ペンタックスのMF時代のAシリーズの100ミリマクロレンズsmc PENTAX-A MACRO 100mm F2.8です。
ペンタックスの100ミリマクロは、スクリューマウント時代はBellows-takumar100mmF4(3群5枚)、smac Macro-TAKUMAR 100mm F4(3群5枚 最大拡大倍率1:2)などがありました。その後、Kマウントになり、代表的なMF用としては下記のレンズが知られています。
①smc Pentax 100mm F4 Macro(3群5枚 最大拡大倍率1:2)
②smc Pentax-M 100mm F4 Macro(3群5枚 最大拡大倍率1:2)
③smc Pentax-A 100mm F2.8 Macro(7群7枚 最大拡大倍率1:1)
今回取り上げる③は、開放F値が2.8と明るくなって、さらに等倍マクロとなった画期的な高性能レンズでした。ここで紹介しているレンズは某中古販売店でジャンクとして売られていたもので、外観と内部に少し汚れがあります。
このレンズの後はAF用になり、レンズ構成も新たになったsmc Pentax-F 100mm F2.8 Macro(8群9枚 最大拡大倍率1:1)が発売されています。
大ぶりなヘリコイドは滑らかに動きマニュアルでのピントが合わせやすいレンズです。最大に繰り出すとこれだけ伸びます。
レンズ構成 7群7枚
最短撮影距離 0.31m
フィルター径 58mm
重量 470g
さすがに、高性能マクロ、とてもシャープです。
ボケもなかなかきれいです。
いずれもSONY α7+smc PENTAX-A MACRO 100mm F2.8
なかなか写りがよいので、もっと使ってみたいレンズです。