どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

せかいで いちばん すてきな ないしょ

2021年09月06日 | 絵本(外国)

     せかいで いちばん すてきな ないしょ/作・クリフ・ライト 訳・おかだよしえ/学習研究社/2009年

 

 だいのなかよしの三頭のくまさん。しろくん、くろくん、ちゃいろくん。

 魚釣りをしていると、空が急に暗くなり、雨も風も強くなり、ボートがめちゃめちゃ。

 ちゃいろくんのお家もばらばらになり、怪我もしてしまいます。

 くろくんは、ちゃいろくんを自分のおうちにつれていき、包帯をしてあげたり、ジュースをもってあげたり、本をすすめたり。

 ところが、ねてばっかりの ちゃいろくんは、つまりません。

 つぎのひ、「ちょと でかけてくる」と、くろくん。次の日も、次の日も。窓からのぞくとしろくんも いっしょ。荷車でいったり きたり。ビーバーもリスも木をはこんでいます。おまけに おおかみさんまで。

 「みんなで ボートを つくってるんだ」「ずるいや! ぼくを なかまはずれにして」と、おおあばれする ちゃいろくん。

 そんな ちゃいろくんを くろくん、しろくんは どこかに つれだしました。森のなかにあったのは?

 

 だいすきな友だちのために、くろくん、しろくん、森の仲間で 素敵なプレゼントする 心が あったかくなる絵本です。