おえちゃんの独り言

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カプリ島とイタリア縦断ハイライト9-3

2011年06月03日 11時38分14秒 | イタリア旅行
イタリア旅行 第3日目 5月18日(水)そのー1

昨夜は、11時過ぎに眠ったが、3時頃に目が覚めてしまいました。
暗い空に満月が煌々と輝いて見え、今日のお天気は、絶対晴れだと思いました。

朝、青い空、眩しい太陽がさんさんと照りつけてはいるが、肌がひんやりと感じる
気持ちのよい日になりました。

今日は、ローマ市内観光の一日です。

午前9時、大型観光バスに、日本人と現地の女性ガイドさん2人が同乗し、コロッセオに向かって30分あまり走りました。
今回の旅行では、イヤホンガイドをつけて説明を聞くことができ、とても便利です。

車窓から眺めるローマ市内の街路樹として植えられている松は、日本のものと
異なり、上の部分だけ丸く枝を残した面白い姿で並んでいました。

   
       丸い帽子のような松の街路樹


市内のあちこちに古代ローマの遺跡が見られ、採掘中の遺跡もあるため、
市内は、とても埃っぽく、又道路も狭いせいか、車の渋滞があちこちで
見られました。
又、古い建物は、内部のみ改装して利用されているのです。

   
         一般の住宅や事務所

  
途中、騎馬隊の一行が、石畳の上を通り抜けていきました。

   
         騎馬隊(観光用ではありません)

コロッセオは、紀元80年頃に古代ローマ初の娯楽施設、巨大な円形闘技場として
完成したもので、テレビや、本などでよく目にする遺跡です。
コンスタンティヌスの凱旋門と並んだ目前の遺跡は、ローマの繁栄をもの語るようで、
その巨大な存在感に圧倒されました。

  
         コロッセオ、全景

  
         観光客があふれるコロッセオ

  
         コンスタンティヌスの凱旋門

  
         中にいる人が、小さく見えます
      
見学時間が短いため、中へも入れず、一周してみることもできず、とても残念でした。

再びバスに乗り、ベネチア広場(ビットリオ・エマヌエレ2世記念堂)や
フォロ・ロマーノ(ローマ帝国の栄光を物語る政治・経済の中心地だった遺構)、
サンタンジェロ城、マツツィーニの像などは、車窓からの見学でした。

   
        フォロ・ロマーノ

   
        ベネチア広場(ビットリオ・エマヌエレ2世記念堂)

     
そして、映画「ローマの休日」で、有名な”トレヴィの泉”へ。
大勢の観光客で大変な混雑でした。「泉に背中を向けてコインを投げるとローマを再訪できるとか」。泉の底には投げ入れられたコインが溜まっていました。

   
             トレヴィの泉
          
    
        バロック様式の彫刻が美しいトレヴィの泉
        
泉のほとりでコインを投げる瞬間を、カメラに収めるため、順番を待ちました。
撮り終ると、国籍を問わず、誰もが順々に場所を空けてくれることが、新鮮に見えました。

ガイドさんお薦めのジェラードを食べながら、一息ついた後、すぐ近くのスペイン広場まで、歩いていきました。

この場所から、映画「ローマの休日」のストーリーが展開していく場所です。
広場から続くスペイン階段の上には、トリニタ・ディ・モンティ教会の美しい姿がありました。

    
        スペイン階段

    
        スペイン広場賑わい

    
        聖堂が立ち並ぶローマ市街

30分あまりのフリータイムが終わり集合時間になったが、2人足りません。
北海道から参加していた70歳台の女性です。

添乗員と日本人ガイドさんが、イヤホンガイドで呼びかけたり、階段を下りて、
探したりしたが見つからず、私達は現地ガイドさんの案内で、昼食のレストランヘと
先に移動しました。

お昼は、イタリア最初のパスタ(トリコローレ)とメインの豚肉と生ハムのお料理、デザートは、甘いケーキでした。
これ以後、食事は常に3点コースのお料理で、前菜はパスタかリゾット、メインは、
豚肉や鶏肉、魚料理、デザートはケーキです。
デザートのケーキは、さすがにお腹がいっぱいで、食べたくないほどでした。

     
  緑色(黒っぽく見える)のパスタ(トリコローネ)        豚肉と生ハムの料理

昼食を食べ終わった頃、2人が無事ホテルまで戻っていたことが報告されホットしました。
後で聞いた話によると、トレヴィの泉で、集合場所を間違え、途方にくれたが
バスの中で添乗員から聞いた「迷子になったら、まずホテルへ戻るように」との
注意を覚えていて、タクシーで、ホテルへ戻ったのです。
ホテルで、日本語が達者なホテルマンに事情を話し、JTBイタリアの連絡システムで、
無事次の見学地、バチカン美術館で合流することができたのでした。
旅なれた2人の行動と度胸に、感服しました。
コメント (2)
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