千代田光学精工(のちのミノルタカメラ、現コニカミノルタ)の距離計連動レンズシャッター機Minolta A-2です。1955年に発売されたカメラですので、今から65年前のカメラということになります。距離環のところには、OSAKA JAPANという銘が入っています。
サイズ 135判(35mmフィルム)
レンズ CHIYOKO ROKKOR 45mm F3.5(3群4枚)
シャッター Citizen MXV B,1-1/400
焦点調節 距離計連動式
フィルム供給 一操作レバー式セルフコッキング巻止
上から見ると楕円形に見えます。なかなか個性的な姿です。
レンズは、CHIYOKO ROKKOR 45mm F3.5、文献によると3群4枚とのことです。絞りがF8の時に星型の形になります。
Minolta A-2には45mm F2.8のレンズ付きもあるとのこと。そちらは何とレンズ交換できる機種で、100mmの交換レンズが用意されていたそうです。今回紹介した機種はレンズ交換ができない機種のようですが、実はレンズを捻ると、レンズが外れます。Minolta A-2はビハインドシャッターですので、レンズが全群そのまま外れました。そのうち、このレンズを使ってデジタルで撮影してみたいと考えています。はたしてどんな写りをするのでしょうか。