先日、カメラ屋のジャンク売り場でレンズの表面と内部にカビがあるMinolta MC ROKKOR-PF 58mm F1.4を見つけ、入手してきました。
表面のカビを簡単に拭き取ったあとに、レンズ後端から分解をして、絞り前後のレンズにあったカビを清掃しました。これで大丈夫だと思って組み立てたのですが、光を当てるとクモリが残っています。よく見ると最後尾のレンズの内側の面が曇っているように見えます。この面はミノルタ特有の緑色のコーティングがあるところで、webによると、ちょっと触るだけでコーティングが剝がれてしまうとのことでしたので、今回は全く触らずにいました。このままでは中途半端な状態ですので、そのうちコーティングを触って清掃するしかないか、と思っています。
とはいえ、クモリありで撮影したらどんな感じになるのかと思い、夕暮れの街に持ち出して撮影です。望遠気味で使いたかったので、マイクロフォーサーズ機で撮影しました。
とはいえ、クモリありで撮影したらどんな感じになるのかと思い、夕暮れの街に持ち出して撮影です。望遠気味で使いたかったので、マイクロフォーサーズ機で撮影しました。
夕暮れになり灯りが気持ちよく滲んでくれました。
以前にも取り上げましたが、このレンズはバブルボケが出るレンズとして知られています。
もっと近づいてみましょう。大きなバブルが出てきました。
このレンズが活躍するのは、薄暮の夕暮れから陽が沈むまでの間です。噛みしめるほど味が滲み出てくるレンズです。
OM-D E-M1+ Minolta MC ROKKOR-PF 58mm F1.4
レンズの分解は、自己責任でお願いします。