迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

ヘリコイド付きマウントアダプターで思いっきりマクロ撮影

2025-03-01 09:15:00 | Mount adapter
レンズ側がOMマウントで、ボディ側がソニーのEマウントのヘリコイド付きマウントアダプターですが、ヘリコイドを繰り出すことで、レンズの最短撮影距離よりもかなり寄ることができます。


今回は ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8に前記マウントアダプターを装着して撮影しました。


まずは通常の最短撮影距離45cmで撮影。このくらいまで近寄れます。


マウントアダプターのヘリコイドを目いっぱい伸ばすと約20cmまで寄ることができます。その際のワーキングディスタンスはレンズ先端から9cm、レンズが被写体にくっつきそうなくらい近寄れます。ここまで拡大できます。

 NEX-3N+ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8

かなり活躍できるシーンが多くなりそうです。
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個性的な立体感がすごいオールドレンズ CANON FD50mm F1.4

2025-02-21 23:57:18 | FD,FL, EF lens made by CANON
今日のレンズは、CanonのMF時代の大口径標準レンズ、FD50mm F1.4です。FD50mm F1.4としては初代のレンズになります。1971年3月から発売されました。半世紀以上前です。同じ50mmF1.4としては、以前にFD50mm F1.4 S.S.C. (II)を取り上げましたが、今日のレンズの2代後になります。ずっしりと重く、いかにもガラスがしっかり詰まっています、というレンズです。

  レンズ構成 6群7枚
  最短撮影距離 0.45m
  フィルター径 55mm
  重量 370g

都内の中古カメラ店のジャンク売り場から救出したものです。表面の少しのカビは清掃しましたが、分解がうまくできなかったので内側の小カビはそのままにしてあります。
解放F値では、けっこう滲みます。柔らかく味がある描写をします。

もう少し近づいてみましょう。後ろボケは二線ボケの影響でしょうか、独特のくっきりとした形状のボケが現れます。


背後に光を入れると、癖のあるたくさんの玉ボケが現れます。なかなか立体的な絵になります。


さらに近づいて最短撮影距離付近では、きれいなボケが出て立体的な画面が素敵です。
 いずれもSONY α7+CANON FD50mm F1.4 

かなり個性的な写りをするレンズですが、こういうレンズは好物なんです。
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早咲きの桜、開花宣言してよいですか

2025-02-17 18:05:47 | Four Thirds
3日前に一輪二輪咲いていた、公園の早咲き桜ですが、今日は5、6輪咲いていました。開花宣言してもよいですか。






多くはまだつぼみです。でもピンク色が濃くなっています。
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早咲き桜が一輪二輪咲いています

2025-02-14 23:33:53 | Four Thirds
公園の早咲き桜が一、二輪咲きました。今年はここのところ寒い日が続いたので、昨年より開花は少し遅いようです。


多くはまだつぼみです。
つぼみの先がピンクになっています。
もう少しで開花しそうです。

  OM-D E-M1mkII+ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macro

ただ、予報によると来週火曜から、また寒波がやって来るそうです。そうなると開花は遅れるのでしょうか。
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使いやすい準パンケーキレンズ COSINA 50mm F2

2025-02-09 17:15:00 | Miscellaneous Lens
今日のレンズはコシナのMFタイプの標準レンズ COSINA 50mm F2(K-mount)です。薄型の準パーケーキレンズの形状をしています。


以前に紹介したリコーのRIKENON P 50mm F2と同じようなレンズですが、スペック的には最短撮影距離が異なり、全長は若干厚くて重量も増えています。

 レンズ構成:*群*枚
 最短撮影距離:0.5m
 重量:165g
 フィルター径:49mm

コシナの50mmF2のレンズとしてはCOSINON-Sという表記の50mmF2のレンズは良く見かけますが、COSINA 50mm F2はあまり見かけないようです。ネットで検索すると、海外の通販サイトに、Cosina CT1 Superに付いているCOSINA 50mm F2が出てきました。もしかすると海外での販売用に名前を変えたのかもしれませんが、COSINON-Sと同じモノかどうかは不明です。


写りのほうはどうでしょうか。まずは遠景です。解像力はなかかな良いです。絞り開放ではわずかに周辺光量落ちがありますが、同様のスペックのレンズとしてはかなり良いほうかと思います。

近接撮影ではしっかり玉ボケが出ます。50cmまで近づけるので、最短撮影距離が0.6mであることが多いパンケーキレンズよりは使いやすいです。

絞り開放では、周辺には少し口径食の影響が出ます。

被写体まで適度な距離の場合は、ちょっとだけザワザワとした後ろボケが発生します。個人的にはこういうボケは面白くて好きです。

 いずれもSONY α7+RIKENON P 50mm F2

しっかり写る、使いやすい準パンケーキレンズというところです。


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羽田名物、2機の平行着陸

2025-02-07 23:11:38 | Micro Four Thirds
日本一離発着の数が多い羽田空港。その名物が2つの平行滑走路への同時着陸。南風運用時の15時以降は、北側からA滑走路とC滑走路の両方に着陸機がやって来ます。



タイミングが良いと同時並行して進入してくる姿が見えます。




 いずれも OM-D E-M1mkII+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.

