ペンタックスのMF時代Mシリーズの標準ズームレンズsmc PENTAX-M 40-80mmF2.8-4です。さすが変な焦点距離が好きなペンタックス、40-80mmという何とも面白い焦点距離のズームレンズを出していました。
レンズ構成 7群7枚
最短撮影距離 1.2m
フィルター径 49mm
重量 395g
焦点距離は回転ズームリングで変更します。80mmのところでマクロ機構が使えるのですが、このマクロ時には直進操作になります。回転と直進が混在する面白い機構になっています。最短撮影距離が1.2mですので、広角側40mmの時は全く寄れずに使いにくいのですが、80mmでは直進マクロで0.37m程度まで寄れるので、面白い使い方ができそうです。
写りのほうはどうでしょうか。まずは遠景、しっかり写ります。(40mm)
広角側40mmの時の絞り開放での最短撮影距離付近です。あまり近づけないのですが、背後の小さいボケがけっこう強く主張しています。
望遠側80mmの時に絞り開放で寄ると、背後のボケが少しずつ主張し始めます。
マクロ機構を使ってさらに寄ると、後ろボケがバブルのような形のボケが出ることがあります。なかなか面白いレンズです。
いずれもSONY α7+smc PENTAX-M 40-80mmF2.8-4