迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

ようこそバブルボケの世界へ FUJINON 55mm F2.2(M42)

2019-01-25 23:32:21 | Miscellaneous Lens

MC Rokkor-PF 58 mmF1.4の紹介で「バブルボケ日本代表」などと書いてしまいましたが、もう一つ有名なバブルボケレンズがありました。それがFUJINON 55mm F2.2(M42)です。


   レンズ構成  4群4枚
   最短撮影距離 0.6m
   重量     135g
   フィルター径 49mm

Fujica一眼レフ用としてのスタンダードな標準レンズEBC Fujinon 55mmF1.8がありましたが、このFUJINON 55mm F2.2は廉価版レンズとして用意されていたもののようです。距離リングは1枚の板に印刷したものを貼っています。鏡胴も樹脂が多く使われているようで軽いです。たしかに廉価版らしい作りです。
レンズ構成についてはいろいろな説があるようです。分解もしていないので、細かいことはネット上の議論にお任せします。


今回は、口径食の影響が出ないよう、マイクロフォーサーズにつけて撮影しました。こうすると50mmクラスのレンズでも、本家Trioplan 100mm F2.8のようなボケを楽しむことができます。






近接撮影では、こんなボケも見ることができます。

  Lumix-G2+FUJINON 55mm F2.2(M42)

なかなか面白いレンズです。もっと使ってやらないといけませんね。

コメント (5)
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