せかいで いちばん すてきな ないしょ/作・クリフ・ライト 訳・おかだよしえ/学習研究社/2009年
だいのなかよしの三頭のくまさん。しろくん、くろくん、ちゃいろくん。
魚釣りをしていると、空が急に暗くなり、雨も風も強くなり、ボートがめちゃめちゃ。
ちゃいろくんのお家もばらばらになり、怪我もしてしまいます。
くろくんは、ちゃいろくんを自分のおうちにつれていき、包帯をしてあげたり、ジュースをもってあげたり、本をすすめたり。
ところが、ねてばっかりの ちゃいろくんは、つまりません。
つぎのひ、「ちょと でかけてくる」と、くろくん。次の日も、次の日も。窓からのぞくとしろくんも いっしょ。荷車でいったり きたり。ビーバーもリスも木をはこんでいます。おまけに おおかみさんまで。
「みんなで ボートを つくってるんだ」「ずるいや! ぼくを なかまはずれにして」と、おおあばれする ちゃいろくん。
そんな ちゃいろくんを くろくん、しろくんは どこかに つれだしました。森のなかにあったのは?
だいすきな友だちのために、くろくん、しろくん、森の仲間で 素敵なプレゼントする 心が あったかくなる絵本です。