次から次にやってくるので、休む暇がありません。
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珍しい冬場の南風運用でパチリ

2025-02-02 16:46:28 | Micro Four Thirds
先日の羽田空港、昼過ぎまでは北風運用だったのですが、15時を前にして急に南風運用に変更になりました。冬場の一番寒い時期の南風運用は珍しいので、B滑走路からの離陸が見える場所に急いで向かいました。
まずはB滑走路からの離陸機。

以前、5月に訪問した時とは異なり、冬場は陽炎に影響されず遠くまできれいにみえます。ゲートブリッジがクリアに見えて、通行している車までしっかり分かります。A滑走路への着陸機を絡めて。

スカイツリーもきれいに見えています。

B滑走路からの離陸機、C滑走路への着陸機、地上走行機、全部見えます。
 いずれも OM-D E-M1mkII+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.

さすが日本一の発着回数を誇る羽田空港、わずか1時間の撮影でしたが、めったにない素晴らしいシーンをたくさん見ることができました。
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梅の花が咲いています

2025-01-30 17:13:22 | Four Thirds
近所の公園に梅が満開になっている木がありました。



まだまだ寒い日が続いていますが、春はちょっとずつ近づいてきているようです。
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隣の人のカメラが気になります

2025-01-29 23:38:30 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY
最近、カメラ量販店に行くと、なかなかのプライスがついたカメラが並んでいます。30万円は当たり前、中には50万とか80万円とかの値札が付いています。レンズも同様に20万や30万円は普通です。こんな高価な高級カメラが売れるんですね。
先日、これらの高価なカメラとレンズを目にしてきました。羽田空港の撮影ポイントでは、たくさんの愛好家の方が大きなレンズを付けたカメラで撮影しています。皆さんがどんなカメラとレンズで撮影しているのか気になって、思わず見入ってしまいました。
左隣の20代くらいの方は、EOS R6 Mark II+RF100-500mm。右隣の50代と思われる方は、Z8+Z28-400mm。さらにその隣の60代くらいの方は、α9III+FE100-400mm。新品で購入すれば、それぞれ、70万円、80万円、100万円コースです。皆さん、良い写真撮りたくて買っているんですね。すごいです。私のような貧乏アマチュアカメラマンには到底手が出ません。
その日私が持っていたのは、これ。


中古で、さらに自治体の還元キャンペーンも活用して、カメラとレンズの合計は実質1万5千円くらいでした。
もちろん100万円コースの機材には敵いませんが、まあ写りはそこそこ、と思っています。


「100万円あったらな。いいなあ。いいなあ。いいなあ」 心の声です。



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ドクターイエローを見た!

2025-01-25 23:34:34 | Micro Four Thirds
昨日、電車に乗って移動をしていたところ、車窓から東京駅に向かう黄色い新幹線がちらっと見えました。「あれ、今日走るんだ。どこかで下りを撮影したい」と思いましたが、以前に撮影した場所はきっと混みあっているのだろうし、あと15分くらいで来てしまうと思われるので、近くで簡単に新幹線が見えるところで待つことにしました。
この場所は新幹線の線路の隣に多数の線路があり、電車が来て被って見えない可能性がある場所なので賭けになってしまいますが、仕方ありません。
さて待つこと約15分、遠くに黄色い車体が見えてきました。下りのドクターイエローがやってきました。運良く被っていません。
 OM-D E-M1mkII+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S. 

どんどん近づいてきます。
 OM-D E-M1mkII+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.

 OM-D E-M1mkII+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.

 OM-D E-M1mkII+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.

