おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

カプリ島とイタリア縦断ハイライト9-7

2011年06月19日 09時00分00秒 | イタリア旅行
イタリア旅行 第6日目 5月21日(土)

フィレンツェ~ピサ~フィレンツェ

今日は、午前中はピサの斜塔観光、午後はフィレンツェ市内観光です。

朝8:20集合、現地日本人ガイドも乗り込んで、バスでピサへ向かいました。
約1時間後、ピサに到着。

    
        道路の両側に立ち並ぶ露天商のテント
    
憧れだったピサの斜塔(ピサのドゥオーモ広場=世界遺産)が、とても大きく今にも倒れそうな感じで、目の前に見えるのです。

    
        城壁をくぐると最初に見えた斜塔

思わず、「すご~い」と、声があがりました。
観光客の人数もハンパではありません。どのくらいの人数なんだろか?
ここでも、スリに十分注意するようにと、ガイドさんから忠告されました。

ピサは、13世紀に東方貿易で繁栄を極め、ジェノバやヴェネツィア、アマルフィと並ぶ4大海洋王国として勢力を誇ったところです。
ロマネスク様式のドゥオーモや、斜塔、洗礼堂、など真っ白に輝く大理石の建築物が並ぶ広場は、
緑の芝生と青い空に映えて、その美しさに魅了されました。

まず、洗礼堂に入りました。柱廊部分には、人物の彫像が沢山飾られています。
ドーム状の高い天井(二重構造)は、音響効果がよく、堂内中央の洗水盤の前での、
エコーの実演も聞く事ができました。

   
           洗礼堂の美しい姿

   
           ニコラ・ピサーノの説教壇

   
         エコーの実演を二階から聞きました

   
           青空に映える彫像  

続いて、広場の中心にある壮大な建築物ドゥオーモの中へ。
内部はピザンチン様式の装飾で飾られ、荘厳な雰囲気です。
ガリレオのランプにも、灯りが燈されていました。

   
           ドゥオーモ正面

   
           ドゥオーモの中央長廊

   
        金色のモザイク画が輝くドゥオーモの後陣

   
            ガリレオのランプ

そして、斜塔へ。
斜塔の高さは58.36m、重さ1万4200t、傾斜は約4mあります。
傾いた原因は、軟弱な地盤に建てられたため、地盤沈下によって傾斜していったのです。

   
          斜塔をささえるポーズでパチリ!

一気に傾いたわけではなく、3層部分で5cm、6層部分で90cm、
1372年頂上部と、中心軸を調整しながら完成、傾斜は1.43mになっていた。
その後も徐々に傾き続け、1817年には、3.87mの傾きとなった。

  斜塔に登りたかったが、300段の階段を登るのは、時間的にも無理だったため、
広場で斜塔を支えるポーズで写真を撮ったり、その美しい姿をこころゆくまで眺めました。

   
        広場の赤い気球と大理石の建物が美しい

そして、2時間のピサ観光を終えて、バスの駐車場まで歩き出しました。
突然、若い女性が赤ちゃんを抱えて、すり寄ってきたのです。
一瞬、大きな声が上がり、ジプシーーのスリだとわかりました。
気がついたときには、時すでに遅しです。グループの女性が被害にあいました。
お財布だけ抜き取られたのです。

38名のメンバーが2列になって歩道を歩いていたが、反対側の歩道から突然
出てきて、前、中央、後部の3箇所を、一度に襲ったのです。

広場は大勢の観光客で混雑していたが、「何事もなくてよかったね」と話を
していた矢先の出来事でした。

それ以来、すべてを用心するようなスタイル(ショルダーバックは、体の前で、
開け口に手をかけている)になりました。

再びバスに乗り、フィレンツェへと向かいました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする