迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

小さな110判一眼レフ用の割に巨大にみえるレンズ PENTAX-110 1:2.8 20-40mm

2021-07-11 22:35:38 | PENTAX-110

110サイズの一眼レフPENTAX-110システムのズームレンズ、PENTAX-110 1:2.8 20-40mmです。

直進ズームレンズです。


   レンズ構成  8群8枚
   最短撮影距離 0.7m
   フィルター径  49mm
   重量            174g
PENTAX-110システムの唯一のズームレンズになります。
PENTAX-110の交換レンズはいずれも小型軽量なレンズばかりなのですが、このズームレンズ1:2.8 20-40mmは、単焦点のレンズ(1:2.8 24mm;向かって右側)に比べると、かなり巨大に見えます。

入手したレンズには、リアキャップのほかに、純正フードが付属していました。

ソニーEマウント(APS-C)では広角側で四隅がかなりケラレていましたので、マイクロフォーサーズで使うことにしました。ペンタックス110システムはビハインドシャッターになっていて、そのシャッターは絞りも兼ねるものであったため、110のレンズには絞りがありません。ただいつも絞り開放では面白みに欠けますので、マウントアダプターに自作の絞りを付けました。たぶんF値5.6から8の間のなっているようです。

意外と言っては失礼にあたりますが、かなり良く写ります。まずは広角側20mm付近で。

近接撮影でも使えます。

 

次に望遠側40mm付近で。後ろボケが若干廻っていますが、解像力は見事です。

 

解像力、コントラスト、色乗り、いずれも、かなりよさげです。

 いずれもLumix DMC-G2+PENTAX-110 20-40mm F2.8


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