目の前までやってきました。
 SONY SLT-A55+Tamron 18-270mm F3.5-6.3 Di II PZD

 SONY SLT-A55+Tamron 18-270mm F3.5-6.3 Di II PZD

上りの新幹線がやってきました。そして後尾が目の前に来ると同時に被りました。
 SONY SLT-A55+Tamron 18-270mm F3.5-6.3 Di II PZD

あとで写真で確認すると、2025年1月末で引退するとアナウンスされているJR東海所属のT4編成でした。引退する直前に見れたのはラッキーでした。
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冬枯れの公園で Cosina AF 100mm Macro F3.5

2025-01-18 23:30:17 | Lens made by COSINA
この季節の公園は、ただただ冬枯れの姿ばかりです。


名残の紅葉

新しい芽吹きの準備は着々と進んでいます。
  SONY α55+ Cosina AF 100mm Macro F3.5
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夜の街を歩いてみた PENTAX 01 STANDARD PRIME 8.5mmF1.9

2025-01-08 23:19:50 | PENTAX-Q
夜が長い季節です。カメラ持って夜の街を歩いてみました。今日は、Pentax Q7と単焦点レンズ01 STANDARD PRIME 8.5mmF1.9の、重量237gという最小の組み合わせをポケットに入れて、夜の街に繰り出しました。小さくても写りは抜群なんです。


 PENTAX Q7+01 STANDARD PRIME 8.5mm F1.9 
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今年もよろしくお願いいたします Altix n+Trioplan 50mm F2.9

2025-01-03 17:05:31 | Lens made in GERMANY
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2025年最初の写真は、旧東ドイツのVEB Altissa-Camera-Werk製のAltix nです。


1958年頃に発売されたレンズ交換が可能な目測式レンジファインダーカメラです。ボディ側のリングを回してレンズを着脱するスピゴットマウントになります。レンズはMeyer-Optik Trioplan 50mm F2.9。レンズ名の通り3群3枚のトリプレットです。


マイナーなマウントですのでアダプターは市販されていなかったので、マウントを改造してデジタルで撮影できるようにしました(現在は3Dプリンターで作製したマウントアダプターが市販されているようです)。
このレンズはバブルボケをするレンズです。


今年も、あまり陽の目をみないレンズやカメラにスポットを当てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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1年間どうもありがとうございました 2024年大晦日

2024-12-31 21:15:05 | レンズ目次
2024年もついに大晦日になってしまいました。
写真は、入間航空祭でのブルーインパルス(撮影日:2024/11/03)。2機がくっついて?飛んでいます。

  Pentax K-30+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II(Model A18) 

オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macro(フォーサーズマウント)

まだ眠っている「迷レンズ」もたくさんあります。
来年も少しずつ紹介していきたいと思っています。

今年も「迷レンズ探訪」を訪れていただき、たいへんありがとうございました。
2025年もよろしくお願い申し上げます。
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キレッキレの大口径中望遠マクロレンズ ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macro

2024-12-27 16:23:26 | Four Thirds
今回のレンズは、前々からぜひ手に入れて使ってみたいと思っていたレンズです。オリンパスのフォーサーズマウントの中望遠マクロレンズZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macroです。
以前は注目度が低かったせいでしょうか、中古で意外に安値がついていましたが、最近は結構高騰していて、なかなか手が出ない状態でした。先日、まあこれならなんとか買えそうだなという出物があり、ようやく入手することができました。

 レンズ構成:10群11枚
 最短撮影距離:0.24m
 重量:300g
 フィルター径:52mm

マクロレンズとしては、とても明るいレンズで、35ミリフィルム判換算で100mm F2の大口径中望遠マクロレンズとなります。オリンパスはフィルムカメラ時代から開放F2のマクロとして50mmF2と90mmF2がラインナップされていました。現在のマイクロフォーサーズのラインナップにはF2の大口径マクロレンズは存在しませんので、このZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macroがデジタル用としては唯一の大口径マクロレンズとなっています。
マイクロフォーサーズのカメラにマウントアダプターのパナソニックDMW-MA1を介して装着して撮影しています。

フォーサーズレンズ群の中では、HG(ハイグレード)タイプに属する高性能レンズですので、写りのほうは期待できそうです。
まずは、近接撮影。紅葉の葉脈がきれいに再現できています。背景はなだらかにボケています。

花の中心はしっかり解像しています。キレッキレですね。背後も穏やかなボケのようです。

もう少し離れた距離で。ピント合致部分は切れ味抜群、ボケはきれいです。


さらに遠景。ロボット兵にピント合わせました。きれいに解像しています。

    OM-D E-M1+ ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macro

ファインダーの中で見ているだけでもキレッキレなのがわかります。久しぶりに、撮っていてワクワクする楽しいレンズに出会いました。AF速度がもう少し早いと100点満点なのですが・・。本当に素晴らしいレンズです。


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