迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

黄金に輝くモザイク画

2019-12-08 22:56:18 | PENTAX-Q
イタリア・エミリアロマーニャ州のラヴェンナは、かつての西ローマ帝国の首都だった古い街です。ここラヴェンナには5世紀から6世紀にかけて建設された初期キリスト教の聖堂・礼拝堂がまとまって残っています。さらにその建物の内部には華麗なモザイク画が残っています。
その聖堂の一つである、サン・ヴィターレ聖堂です。


その建物の中に一歩踏み入れると、内陣は黄金色に輝くモザイク画が。


さらに見上げると、三方の壁だけでなく天井までモザイクで埋め尽くされています。
    

正面のキリスト、よく見ると髭がありません。これも初期のキリスト画の特徴のようです。

   Pentax Q7+02 STANDARD ZOOM 5-15mm F2.8-4.5

ラヴェンナの街には、サン・ヴィターレ聖堂以外にも同時代のモザイク画が1500年前の姿で残っています。イタリア観光のメインルートからは外れていますが、ぜひ一度訪れてみることをお勧めします。
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