お父さんのラッパばなし/作:瀬田 貞二 絵:堀内 誠一/福音館書店/2009年
お父さんが、中学一年のお姉ちゃん,小学五年のお兄ちゃん、幼稚園に通っているもとちゃんにしたお話が14話のっています。
いずれも10分以内で話せそうで、どちらかといえば、少人数に語るのがよさそうです。
お父さんが船のかまたきになって、船が沈没したり、超高層ビルの窓ふきになって百階の窓からおちそうになったり、靴屋の弟子になったり、バグダットで、催眠術をつかった泥棒を捕まえたりと、地球をぐるっとまわった楽しい冒険話です。
本当かなと思いながら、お父さんのラッパばなしにハラハラ、ドキドキ耳をかたむける子どもの様子が浮かんできます。