、期待通りのバブルボケです。100mmF2.8のTrioplanに比べればバブルの径は小さいのですが、適度な被写体を探せば、きれいなバブルが楽しめます。






絞って遠景を撮れば、普通のレンズに変身です。

 いずれもSONY α7+Meyer-Optik Trioplan 50mmF2.9(Altixマウント)

小型軽量なレンズで使い勝手も良いので、これからもっと使い込んでいきたいと思います。

※改造は自己責任でお願いします。

コメント
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